日本では来年までおあずけの Xbox One の話題。マイクロソフトは、本体発売と同時の Day One アップデート以降では初となるシステムアップデートを実施しました。
主な内容はセカンドスクリーン機能 SmartGlass やマルチプレーヤー周りなどの不具合修正。ですが Xbox One では初の通常システムアップデートとあって、360とは多少勝手が違う部分もあります。
注意点のひとつは、「インスタントオン」モードで自動ダウンロードをした場合、声で起動する「Xbox, On」が一時的に無効になること。
Xbox One はオフにしたあとも低消費電力で待機する「Instant On」モードを備えており、この状態では「えっくすぼっくす、オン」と発音するだけで電源が入る、特徴的な音声起動が使えます。
インスタントオン状態では定期的にネットに接続してシステムアップデートの有無を確認し、あれば自動でダウンロードする機能もありますが、システムアップデートのダウンロード後は電源が完全に切れる ため、音声ではなく手で電源を入れる必要があります。
アップデートがいつの間にかダウンロードされていた場合は、普段のように呼びかけても反応しなくなるため、聞こえなかったのか発音が悪かったのか機嫌が悪かったのか悩んでしまうユーザーもいるかもしれません。
電源投入後は、アップデート適用中画面ののち再起動するのが正常な挙動とされています。アップデートに必要な時間は2分〜5分程度。
インスタントオンを使っていない場合、米国太平洋時間で12日午前2時以降、アップデートをダウンロードして適用するよう促されます。
今回のアップデートで修正される問題は、
- SmartGlass で、Connected Standby に移行・復帰する際の問題
- マルチプレーヤで、ゲームに再参加する際の問題
- 通知が首尾一貫しない問題
- Xbox One の テレビ、システムアップデート、コンテンツアップデートサービスが今後(ユーザー規模が拡大しても) スケーリングするよう改善
- 無線接続の問題を改善するよう、無線ネットワーキングドライバの更新
Xbox One システムアップデートのサポート文書はこちら。いまのところ ja-JP 版はありません。