戻る

このページは以下URLのキャッシュです
http://horahorazoon.blog134.fc2.com/blog-entry-5058.html


順平「おい理! ゆかりっちのバストサイズが判明したぞ!」 : ホライゾーン - SSまとめサイト

順平「おい理! ゆかりっちのバストサイズが判明したぞ!」

≫ EDIT

2013-12-15 (日) 21:01  その他二次創作SS ペルソナ   コメント:0   このエントリーをはてなブックマークに追加
1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/12(木) 19:50:55.33 ID:bVVUMatvP

理「……どうでもいい」

順平「なんと※○△×……だっ!!」

理「……近い」

順平「貧相に見えて意外と出るとこは出てるよなぁ……あーたんまんねえ!」

理「……」

順平「なぁなぁ、風花はどうだと思うよ? おれっち的にああいう控えめなのも……」

ゆかり「……」ゴゴゴ

理「……順平、後ろ」

順平「……へ?」


eval.gifデビルサバイバー2 ブレイクレコード(2014年発売予定)





8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/12(木) 20:05:59.26 ID:bVVUMatvP

ゆかり「ほんっとありえない! 最ッ低ですよまったく!」

美鶴「岳羽、気持ちはわかるがまずは落ち着け」

ゆかり「落ち着いていられるわけないじゃないですか!」ダンッ

美鶴「……!」ビクッ

ゆかり「こんなエロ妄想してる野獣どもと一緒に同じ屋根の下で生活してるんですよ!?」

理「いや、僕は違う」

順平「あっ、おま! 一人だけ責任逃れかよ!?」

ゆかり「あんたたちうっさい!!」

理・順平「……ッ!」ビクッ

ゆかり「言っときますけど、先輩だって他人事じゃないんですからね?!」



11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/12(木) 20:12:45.23 ID:bVVUMatvP

美鶴「わ、私が……?」

ゆかり「そうですよ! 先輩だってその……!」

美鶴「?」

ゆかり「け、けっこう胸……大きいし……///」

美鶴「なっ……ば、バカなことを言うな!///」

ゆかり「か、勘違いしないでください! 私は客観的に言ったまでで……!///」



順平「これはもしやあれか? もしや百合ってやつなのか?」

理「ゆり……?」



12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/12(木) 20:19:45.49 ID:bVVUMatvP

ゆかり「つまり男どもの妄想の餌食にされる可能性があるってことです!」

美鶴「も、妄想の餌食……??///」

ゆかり「もしかしたら真田先輩だって裏では……」

美鶴「あ、明彦が!? ま、まさかそんな……!」

ガチャ

真田「ふぅ……トレーニング終了っと」

ゆかり「噂をすれば……」

真田「ん? よう、お前ら。揃いもそろってなに話してるんだ?」

美鶴「あ、明彦……///」

真田「なんだ美鶴、顔真っ赤だぞ。もしかして熱でもあるんじゃ……」スッ

美鶴「ひぅ……!///」



13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/12(木) 20:31:45.96 ID:bVVUMatvP

真田「いきなりどうした、素っ頓狂な声あげて。熱はなさそうだが……」

美鶴「ぁ……あ……///」

ゆかり「せ、先輩……?」

美鶴「す、すまない用事を思い出した! ここで失礼するっ!」ダダッ

ゆかり「あ、ちょっと待って!」

真田「?? どうしたんだ美鶴のヤツ」

ゆかり「なにいってんですか、先輩のせいですよ!!」

真田「はぁ!?」

順平「いや今のは完全にゆかりっちだろ」

理「……」コクリ



16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/12(木) 20:51:22.59 ID:O9O1nxn/0

風花ちゃんのおっぱいちゅうちゅうしたいよぉ…



18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/12(木) 20:52:32.82 ID:VCIClv2i0

風花の癒しナビに惚れてP3買ったわ



17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/12(木) 20:51:49.47 ID:bVVUMatvP

