【今週のオモコロ】12月9日～12月13日までのまとめ

オモコロ広報室

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2013/12/14

　どうも、こんにちわ。オモコロ今週のまとめに駄文を垂れ流す、マッハ・キショ松です。

　以前から不思議に思っていたのですが、人間には「ムダ毛」が生えています。女性は処理をしていたり、男性はボーボーに伸ばしていたり、対応の仕方はいろいろあるみたいですが、ムダ毛がムダ毛であることは一緒。ワックスやトリートメントをつける人なんて聞いたことありません。このムダ毛という言葉を誰が思いついたのか知りませんが、なるほど確かにムダです。意味がありません。　髪はオシャレのためにいじることもできますが、すね毛や腕毛には使い道が全く無いんですよ。

　ですが、僕は一度だけ「ムダ毛の有効活用」をしたことがあります。今回はその話を書こうかと思います。

　僕が男子寮に住んでいた時、100キロ近くあるマッチョの男友達を部屋に泊めていたことがありました。6畳ほどの個人部屋に布団一つで、2週間の同棲生活です。　この本格派のマッチョは色々な事情があって、家に帰ることもできない「捨てマッチョ」　僕も雨に濡れてしまうのはかわいそうだと、ちょっとだけ宿を貸していたのでした。

　僕は、この捨てマッチョがお腹が空かないようにご飯を用意したり、パソコンにエロゲーをインストールされたり、一つしかない布団を奪われて床で寝たりしながら、同棲生活を続けていました。

　ところで、皆さんは捨てマッチョと一緒に暮らした経験はありますか？　捨てマッチョというのは、なかなか愛想がいいもの。すぐに新しい友達も作ってしまいます。　学校が終わって部屋に戻ると、捨てマッチョがゆかいな仲間たちを連れて酒を飲んでいたこともありました。　まあ、にぎやかな男暮らしって感じですね。布団も日に日にワキガ臭くなっていきました。

　しかし、あっという間に時間は経って、いよいよ明日でマッチョとの同棲生活も終わりという日。僕らはみんなで飲み会をやることになりました。アルコールが入ると、わずか二週間の、でも濃密だった二週間の思い出が鮮やかによみがえります。　寝相が悪くて布団を独占する捨てマッチョ、毎食ラーメン屋に通い詰めるヘビー級。エロゲのために長時間パソコンを独占されもしたなー。俺が世話をしていたのは一体何のためだったんだろう…。

　どういうわけか、僕は捨てマッチョを応援したい気持ちが湧いてきました。夜が明ければ、彼はまた家無きマッチョ。筋肉はあっても、居場所はありません。　そういう孤独感っつーか不安感を、ここ二週間感じていたので、何とか頑張ってほしいような気持ちになってしまったのです。　とはいえ、僕にはプレゼントをするお金もなく、口下手でいい言葉も思いつきません。そこで僕はふと思いついた「ムダ毛の有効活用」でマッチョを応援することにしました。

キショ松「よっしゃ！　今からお前の旅立ちを祝って、俺はチン毛を剃るよ」

　2時をまわった男子寮に、止むことのない拍手。パイパン宣言に沸き立つ男たち。酔ったみんなでトイレの洗面台の前に立ち、僕は股間にシェービングクリームを塗りました。T字の剃刀が少しずつ、僕のチン毛をむしり取っていきます。

　少しずつ…少しずつ…チン毛は股間から洗面台へ。　少しずつ…少しずつ…さようなら、僕のチン毛。　少しずつ…少しずつ…こんにちわ、僕らの未来。　少しずつ…少しずつ…。　少しずつ…少しずつ…。　結局、僕のチン毛剃りは一時間近くかかりました。気が付けば酔いも覚め、飲み会も終了。トイレに残っていたのはツルツルになった僕と、マッチョだけ。

　満足げな僕に、マッチョが黙ってバスタオルを持ってきてくれたところで、「オモコロ今週のまとめ（12月9日～12月13日）」をどうぞ！

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