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大炎上 | 重機甲乙女 豆だけど 1巻 軽戦車隊の小隊長は元気いっぱいの女の子
 

重機甲乙女 豆だけど 1巻 軽戦車隊の小隊長は元気いっぱいの女の子

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『週刊漫画TIMES』不定期連載、「重機甲乙女 豆だけど」の1巻です。
「銀河戦国群雄伝ライ」「アウトランダーズ」などで知られる真鍋譲治氏の最新作は世相に乗ってか戦車もの。いや、戦車だけじゃなく戦艦や潜水艦まで出るので架空戦記ものと言えますかね。何しろ時代が1480年、オスマン帝国軍が戦車に乗ってイタリアに侵攻を始めたという設定から始まるのには驚きです。第二次大戦中にその当時にはあり得ない兵器が登場する物語はよく見ますが、それよりも500年も前の時代でソレをやってるのですからかなりぶっ飛んでます。ま、その方が思い切ってやれるというものですがね。

オスマン帝国がイタリア半島に侵攻を開始した! 当時は5つほどの国に分かれていた各国はローマ法王の呼びかけで神聖同盟、すなわち十字軍を結成。協力して対峙することに。その中で貧乏小国ガルマも参加することになるのですが、そこの部隊は軽戦車を主体としているのが大きな特徴。戦車と言えど豆タンクであり、よって他国からは「役に立たない」と嘲笑される存在。これというのもガルマ侯爵が書類上での数合わせのため(&予算削減のため)にこうなった次第です。
その中において片田舎から戦車隊に配属されたアンリエッタは大砲マニアの元気な女の子。操縦担当のマルコと組んで活躍していく物語です。
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この1巻においてアンリエッタはまだ暴れ回るという活躍は見せてません。むしろ言いたいのは作者の画力。メカ描写の描き込みがかなりあって飽きさせません。メカといったら最近はArk Performance氏が注目されてますけど、この人の場合は細かな描写がスゴイとするなら、真鍋譲治氏の場合は線画がスゴイと言えますね。別の言い方をするならPCで描いたのと、ペンで描いたのと違い。

最大の見せ場は唯一の戦闘だったオスマン軍戦車との戦い。相手とは装甲も火力も雲泥の差。まともにやって勝てるハズもありません。そこで奇襲を試みるのです。
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近くに接近するまで身を潜めて履帯 目掛けて発射! 装甲は無理でも履帯ならばとの読みが的中して切れました。あとは逃げ足を活かしてトンズラ~。豆だけど使い方によってはものになることを知らせてくれる場面でした。
実際に軽戦車が活躍するのは難しいかもしれませんが漫画では違います。この先どのような行動をするのか期待します。
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コメント
この記事へのコメント
特捜戦車隊ドミニオン?
愛しのボナパルトちゃんを彷彿とさせますね。

あれは市街地戦中心で警察用だから、軍用とはまた違うんだけど。
2013/12/17(火) 04:02 | URL | 名無し #-[ 編集]
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