真田「……どういうことだ。もしやさっき話していたことと何か関係があるのか……?」

順平「そうなんすよ先輩~! ゆかりっちってば俺たちを勝手にケダモノ扱いするんすよ?」

ゆかり「だって事実でしょ!?」

順平「いやいや、俺たち男だぜ? あんくらい軽い世間話みたいなもんだっつーの!」

ゆかり「なに開き直り!? ていうかあの情報どこから仕入れたのよ、このド変態!」

順平「ど、どへんた……!?」

真田「あの情報?」

理「彼女のすり……」

ゆかり「い、いうなあああああ!!!///」



19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/12(木) 20:59:22.35 ID:bVVUMatvP

真田「……なるほど、岳羽のスリーサイズか」

ゆかり「……数字言ったら殺すからね」

理「……」ゾワッ

ゆかり「んで順平、情報元は……?」

順平「い、言えるわけないっしょ……」タラタラ

ゆかり「あ?」

順平「ゆ、ゆかりっちってば目がやべえよっ! い、言います! 言いますから!」

順平「と、友近だよ友近! あいつ、保健室で授業サボったときに身体測定の結果覗き見たんだと!」

ゆかり「友近……あいつか。アトデコロス」

順平「ひぃ……!」

理(友近……いいやつだった)



20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/12(木) 21:18:02.17 ID:bVVUMatvP

真田「それで、さっきの美鶴の反応は?」

ゆかり「あ、そ、それは……」

順平「ゆかりっちが桐条先輩に吹き込んだんすよ~。真田先輩も俺らみたいに女子のスリーサイズで妄想してるだろうって」

真田「なんだ、そういうことか。まったくお前らは……」

順平「で、実際のところどうなんすか? 桐条先輩のスリーサイズとか知りたくありません……?」

真田「なっ……知ってるのか!?」

順平「お、食いつきましたね先輩!」

ゆかり「あんたたち……」ゴゴゴ

順平・真田「!?」ビクッ

真田「じ、順平! たまには一緒にランニングでもどうだ?」

順平「あ、あーいいっすね!! 俺もちょうど走りたくてウズウズしてたんすよ!」



22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/12(木) 21:26:06.93 ID:bVVUMatvP

真田「そうか! じゃあさっそく外に繰り出すか!」

順平「了解っす! ほら理、お前も行くぞ!」グイッ

理「……いやだ、めんどくさい」

順平「めんどくさいって……ったくどんな目にあってもしらねーぞ!」ダダッ

ゆかり「あ、ちょこら二人とも! まだ話は……!」

バタンッ

ゆかり「ったく真田先輩まで……やっぱり男子って最悪」

理「……」

ゆかり「……結城君はいかなくてよかったの?」

理「なんで?」

ゆかり「なんでって……」



24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/12(木) 21:36:09.13 ID:bVVUMatvP

理「?」

ゆかり「……っ///」

ゆかり(な、なんで?! なんでこんな顔が熱く……)

理「……それで」

ゆかり「!? な、なに?」

理「……」

ゆかり「……?」

理「……あの数字って、ほんとなの?」

ぶんっ! サッ

理「……冗談」

ゆかり「ちょっと! ほ、本気で怒るからね!!///」



26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/12(木) 21:43:42.60 ID:bVVUMatvP

理「……ごめん」

ゆかり「っもう……なんか君に対しては怒る気にもなれないよ」

理「なんで?」

ゆかり「なんか拍子抜けしちゃうっていうか……君もほんとは順平の話なんかどうでもいいとって思ってたんでしょ?」

理「うん、どうでもいい」

ゆかり「……」イラッ

ゆかり「そ、そこまであっけらかんと言われるとそれはそれでむかつくんですけど……」

理「そう? ごめん」

ゆかり「……結城君、わざとやってる?」

理「いや」



28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/12(木) 21:49:53.05 ID:bVVUMatvP

ゆかり「はぁ……もういいです」プイッ

理「そう……」

ゆかり「……」

理「……」

ゆかり「……」チラッ

理「……なに?」

ゆかり「え、いや……///」

ゆかり(ま、また私ってば……)

