技術というものは時代と共に変化していき、新しい機器が日々市場に出回っている。銃の場合も同じで、革新的な改良品がたくさんある。古い時代の銃は現代のものに比べて殺傷力も強くなかったし、種類もそんなに多くなかった。現代の技術革新をもってすれば、一撃で敵に大打撃を与えることができる武器を作るのもそう難しくはない。
だが最近では、人道的立場から、人体を傷つけるといった武器から、人体に悪影響を及ぼすことなく、制圧・無力化する為の武器への開発へとシフトしていっているのも事実である。
ここでは、現代における殺傷力の高い10の銃を見てみることにしよう。
10.ヘッケラー&コッホ HK MG4またはMG43
ドイツの銃器メーカー、ヘッケラー&コッホ社によって90年代後半に開発され、2001年に初めてお目見えした。5.56ミリ口径ベルト給弾式軽機関銃。完璧な殺し屋の異名をもつ。
9.ヘッケラー&コッホ HK416
同じくヘッケラー&コッホのアサルトライフル。アメリカのM4の改良版。もっとも殺傷力の強い武器のひとつ。
8.アキュラシーインターナショナル AS50
イギリスで作られたフォルムの美しい狙撃銃。重さ約14.1キロ、5発箱形弾倉。0.50BMG弾使用。有効射程距離1500メートル。遠く離れた標的を非常に正確にヒットできる驚異的な殺人マシン。
7.F-2000
ベルギー、エルスタールのFN社製アサルトライフル。アブダビで初めて公表された。5.56×45ミリNATO弾使用で、ふたつのおもなパーツから成り、とりはずしのできるハンドガードがついている。殺傷力の極めて強い銃のひとつ。
6.カラシニコフ AK47
第二次大戦中に設計された銃。1946年に軍の試作品として出てきたが、現在でも世界でもっとも広く使われているアサルトライフル。コスト効率が高く、殺傷力も強い。
5.MG3
1951年に開発されたドイツ、ラインメタル社製のマシンガン。いまだに世界中で使われている。
4.XM307 ACSW(アドバンスト・クルー・サーブド・ウェポン)
米軍によって設計された、ふたりで操縦するマシンガン。射程距離2000メートル。連射速度は1分間に260発。
3.ウージー
イスラエルIMI社製短機関銃。名前はウジエル・ガルという製作者からとった。小ぶりだが、非常に殺傷力のある武器。そのサイズと機能性から、軍人が自分の身を守るためにおもに使っている。
2.トンプソンM1921
アメリカのジョン・T・トンプソンが1919年に開発した短機関銃。トミーガンとして知られる。世界中の兵士、将校、警官などが使う非常にポピュラーな銃。大容量のフルオート射撃が可能なことから、ギャングの抗争などでもよく使われた。
1.DSR50
ドイツのAMPテクニカルサービス社が開発した美しい狙撃銃。ほかの銃に比べて使い勝手がいい。前に予備の弾倉がついていて、装填時間を最小にすることができる。銃身の幅660ミリ、7.62×51ミリNATO弾使用。
DSR Precision
via:leenks・原文翻訳:konohazuku
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