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このページは以下ＵＲＬのキャッシュです
http://ggsoku.com/cul-on/mobile-infrared-camera-snooperscope/

夜間に写真を撮影したいけどけれど、スマホのフラッシュでは思うように撮影できない…。そんな悩みを解決してくれるかもしれないレンズカメラ「Snooperscope」が登場し、海外で話題となっています。

いわゆる市販のカメラ（スマートフォン含め）では、目に見える光である「可視光」をフィルムやセンサーでとらえることで撮影を行っていますが、これらのカメラは夜間など光の届かない場所では撮影が難しくなります。

もちろん、フラッシュやライトなどを使用すればある程度の撮影は可能になりますが、「スマートフォンのフラッシュ程度では思ったような映像が得られない」といった経験をされている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

一方Snooperscopeでは、レンズの外周部分に赤外線LEDが配置されており、ここから照射されて対象物で反射した赤外線をセンサーで捉えることで映像を生成しています。赤外線自体は目には見えませんが、ほとんど全ての物体が多かれ少なかれ発生している光であるため、これらを捉えれば真っ暗な場所でも被写体をはっきりと撮影することができるというわけです。

照明を落としても被写体を認識可能。

Snooperscopeの本体は、ソニーのレンズカメラ「QX-10/100」のようにレンズ単体でカメラとして使用することも可能となっており、Wi-Fi経由でスマートフォンやタブレット端末とも接続可能です。スマートフォンなどのモバイルデバイスとの連携を強く意識しており、iOS・Android向けの専用アプリもリリース予定であるとしています。

本体底部には強力なマグネットが組み込まれているため、ヘルメットなどの金属表面に取り付けて使用することも可能。ボディはコンパクトですが、工夫次第で色々な用途に使えそうです。

そのほかの詳細仕様は以下のとおり。

Snooperscopeは現在Kickstarter上で出資を募っていますが、残り1週間ほどの募集期間を残して大半のリワードは売り切れてしまっており、本体の入手には43ポンド（≒69ドル/6900円）以上の出資が必要となります。興味のある方はチェックされてみてはいかがでしょうか。

ちなみに、以下はSnooperscopeのデモ画像の一つですが、赤外線はプラスチックや化学繊維の衣服などを透過してしまうため、このように「中身」がスケスケになってしまうことがあります。もちろん、このようなカメラを使用して “特定の目的” に係る撮影活動をしてしまうとお巡りさんがやってきますので、もし入手できたとしても、悪用はやめておきましょう。

おまけ

Kickstarterをはじめとしたクラウドファンディング・サービスの利用時に注意すべきポイントとして、開発者が名前や顔を出していること、会社情報を追跡可能であること、プロダクトの具体的な情報（試作機の写真ect）を確認可能である、といったことがあります。

先日、コメント投稿をさせて頂いたSmartyRingのフォローアップ記事（現在調査中です）にてこのあたりのことをまとめたいと思っていますので、今しばらくお待ちくださいませ…。

[Kickstarter]