理「?」

ゆかり(ほんとに結城君って女子に興味なさそうな感じだよね……さっきのも本心っぽいし)



31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/12(木) 21:59:58.42 ID:bVVUMatvP

理「……ふぁあ」

ゆかり「……」

ゆかり(たしかに順平みたく露骨に変態なのは最低だけど……)

ゆかり(こうも興味なさそうにされると女としてのプライドがズタズタにされた気分……)グッ

ゆかり(……少しカマかけてみようか)

ゆかり「あ、あのさ……///」

理「ちょっと昼寝してくる。おやすみ」

スタスタ

ゆかり「……」

ゆかり(ほんっっっとに興味ゼロみたいねぇ……)プルプル



32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/12(木) 22:06:59.06 ID:bVVUMatvP

ガチャ

風花「ただいま戻りました~」

ゆかり「……」ズーン

風花「ゆ、ゆかりちゃん!? どうしたの?」

ゆかり「あ、風花……おかえり」

風花「う、うん。ただいま……じゃなくて!」

風花「なんかすごく暗いけど……なにかあったの?」

ゆかり「……あのさ、風花……聞いてもいい?」

風花「え……な、なに? 私でよければ何でも……」

ゆかり「私って、女としての魅力ないかな……?」

風花「えええっ!?」



33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/12(木) 22:07:42.63 ID:e3TXmpKO0

ゆかりっち可愛い



34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/12(木) 22:22:49.61 ID:bVVUMatvP

風花「……そ、そんなことがあったの」

ゆかり「うん、なんかスリーサイズばれたことよりかそっちのがショックで……」

風花(そ、そんなに思いつめて……私が何とか励まさなくっちゃ!)

風花「ゆ、ゆかりちゃんは十分魅力的な女の子だと思う……っ!」

ゆかり「ふ、風花……?」

風花「おしゃれだし、かわいいお洋服とかアクセサリーが似合うし」

風花「真面目で、だけど固すぎず……誰にでも優しくて」

風花「私、ずっとゆかりちゃんみたいになりたいって思ってたもん」

ゆかり「ふ、風花……」

風花「だ、だから、そんな落ち込まないでっ! 自信を持って!」

風花「悲しい顔なんて……ゆかりちゃんには似合わないよ?」



35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/12(木) 22:24:18.31 ID:bVVUMatvP

ゆかり「風花……っ! 風花あああっ!」

風花「ちょ、ゆかりちゃん!?///」

ガヤガヤ




ギシッ

理「……」

理(……うるさい)



36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/12(木) 22:30:22.19 ID:LYeNEva30

やっぱり百合じゃないか!



38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/12(木) 22:36:54.18 ID:e3TXmpKO0

百合はいいですねえ
http://www.amazon.co.jp/dp/4403671500/




39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/12(木) 22:39:10.41 ID:bVVUMatvP

風花「……ゆかりちゃん、少しは元気になった?」

ゆかり「うん、ありがと風花……」

ゆかり「はは、なんかバカみたいだよね私ってば……こんなしょーもないことで風花に慰めてもらっちゃってさ」

風花「……あ、あの……ゆかりちゃん」

ゆかり「ん、なに?」

風花「き、気に障ったらごめん……だけど、もしかしたらって思ったこと言うね」

ゆかり「? うん」

風花「もしかしてゆかりちゃん……結城君のこと、その……す、す……///」

ゆかり「ちょまっ……! タイムタイム!///」

風花「えっ、ま……まだなにも……///」

ゆかり「い、いや全部聞かなくてもわかるってば!///」



42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/12(木) 22:58:22.04 ID:bVVUMatvP

