販売しているローストビーフに違法に結着剤を使用していたことが発覚した懐石料理店「京都吉兆」
(京都市右京区)で、責任者が自殺したことがわかりました。
画像:【京都吉兆】
http://hotel.jp/hotel/10895/review/6202/
18日に判明したことで、京都府警によると京都吉兆が販売していたローストビーフ「京都吉兆 京都牛ロー
スト」(1万500円)について、製造を委託されている「丹波ワイン」(京都府京丹後町)の食肉加工責任者の
男性(40才)が岡山県高梁市の山中で首を吊った状態で自殺していたとのこと。
男性は11月20日の出勤を最後に行方不明となり、家族が捜索願を出していました。
今月8日、遺体が発見され、近くに停めてあった車の中に遺書とみられるものが残されており、
との書き置きがありました。
「京都吉兆 京都牛ロースト」はオンラインショップのほか、高島屋や大丸屋、松坂屋、三越伊勢丹など7つ
の有名百貨店で計5000個、丹波ワインでも約130個が販売されていました。
画像:【「京都吉兆 京都牛ロースト」】
ホテルや百貨店あんどの食品偽装問題が報じられる中、「丹波ワイン」が保健所に相談し、結着剤で固めた
ブロック肉を使って製造・販売されたローストビーフは「食品衛生法」(規格基準)違反にあたると指摘されて
おり、京都府警は偽装を苦にして自殺したとみています。
「丹波ワイン」では昨年3月から結着剤を使用し、黒井衛社長によると、ローストビーフに「脂身が多い」との
苦情があったため、脂身を除去して結着剤で固める方法を提案したのが男性だったとのこと。
社長は
「問題発覚後に『君だけの責任ではないので一緒にがんばろう』と話をしたときにはうなずいてくれていたので、こういう結果になり残念」
と話しています。
なお、「京都吉兆」は
「加熱殺菌に注意を払えば問題ないと考えていた。おわびします」
と謝罪し、各百貨店は商品交換や返金に応じています。
「京都吉兆」は、吉兆創業者の故・湯木貞一氏が1948年に京都・嵐山に開業し、1991年にのれんわけ
した有名料亭です。
今回の件に【ネットの声】は・・
- また吉兆か
- 単独でやったのか?そうは思えないんだが・・
- 不吉兆
- 良心の呵責があったのか
- 口封じとかないよな?
- 事件はウヤムヤに
- 岡山で自殺って故郷だったのかな
- 10500円ってたっけー肉だな
- 高い値段付けて偽装とかないわ
- 食った人が気づいたのか?
などがあるようです。
ひどいおせち料理などで有名になった「吉兆」ですが、またもはイメージダウンですね・・