夏海「遊園地!?行くっ!行く!!!」小鞠「でしょ!」
関連記事:このみ「遊園地♪」蛍「わぁい♪」- 4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/15(日) 21:18:46.86 ID:apIgVsgXP
楓(駄菓子屋)「そういえば、さっき卓が遊園地のチケットを買っていったぞ?」
夏海「へ?兄ちゃんが?」
楓「ああ、『のんのんランド』ってやつのチケットだ」
夏海「あっ、この前テレビでやってた新しいの」
楓「みんなで行くのか?」
夏海「う~ん、特に聞いてないなー」
楓「まぁ、もし行くなられんげも連れて行ってやれよ。面倒見るの大変なら私も行くから」
夏海「おっけーおっけー」
夏海(そういえば、この前……)
- 6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/15(日) 21:22:57.28 ID:apIgVsgXP
■回想中------------------------------------------
夏海「え?もし彼氏がいて、デートするならどこがいいって?」
兄「」ウン
夏海「う~ん。やっぱり定番の遊園地とかかな?」
夏海「ウチ遊園地に行った事ないし、憧れるなー」
兄「」
---------------------------------------------------
夏海(って事が…それにウチは来月が誕生日…もしかしたら…)
夏海「…」
- 9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/15(日) 21:28:18.94 ID:apIgVsgXP
楓「おい夏海?」
夏海「ひゃっ!?」
楓「顔が真っ赤だぞ。風邪か?私にうつす前にさっさと帰れ。そして暖かくして寝ろ」
夏海「ち、違うけど帰る!」
夏海(そ、そっかー…兄ちゃんが…そっかー…)
- 11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/15(日) 21:32:05.05 ID:apIgVsgXP
■夜
夏海「ふんふん~♪」
夏海(いつ誘ってくれるんかなー♪)
小鞠「あっ、夏海。お風呂からあがったんだ」
夏海「うん♪」
小鞠「ん?すっごく機嫌がいい?」
夏海「うん!ちょっといい事があってね~」
小鞠「ふ~ん、そういえば、お兄ちゃんがこのみちゃんと遊園地に行くんだってー」
夏海「…………………………………………………………へぇ」
- 14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/15(日) 21:34:36.30 ID:apIgVsgXP
小鞠「ああでも、何だかんだ言って、みんなで行くことになったから。来週末に」
夏海「うん」
小鞠「夏海?目から光沢がなくなってるけど…大丈夫?」
夏海「ダイジョウブでーす」
小鞠「?」
小鞠「あっ、勘違いしないで欲しいんだけど、このみちゃんはお兄ちゃんと付き合う気ないって」
夏海「え?」
小鞠「あっ、やっぱり勘違いしちゃうよね?私も勘違いしちゃって、このみちゃんに聞いたの」
夏海「いやいやいやいや。ウチはそんな勘違いしてないし」
小鞠「はいはい。じゃあさっさとお風呂入っちゃいなって」
夏海「うん♪」
- 18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/15(日) 21:36:08.29 ID:apIgVsgXP
■遊園地当日
ガララッ
夏海「れんちょーん、一緒に行こうぜー」
楓「え?れんげが風邪!?」
一穂(先生)「おはよ。夏海」
夏海「おはよーって、なっ!?大丈夫なの!?れんちょん」
一穂「まぁ、そんなに高熱じゃないから薬飲んで寝れば治ると思うんだけどねー」
一穂「でも、ウチは行けないかな…れんちょんの面倒を見ないといけないし…」
楓「ということは…私がこのガキどもの面倒を…」
夏海「ガキって言うな!!」
楓「このみはアホだし、夏海・小鞠は問題外。一番まともな蛍は小学生…」
楓「…」
- 19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/15(日) 21:41:11.12 ID:apIgVsgXP
楓「…センパイ…私がれんげの面倒を見ましょうか?」
一穂「……………………ほう」
楓「ガキの面倒を見るのは嫌…ではなく、れんげが心配すぎて…私は…私は!」
一穂「ウチは遊園地でゆっくり寝る…じゃなくて、先生として引率する義務があるし…」
楓「ええ!利害は一致するのでここは私がれんげの看病を!」
一穂「せやね。ここは楓にまかせるから、生徒はウチに任せて!」
楓「はい!」
夏海「うわぁー大人って汚いなー」
- 21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/15(日) 21:46:18.88 ID:apIgVsgXP
■集合場所
夏海「遊園地びより!」
蛍「そんな、れんちゃんが風邪を…」
小鞠「遊園地はまた今度にしよっか?」
一穂(先生)「いやいや、気にしなくていいんよ?」
一穂「電車も予約席取ってるし、遊園地のチケットも期限があるからね」
一穂「れんちょんはウチがお金を出して、またみんな誘うからさー」
兄「」ウン
このみ「ごめーんっ。遅れちゃった」ハァハァ
兄「!?」
夏海「!?」
- 22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/15(日) 21:51:20.99 ID:apIgVsgXP
夏海(なっなななななななななな!?)