風花「じ、じゃあもしかして……!///」

ゆかり「い、いやいや待って! 風花落ち着いて! 一言だけいわせて!」

ゆかり「私は彼のこと一切! これっぽっちも! 露ほどもっ!! 好きなんて思ってないから! わかった!?」グイッ

風花「ぐ、ぐるしい……」

ゆかり「いい!? さっき落ち込んでたのも別に相手が結城君だったからとかじゃなくってただ純粋に……!///」

「そろそろ離してあげなって。苦しがってる」

ゆかり「あ、ごめん風花! つい……」

風花「げほっごほっ……だ、大丈夫……気にしな……いで……」

「それで、なにがあったの?」

ゆかり「そ、それがさ……! 風花が突然、私が結城君のこと好き何じゃないかとか言い始めて……」クルッ

理「……」

ゆかり「……」



45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/12(木) 23:06:56.12 ID:bVVUMatvP

ゆかり「な、なんでここに……へやにもどったんじゃ……」

理「騒がしいから降りてきた」

ゆかり「……さ、さっきのはなし……き、きいてた……?」

理「一部始終」

ゆかり「……っ」

理「……それはそうと、寝てるから静かにしt」

ゆかり「……っ!!///」ダダッ

バタンッ

風花「ゆ、ゆかりちゃ……!」

理「大丈夫?」

風花「ゆ、結城君……ひどすぎます」

理「……?」



47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/12(木) 23:10:12.02 ID:TOGv8KYv0

キタローの人でなし!



48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/12(木) 23:14:38.83 ID:LK5aNoW60

鈍感のレベルじゃねえwwwwwww



49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/12(木) 23:16:49.03 ID:bVVUMatvP

風花「結城君だってわかってるんじゃないですか……ゆかりちゃんのあの反応を見たら」

理「……」

風花「ゆかりちゃん、きっと好きなんですよ……あなたのこと」

理「……」

風花「どうしてそれをわかってて無視するんですか……」

理「……」

風花「気持ちにこたえられないなら……せめてあなた自身の口から伝えるべきです」

理「……僕の、口から?」

風花「……はい。それが結城君の責任だと思います」

理「……責任」



51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/12(木) 23:26:50.67 ID:bVVUMatvP

寮の外

真田「おいおい……俺たちのいない間になにがあったんだ?」ヒソヒソ

順平「お、俺に聞かれても知らねえっすよ」ヒソヒソ

真田「まぁそれもそうか」

順平「しっかしあのゆかりっちが理のこと好きだったとはなぁ……ちょっとショックだぜ」

真田「なんだお前、岳羽のこと好きだったのか」

順平「んーいやそう言われるとそうでもないんすけど……」

真田「けど、なんだ?」

順平「なんつーか……モテない男のモテる男への嫉妬ってやつっすよ」

真田「なんだそりゃ」

順平「先輩もけっこうモテますもんね……おれっちの気持ちなんてわかるわけもないか」ドヨーン

真田「そう悲観するな。お前にもいつか現れるさ、運命の人がな」

順平「慰めはいらねーっすよ……どうせ俺なんて……」ブツブツ



53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/12(木) 23:29:42.58 ID:bVVUMatvP

風花「……結城君」

理「……わかってる」

風花「……」

理「責任は……しっかりとる」

風花「……はい、お願いします」

理「……」

スタスタ

風花(……ゆかりちゃん)グスッ



57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/12(木) 23:36:12.06 ID:bVVUMatvP

ゆかりの部屋

ゆかり「……ひっ……ぐすっ……」

ゆかり(なんで……なんでこんな……っ)

ゆかり(本当は気づいてた……けど、気づかないふりをしてた……)

ゆかり(たぶん、怖かったんだ……その先が予想できたから)

ゆかり「うぅ……っ!」

ゆかり(こんな気持ち抱くなら、いっそ出会わない方がマシだった……っ)

コンコン

ゆかり「っ!?」

「岳羽……いる?」

ゆかり(ゆ、結城君……)



60:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/12(木) 23:40:59.06 ID:bVVUMatvP

「……さっきは、ごめん」

ゆかり「……っ」

ゆかり「ど、どうして謝るの……」

「……君を泣かせた」

ゆかり「……」

ゆかり(私が勝手に泣いたんだ……彼は悪くない……)

