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http://japanese.engadget.com/2013/12/11/ubuntu-2014/


Ubuntu スマートフォンは2014年発売、カノニカルが携帯電話メーカーと契約 - Engadget Japanese


超ハイエンド携帯 Ubuntu Edge 開発計画は残念ながら頓挫してしまいましたが、Ubuntu OS スマートフォンは2014年にも登場しそうです。

Ubuntu とその開発主体 Canonical (カノニカル)社の創業者マーク・シャトルワース氏は、現在 Ubuntu 携帯について複数のメーカーと協議しており、2014年にもハイエンドスマートフォンとして製品化予定であることを明らかにしました。

シャトルワース氏はリンク先 CNET に対して、カノニカルはすでに携帯電話メーカー1社と契約を結び、Ubuntu 搭載のハイエンドスマートフォンを2014年に発売予定であるとともに、「自社ブランドを持ち世界規模で販売している4つの企業」とも取締役会レベルで協議中と回答しています。

同氏はまた、Android やiOS の牙城を崩すのは容易では無いと認めつつ、Ubuntu 携帯の販売にあたっては数量も重視すると述べています。

なお Ubuntu 携帯は『他社の新モデルよりもフレッシュかつクリーンで使いやすい外観』で、アプリケーションについては『Android 版とUbuntu 版を超簡単に同時開発できるようになる』としています。


Ubuntu 携帯といえば、今年はクラウフドファンディングで3200万ドル(約32億円)の出資を募集し話題となった超ハイエンドスマートフォンUbuntu Edge がありました。



結果は目標に届かず終了となりましたが、最終的に2万人の個人出資者やBloomberg などの企業から1280万ドル(約13億円)という巨額の出資を集めたほか、多くのメディアや企業から注目を集めるなど宣伝としても効果がありました。

これについてシャトルワース氏は『Ubuntu Edge キャンペーンを通して得られた注目や支持は、2014年にも登場するUbuntu 携帯にとって多大な後押しとなるだろう』と述べていますが、今回の契約など、Ubuntu 携帯は今のところ氏の思惑通りに進んでいるようです。