韓国LG Electronics が、Google の
Chrome OS を搭載する21.5型ディスプレイ一体型デスクトップPC 『LG Chromebase』を発表しました。LG によると、Chrome OS 搭載オールインワンPCは世界初の製品。効率的な Chrome OS の採用により、「高速でシンプル、安全かつ安価なコンピューティング・エクスペリエンス」を提供するとうたいます。
LG Chromebase の主な仕様は、21.5インチ 1920 x 1080 IPS ディスプレイ、第4世代インテルCeleron プロセッサ、2GB RAM、16GB iSSD。
ほか1.3MP 720HD カメラ、マイク、5W スピーカー x 2、HDMI 映像入力、USB2.0 x 3、USB 3.0 x 1、LAN ポート。キーボード、マウス、ケーブルオーガナイザーが付属します。
他社のChrome OS 製品と同じく、データはGoogle のクラウドに保存することが前提のため内蔵ストレージ容量は少なめです。
iSSD とはサンディスクの組み込み用フラッシュストレージ製品。基板に直付けすることで、タブレットPC などをより安価に薄型化・軽量化できるとしています。詳細は
こちらのiSSD発表記事へどうぞ。
LGといえばスマートテレビが
視聴情報を外部へ送信していたと話題になったばかりですが、Chromebase は「多重の保護手段を導入した組込みのセキュリティ」機能でユーザーの情報を守るとしています。(なお日本市場向けのスマートTV では、
視聴情報の取得はしていなかったとのことです)。
Chromebase の詳細は、米国ラスベガスで来年1月に開催される 2014 International Consumer Electronics Show (CES) にて発表予定です。