「……顔を見て、謝りたい」

ゆかり「……ダメ……こんな顔、……っ、見せらんない」

「……」

ゆかり「……このままで、話して」

「……わかった」



63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/12(木) 23:51:14.83 ID:bVVUMatvP

廊下の隅

風花「ゆかりちゃん……」

順平「あのー……なんで俺らまでこんなこと……」

風花「しっ! 静かにして順平君!」

順平「お、おう……悪ぃ」

風花「……あ、結城君が座り込みました!」


順平「……な、なんか風花のヤツ性格変わってません?」ヒソッ

真田「それだけ岳羽の恋を応援してやりたい気持ちが強いってことだろう」

順平「女って変なところで団結したりしますもんねぇ、わかんねえなぁ……」



64:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/12(木) 23:54:05.75 ID:bVVUMatvP

ゆかり「……結城君、私こそごめん」

「なぜ?」

ゆかり「私の一方的な思いを押し付けて……君に謝らせちゃった」

「……」

ゆかり「君が謝るってことは……私、振られちゃったんだよね」

「……」

ゆかり「はは、なんか惨めだな……どうせならちゃんとした形で自分の気持ち、伝えたかった」

「……今からでも遅くない」

ゆかり「……そんなの、もう意味ないよ」

「……」



65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/12(木) 23:56:57.11 ID:bVVUMatvP

「でも、伝えるべきだと思う……後悔しないためにも」

ゆかり「……」

「僕も……自分の言葉でそれに応える」

ゆかり「……わかったよ」

「……」

ゆかり「っ……私ね……」

「……うん」

ゆかり「き、君のこと……好き」


「……ありがとう……でも、その気持ちには応えられない」

ゆかり「……うん……っ」



67:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/13(金) 00:03:28.73 ID:X6bVjd8bP

風花「ゆか゛り゛ちゃ゛ん……」ポロポロ

順平「お、おいおい……声聞こえるぜ?」

真田「それにしても結城のヤツ、岳羽の告白を断るってことは他に想い人がいるってことだよな」

順平「あいつにぃ? まっさか、ありえませんよぉ」

真田「だったらなぜ断る」

順平「そ、そりゃーあれじゃないすか……ゆかりっちのあの性格が」

風花「順平君……?」

順平「よ、良すぎて自分と釣り合わないからー……とか?」アセアセ



70:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/13(金) 00:10:14.07 ID:X6bVjd8bP

真田「んなわけあるか」

順平「……先輩、もしかしてちょっと不安に思ってます?」

真田「!? なっ、ど、どうしてだ……?」

順平「もしかしたらその理の思い人ってやつが桐条先輩なんじゃないかーって」

真田「ば、バカか……っ。そんなのありえないだろう」

順平「ありえなくはないんじゃないすかー? もしかしたらすでに恋は発展していて両想いかも……」

真田「……っ」

真田(ま、まさかそんな……いや、そもそもなぜ俺は焦っている友人恋だ喜ばしいことじゃないか……)アセアセ

順平(ほんとわかりやすい人だよなぁ……)



72:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/13(金) 00:16:45.50 ID:X6bVjd8bP

ゆかり「……結城君、私こそごめん」

「なぜ?」

ゆかり「私の一方的な思いを押し付けて……君に謝らせちゃった」

「……」

ゆかり「君が謝るってことは……私、振られちゃったんだよね」

「……」

ゆかり「はは、なんか惨めだな……私ってやっぱり魅力ゼロ?」

「……そんなことない」

ゆかり「……ふふ、優しいんだね」

ゆかり「でもわかってる、結城君からしたら私なんて女として見れなかったってことだよね。それくらい私にも……」

「……心に」

ゆかり「……え?」

「心に決めた……婚約した人がいるんだ」

「だから、岳羽の気持ちには答えられない」



75:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/13(金) 00:20:43.70 ID:X6bVjd8bP