夏海(あ、あれ?姉ちゃんからは『このみちゃんはお兄ちゃんと付き合う気ないって』って言ってたから安心してたのに…)
夏海(…なのに…)
夏海(このみちゃんすっごくオシャレしてるじゃん!)
夏海「」チラッ
兄「」
夏海(に、兄ちゃんが…赤くなって…このみちゃんを凝視…)
夏海「って、違う!」
一穂「」ビクッ
夏海(そもそもウチは遊園地に行きたかっただけ…別に誰と一緒だろうと関係なく…)
夏海(そのはず…なのに…)
- 26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/15(日) 21:56:47.28 ID:apIgVsgXP
兄「…」
このみ「ん?なぁに?眼鏡君」
蛍「このみさん!このみさん!小鞠センパイとお弁当を作ったんですよ!楽しみにしていてくださいね!」
兄「……」
夏海(何で兄ちゃんはそんなガッカリした顔してるの?)
夏海(…)
夏海(あれ?)
夏海(そもそもウチはなんで遊園地に行きたかったんだっけ?)
一穂「いやはや、青春だね~」
夏海「…」
- 27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/15(日) 22:01:40.11 ID:apIgVsgXP
■遊園地到着
夏海「うおっおおおおおおおおおおおおお!」
夏海「これが夢にまで見た遊園地!すっごい!」
夏海「姉ちゃん!姉ちゃん!あっちに巨大ぬいぐるみが!」
小鞠「おぉー!」
- 29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/15(日) 22:06:53.13 ID:apIgVsgXP
夏海「夏でもないのにアイス売ってる!すげー!」
夏海「使い捨てカメラだ!買ってれんちょんとひか姉に見せて……そうだ!お金がない!」
夏海「あっ!あれはバス!遊園地内でバスが走ってる!すげー近未来!」
一穂「おーい」
夏海「ん?」
- 31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/15(日) 22:11:49.99 ID:apIgVsgXP
一穂「さて、ウチはそこのベンチで休憩してるから」
夏海「えぇー来たばかりなのにもう休憩すんの?」
一穂「大人になるとね。すぐ疲れるんだよー」
一穂「まぁ、そういう話は置いておいて、解散~。自由行動ねー」
一穂「5時にはここに集合ね。何か問題あったら、ウチの所に来てねー」
小鞠「はーい」
- 32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/15(日) 22:17:12.84 ID:apIgVsgXP
夏海「兄ちゃん!兄ちゃん!ほらあっちでコーヒーカップがあるよ!」
夏海「乗ろうっ!乗ろう!夏海ちゃんの高速スピンと勝負だ!!」
夏海「って、あれ?」
兄「」
このみ「え?なに?」
夏海「…」
- 36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/15(日) 22:21:51.56 ID:apIgVsgXP
夏海「…」
夏海「…はぁ…」
夏海「一人で行こうかな…」トボトボ
夏海「…」
夏海「一人で行っちゃうよー」ボソッ
夏海「…」
夏海(兄ちゃん…このみちゃんばかり見てる…)
夏海(いつもだったら…すぐに気付いてくれるのに…)
夏海(…)
夏海「…はぁ…」
- 39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/15(日) 22:27:15.36 ID:apIgVsgXP
夏海(ウチどうしちゃったんだろう…遊園地…楽しいはずなのに)
夏海(姉ちゃんは…ほたるんとすっごく仲がいいし…)
夏海(兄ちゃんは…)
夏海(…)
夏海(そうか!これがテレビでやっていたあれだ!)
夏海(父ちゃんが、娘が結婚する時に寂しく感じる奴!)
