興行収入ランキングで初週は5位、2週目で8位にまで転落してしまいました。
この映画のウリの一つが、『モントリオール世界映画祭』で最優秀芸術貢献賞を受賞していることなのですが、実はコレ、お金で買えちゃうそうなんです…?→ Geinou Ranking
コチラが原作『利休にたずねよ』
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『利休にたずねよ』は、公開直後からネットを中心にその内容について批判が殺到していました。
どんな批判かというと…。
・宗恩との純愛ストーリーとなっているが、利休には判明しているだけで妻が3人いた。
・作中で妙に槿(むくげ・韓国の国花)がフューチャーされているが、利休が愛していたのは京椿。
・日本人が李氏朝鮮の姫を捉えたり拉致した事実はない。利休存命中に日本は高麗を攻めていない。
・利休が李氏朝鮮の姫に唐辛子を買って喜ばせる演出があるが、当時の朝鮮に唐辛子は広まっていなかった。
・作中で日本人が誰も作れなかったことになっている茶陶は、利休以前の加藤景正らら瀬戸の工人によってすでに作られていた。
・作中で秀吉が名物(茶道用語・茶道具の格付けの一種類)を邪険に扱うが、当時の名物はほとんどが唐物で秀吉は大の舶来好きだった。
・作中で麗しい衣装として登場するチマチョゴリは、当時は授乳着として使用されておりバストが丸見えになる形状だった。
(NAVER まとめより抜粋引用)
といった感じです。
抜粋して書きだしましたのでまだまだ違いがあるのですが、ここまで違っていたら歴史ものではなくて完全にフィクションです。
※2ちゃんねるでのみなさんの反応はコチラから。
『利休にたずねよ』が韓国age反日映画だと2chで話題に!歴史捏造のあらすじに批判殺到!
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そのせいなのか、『利休にたずねよ』の興行成績は非常にキビシイものとなっています。
まず、公開初週のランキングでは、公開2週目の『劇場版 SPEC 結(クローズ)爻(コウ)ノ篇』、3週目の『かぐや姫の物語』、5週目の『清須会議』にすら負けて5位でのスタート。
2日間の成績は、動員7万8743人、興収8690万7700円ということで、1億円に届きませんでした。
ちなみに、海老蔵さんが前回主演した映画『一命』は、公開初週の興収8700万円でやはり“大コケ”と報じられています。
⇒ 市川海老蔵、映画『一命』惨敗で今後に暗雲!でも梨園ではチヤホヤ?
第2週で早くも8位にまで転落。
ただ、この映画は高齢の方がよく見てらっしゃるそうで、平日も割と高稼働なんだそうです。
公開から9日間の累計動員は29万6,496人、累計興収3億1,699万5,700円となった、とシネマトゥデイさんに書かれてました。
ちなみに、『一命』のときは2週目の累計興収は2.6億円だったそうで、トータル興収は4.5億円だったとか。(ばったすいみんぐすくーるより)
『利休にたずねよ』は、『一命』よりはやや好調といえそうです。
とはいえ…
(以下引用)
同作は『モントリオール世界映画祭』で、最優秀芸術貢献賞を受賞。
また海老蔵にとっては父親である市川團十郎との最後の共演作となったことも話題に。
しかし長期に渡る宣伝も功を奏さず、また劇中での反日的表現に批判が殺到する事態になった。
「海老蔵はNHKをはじめ、民放の情報番組からバラエティまで宣伝出演を続けていますが、いずれも動員数アップには結びついていません。
配給の東映も打つ手なしなのか、先日は
『レディースデイの動員が、公開初日対比で101%を記録』
という細かすぎる情報を打っている始末です」(週刊誌記者)
(以上引用 サイゾーウーマン)
関係者にとっては、予想外の大苦戦であることに間違いはなさそうです。
頼みの綱は、『モントリオール』受賞作品であるという看板だけ、という状況なのですが…。
(以下引用)
「大々的に報道こそされていますが、『モントリオール』は『カンヌ国際映画祭』や『ヴェネツィア国際映画祭』などの権威ある映画祭に比べれば、まだまだ未熟な部類です。
『モントリオール』の賞は“協賛費で買える”というのが、映画関係者の間の共通認識ですからね。
制作費以上に予算をかけるという宣伝費で、こうした“看板”は手にできてしまうものなんです。
例えば『ヴェネツィア』でも協賛費を受け付けていますが、その金額に応じて賞まで渡すことはない。
『モントリオール』が格下扱いされても仕方がありません」(映画会社関係者)
(以上引用 サイゾーウーマン)
事実だとしたら、お金で買えちゃうってすごいですね。
ただ、日本ではあまりウケないものが、海外では大ヒットというのはよくあることなので…。
特に、この映画のように歴史的背景の描写に批判がある類の映画は、それが分かる日本人には受け入れられなくても、わからない海外の方には映画そのものが面白ければウケるでしょうしね。
ちなみに、近年モントリオール映画祭で受賞した日本作品というと、10年に『悪人』、11年に『わが母の記』『アントキノイノチ』などとなっています。
興行収入は、それぞれトータルで『悪人』19.8億円、『わが母の記』13.3億円、『アントキノイノチ』5.1億円だったそうです。(ばったいみんぐすくーるさんより)
さて、このままいけば大コケ必至となってしまった『利休にたずねよ』。
配給元の東映は、
「商業的見れば『仮面ライダー』だけで十分採算を取れている」(同)
そうで、特に問題はない(?)というスタンスだそうですが、主演映画が2作連続でこけてしまった海老蔵さんにとってはかなりイタイ傷となってしまいました。
前作『一命』は、脚本はよかったものの海老蔵さんの演技が浮きまくりで全然ダメだったと酷評されてましたが、今回は何より脚本に問題があった様子。
なかなかうまくいきませんね。
海老蔵さん、来年早々のお正月に特番『疾風怒濤の“KABUKI”者 市川海老蔵に ござりまする』(日本テレビ)が予定されています。
これまで視聴率が取れないとなると、この先がかなり厳しいことになりますが…大丈夫なのでしょうか。
お子さんも生まれたばかりですし、お父さん、頑張らないとですね。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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海老蔵じたいは演技うまかったよ
映画は監督もものっていうから
キャストばっか叩かれるのも違うかな