風花「こ、婚約!?」ガタッ

順平「う、うそだろぉ!?」

真田「み、美鶴……っ!」ブワッ

理「……」

風花「あっ……」

理「……いつからいたの」

風花「そ、その……二人のことが心配で……」アセアセ

順平「な、なんつーか俺たち親友じゃん? 親友の悩みは見過ごせないっていうか……」

真田「美鶴……くそっ! どうしてだ……っ」

理「……盗み聞きはよくない」

風花「す、すみません……」



77:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/13(金) 00:25:17.22 ID:X6bVjd8bP

「え、ちょ……結城君? 風花たちもいるの!?」

ガチャ

ゆかり「じ、順平に……真田先輩まで」

風花「ご、ごめん……ゆかりちゃんのことが気になって」

ゆかり「……っ、わ、私いろいろ恥ずかしいこと言ってた気がする……っ///」カァア

順平「大丈夫大丈夫! 気にすんなって!」

ゆかり「あ、あんたは気にしろォ!!」ゲシッ

順平「ぐへぁ!」

ゆかり「っていうか結城君……その、婚約って……」

真田「あ、相手は美鶴か……? 美鶴なのか? 玉の輿か!?」



79:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/13(金) 00:30:47.51 ID:X6bVjd8bP

理「えっと……その」

「あ、お兄ちゃん!」

ゆかり「え!?」

順平「お、おに……?」

タタッ

「お兄ちゃーんっ!」ダキッ

理「わっと……」

ゆかり「こ、この子は……?」

理「……公園で知り合った子。名前は舞子」

舞子「は、初めまして……私、舞子っていいます」

順平「も、もしかして婚約ってのは……」



85:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/13(金) 00:35:22.85 ID:X6bVjd8bP

理「……うん、この子」

シーン

順平「お前……ついに子供にまで手を……」

風花「ゆ、結城君がロリコンだったなんて……」

真田「玉の輿じゃ……ない……?」

ゆかり「……」

舞子「お兄ちゃん、コンヤクってなに?」

理「……将来結婚するってこと」

舞子「わぁ! やっぱり約束守ってくれるんだ!」

風花「あ、あの……約束って?」



87:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/13(金) 00:41:09.17 ID:X6bVjd8bP

舞子「うん、あのね。舞子、お兄ちゃんのお嫁さんにしてもらうの」

風花「お、お嫁さん……」

舞子「うん、そう約束してくれたの! 指輪ももらったんだよ……へへ///」

順平「な、なんだよ、おもちゃの指輪か……本気と書いてマジなのかと思ったぜ、理」

理「……僕は本気だ」

舞子「お、お兄ちゃん……好き!///」ダキッ

順平「やべぇ……もう擁護できねえよ……」

真田「ビクトリィーーー! ビクトリィーーーー!」

風花「あ、あの……ゆかりちゃん?」

ゆかり「……」プルプル



90:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/13(金) 00:49:31.19 ID:X6bVjd8bP

ゆかり「私、こんな小さい子に負けたんだ……」

ゆかり「こんな……こんな子にまで……っ」ググッ

風花「ゆかりちゃん、落ち着いて……!」

ゆかり「……っ」ギギギ

ゆかり「……」

ゆかり「……すぅ……はぁ……」

ゆかり(落ち着け……)

順平「だ、大丈夫か……? ゆかりっち」

ゆかり「順平、風花……行くわよ」

順平「は? 行くってどこに……」

ゆかり「タルタロスに……決まってるでしょ?」ピキピキ

風花「ひぃ!」



92:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/13(金) 00:51:52.01 ID:X6bVjd8bP

その晩、影時間のタルタロスに

恋という戦に敗れた一人の乙女の雄叫びと

彼女に惨殺されるシャドウの虚しい悲鳴とが響き渡り続けた・・・




おわり



93:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/13(金) 00:52:29.35 ID:u62fN7qE0

乙!
面白かった



94:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/13(金) 00:58:58.22 ID:sd3U0m1V0

乙素晴らしかった



95:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/13(金) 01:19:07.69 ID:QISZcx1a0