- 42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/15(日) 22:32:19.26 ID:apIgVsgXP
夏海「うんうん。何だかんだ言って、兄ちゃんも姉ちゃんもウチが面倒見てるから」
小鞠「はぁ?なにいってんの?」
蛍「ようやく追い付きましたね」ハァハァ
夏海「姉ちゃん!?ほたるん!?」
小鞠「ったく、ほらこれ」
夏海「なにこれ?」
蛍「パスポートです。これがあれば、全部乗り放題なんですよ♪」
夏海「おっおおおおおおお!」
- 43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/15(日) 22:37:16.05 ID:apIgVsgXP
小鞠「ったく、お金も持たずに先に行くんだから…心配した…ん?」
ギュウウウッ
小鞠「ちょっ、何で抱きついて」
夏海「えへへへ~。姉ちゃん大好きーっ」
小鞠「ったく、調子が良いんだから。ほらせっかくだから色々乗ろっ」
夏海「うん♪」
蛍「はい♪」
- 45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/15(日) 22:42:33.46 ID:apIgVsgXP
■ジェットコースター
小鞠「…」
蛍「楽しかったですね♪」
夏海「いやー何であんなのが楽しいの?って思ってたけどあれはいいね!最高っ♪」
小鞠「…」
夏海「あっ、小さい姉さん、ちーっす」
小鞠「うるさい!うるさい!なんで中学2年生の私が乗れないのに、小学生の蛍が乗れるの!」
蛍「えーと…あっ…その…」
夏海「だって、こまちゃんってさー。小さいし、仕方ないよねー」
小鞠「こまちゃん言うな!!!!!!!!!!」
夏海「あははははは」
- 50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/15(日) 22:47:24.65 ID:apIgVsgXP
■コーヒーカップ
小鞠「ちょっちょっとやめてっ」
夏海「あはははははははは。周る周る!周るよ!世界はどこまでも!」グルグルグルグル
蛍「キャーーーーーーーーーーーーー♪」
- 53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/15(日) 22:52:34.29 ID:apIgVsgXP
■メリーゴーランド
夏海「お嬢様白馬の王子が迎えに参りました」
蛍「一緒に馬車の中にどうぞ♪」
小鞠「いや、さすがにこのノリは中学生には…」
- 54:以下、名無しにかわりましてVIPがお
コメント一覧
-
- 2013年12月16日 06:53
-
- 2013年12月16日 08:10
- 今更だけどなっつんとこのみちゃんは兄ちゃんと会話してんだろうか?
我々には兄ちゃんの声全然聞こえんのだけど…
-
- 2013年12月16日 08:47
- ※2
吹き出しのがコマ割りの外にあるからね
って書いてあったよ
-
- 2013年12月16日 08:48
- 続編かと思ったらB面だったか
-
- 2013年12月16日 10:19
- これリアルタイムで見てたけど同時進行なんだよね
超見づらかった
-
- 2013年12月16日 10:24
- このみ視点となっつん視点
それにしても最近、兄ちゃんがモテるSSよく見るな
-
- 2013年12月16日 10:49
- 文量の割りにスレが伸びなかった時点でお察しだな
-
- 2013年12月16日 10:57
- ※7
同時進行でクソ読みづらい+VIP規制多すぎ
同時進行のせいで昨日は読む気失せたが、今改めて読んでみたらまあまあ面白かった
-
- 2013年12月16日 10:58
- みんなが遊園地してる裏で駄菓子屋×れんちょんしてるのが見れると思ったのにッ
-
- 2013年12月16日 12:39
-
わらうとこじゃないのに夏海の「何とか言ってよ!!!」で笑ってしまったww
こっちからしたら夏海しか喋ってないし
-
- 2013年12月16日 14:34
- 最高
-
- 2013年12月16日 14:53
- 兄ちゃんスレとかスゲー俺得
もっと増えてくんねーかな
-
- 2013年12月16日 15:23
- 素直に面白かった。
言葉通り、小学生って最高だな!
-
- 2013年12月16日 15:33
- こまちゃんがナンバーワン
-
- 2013年12月16日 17:46
- お前のような小5がいてたまるか!
-
- 2013年12月16日 18:00
- なんでれんちょんに駄菓子屋残して先生が引率に来てるんだと思ったらそんな汚いやり取りが…
しかしこの小5レズ悟り過ぎててやばい
-
- 2013年12月16日 20:01
- ※16
『悟り』という文字を分解すれば、『小五ロリ』だ
-
- 2013年12月16日 20:11
- こっちの方が面白かった
-
- 2013年12月16日 20:21
- 俺もなっつんみたいな妹ほしい
-
- 2013年12月16日 21:42
- ブラコンにガチレズ・・・これもうわかんねえな・・・
-
- 2013年12月16日 21:46
- 面白かった
視点別でキャラの心情を書き分けるのはいいね
-
- 2013年12月16日 23:25
- 楽しみにしてたのにれんげが来れないから無しにしようとするこまちゃん先輩ぐう聖
-
- 2013年12月16日 23:56
- 兄ちゃんが喋んないからまじでなっつんの一人芝居にみえる
-
スポンサードリンク
ウイークリーランキング
最新記事
アンテナサイト
新着コメント
QRコード
スポンサードリンク