どうしても真田先輩が裸マントでしか想像できなくなってた



関連記事

その他二次創作SS ペルソナ   コメント:0   このエントリーをはてなブックマークに追加
コメント一覧
コメントの投稿





ランダム記事ボタン
週間人気SSランキング
アニメ
B00G6LMJYW 魔法少女まどか☆マギカ Blu-ray Disc BOX(完全生産限定版) B00GM9EC1G 機動戦士ガンダムUC 7 (初回限定版) [Blu-ray] B00GTMB7UA 恋物語 第一巻/ひたぎエンド(上)(完全生産限定版) [Blu-ray] (下) B00C3BRCUA 進撃の巨人 6 [初回特典:Blu-ray Disc ビジュアルノベル「リヴァイ&エルヴィン過去編」他(制作協力:ニトロプラス)] B00DUCND2M 【Amazon.co.jp限定】劇場版 STEINS;GATE 負荷領域のデジャヴ 超豪華版(新録ドラマCD「隠晦曲折のシンフォニア」付)(完全数量限定) [Blu-ray] B00FQ7JGNE 【Amazon.co.jp限定】コードギアス 亡国のアキト 第2章 (オリジナル描き下ろし絵柄収納BOX付き) (完全数量限定) [Blu-ray] B00ESY3FD8 ひだまりスケッチ 沙英・ヒロ 卒業編(完全生産限定版) [Blu-ray] B00DU6JES0 マクロスF ゼントラ盛り Blu-ray Box B00F43PRI8 劇場版銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ(完全生産限定版) [Blu-ray] B00FXIBJVS キルラキル 1(完全生産限定版) [Blu-ray] B00FCS7GKC 【Amazon.co.jp限定】蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ- 第1巻(初回限定生産)(描き下ろし全巻収納BOX付き)[Blu-ray] B00DI3ZXX0 きんいろモザイク Vol.3 [Blu-ray] B00FNS13M8 のんのんびより 第1巻 [Blu-ray] B00DOJQ0FI 俺の妹がこんなに可愛いわけがない。 7(完全生産限定版) [Blu-ray] B00CBDFUVS やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。第6巻 (初回限定版) [Blu-ray] B00FMIMELI IS<インフィニット・ストラトス>2 Vol.2 [Blu-ray] B00FEYIVVC キルミーベイベー Blu-ray BOX B00ENSUEA6 ラブライブ! ~国立音ノ木坂学院案内~ [Blu-ray] B00DP0K46C ハイスクールD×D NEW Vol.3 [Blu-ray] B00C3AI0DE はたらく魔王さま! (6) (初回生産仕様:和ヶ原聡司書き下ろし小説同梱) [Blu-ray]
最近のオススメSS
清麿「強くてニューゲームか…」 ヌァァァァァァ!!

一夏「ドゥフッw拙者織斑一夏でござるwwww」 ギャプッwwwコポォwwww

佐天「またレイプされた…」初春「佐天さんも大変ですね」 黒髪美少女のレベル0が性的過ぎてヤバイ

佐天「すごいテニスが出来る能力かぁ」 間違いなく攻撃的な能力だなぁ

浜面「女の子になれる能力かぁ」 アイテムで性別逆転して……

オーキド「ここに3人の女性がおるじゃろ?」 レッド「は?」 僕はナツメちゃん!!

【※ネタバレ注意】エレン「同期にホモとレズしか居ない……」 確かに

ボーボボ「黒の騎士団入団希望のボーボボでぇす!!」ゼロ「ほう?」 死ねやぁ!!!!!

桐乃「そうです!私はブラコンの変態ヤローです!」 きゃわわ!!!!!!!

岡部「紅莉栖をひたすら愛で続けたらどうなるか」 うわぁぁああぁ!!(AA略

クリリン「やっぱりオレも、サイヤ人の子供欲しいな・・・」 スレタイのインパクトェ……

ゆうしゃ「くらえー!まおー!!」魔王「くはははは!!」 ゆうしゃちゃん!!!!

俺「グヘヘヘ……」 女騎士「早くこの手錠を外せ!」 お○んぽなんかには絶対負けない!

鍛冶師「今日中に仕上げるぞ」弟子「はい」 雰囲気が良いSS

< `∀´> 「ついに地球はウリ達の物ニダー」 ニダニダ
みんなのいちおし!SS
よく耳にするとか、印象的なSS集ダンテ「学園都市か」 "楽しすぎて狂っちまいそうだ!"

一方通行「なンでも屋さンでェす」 可愛い一方通行をたくさん見よう

インデックス「ご飯くれるとうれしいな」一方通行「あァ?」 "一方禁書"凄まじいクオリティ

フレンダ「麦野は今、恋をしているんだね」 通称"麦恋"、有名なSS

キャーリサ「家出してきたし」上条「帰って下さい」 珍しい魔術側メイン、見るといーの!

垣根「初春飾利…かぁ…」 新ジャンル定温物質ウヒョオオ!!

美琴「……レベル5になった時の話ねえ………どうだったかしら」 御坂美琴のレベル5に至る努力の経緯

上条「食蜂って可愛いよな」御坂「え?」 ストレートに上食。読めて良かった

一方通行「もっと面白い事してモリモリ盛り上がろォぜ」 こんなキャラが強い作者は初めて見た

美琴「週末は アイツの部屋で しっぽりと」 超かみことを見てみんなで悶えましょう

ミサカ「たまにはMNWを使って親孝行しようぜ」 御坂美琴のDNAは究極に可愛くて凄い

番外個体「     」 番外通行SSの原点かな?

佐天「対象のアナルを敏感にする能力か……」 ス、スタイリッシュアクションだった!

麦野「どうにかして浜面と付き合いたい」 レベル5で楽しくやっていく

ミサカ「俺らのこと見分けつく奴なんていんの?」 蒼の伝道師によるドタバタラブコメディ

一方通行「あァ!? 意味分からねェことほざいてンじゃねェ!!」 黄泉川ァアアアアアアアアアア!!

さやか「さやかちゃんイージーモード」 オナ禁中のリビドーで書かれた傑作

まどかパパ「百合少女はいいものだ……」 君の心は百合ントロピーを凌駕した!

澪「徘徊後ティータイム」 静かな夜の雰囲気が癖になるよね

とある暗部の軽音少女(バンドガールズ)【禁書×けいおん!】 舞台は禁書、主役は放課後ティータイム

ルカ子「きょ、凶真さん……白いおしっこが出たんです」岡部「」 これは無理だろ(抗う事が)

岡部「フゥーハッハッハッハ!」 しんのすけ「わっはっはっはっは!」 ゲェーッハッハッハッハ!

紅莉栖「とある助手の1日ヽ(*゚д゚)ノ 」 全編AAで構成。か、可愛い……

岡部「まゆりいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!」 SUGEEEEEEEEEEEEEEEEE!!

遊星「またD-ホイールでオナニーしてしまった」 ……サティスファクション!!

遊星「どんなカードにも使い方はあるんだ」龍亞「本当に?」 パワーカードだけがデュエルじゃないさ

ヲタ「初音ミクを嫁にしてみた」 ただでさえ天使のミクが感情という翼を

アカギ「ククク・・・残念、きあいパンチだ」 小僧・・・!

クラウド「……臭かったんだ」 ライトニングさんのことかああああ!!

ハーマイオニー「大理石で柔道はマジやばい」 ビターンビターン!wwwww

僧侶「ひのきのぼう……?」 話題作

勇者「旅の間の性欲処理ってどうしたらいいんだろ……」 いつまでも 使える 読めるSS

肛門「あの子だけずるい・・・・・・・・・・」 まさにVIPの天才って感じだった

男「男同士の語らいでもしようじゃないか」女「何故私とするのだ」 壁ドンが木霊するSS

ゾンビ「おおおおお・・・お?あれ?アレ?人間いなくね?」 読み返したくなるほどの良作

犬「やべえwwwwwwなにあいつwwww」ライオン「……」 面白いしかっこいいし可愛いし!
モバイルゾーン
QR