1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/04(水) 19:29:48.58 ID:sk3AkX6xi

幼女「………」

俺「幼女ひろってきた」

幼女「………」

俺「おい幼女。お前名前は?」

幼女「…………」

俺「そうか。名前ないのか」

幼女「…………」

俺「それじゃあ今日からお前は幼女だ。いいな?」

幼女「…………」(コクン






 
2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/04(水) 19:30:21.87 ID:sk3AkX6xi

俺「幼女。飯つくってきたぞ」

幼女「………」(コクン

幼女「………」(ガツガツガツガツ

俺「すごい勢い。そんなに腹減ってたか」

幼女「………うん」

俺「お、やっと喋った」

幼女「…………ごちそうさま」

俺「もう完食か。そんなにうまかったか」

幼女「まずい」

俺「そうか」





5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/04(水) 19:31:28.73 ID:sk3AkX6xi

俺「幼女。お前なんか臭いぞ」

幼女「そう?」

俺「最後に風呂に入ったのいつだ」

幼女「おふろ?なにそれ」

俺「ハラショー……」

幼女「?」

俺「とりあえず銭湯だな」





7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/04(水) 19:32:42.73 ID:sk3AkX6xi

俺「ここが銭湯」

幼女「おっきい煙突だ!」

俺「おぉ、子供らしい反応」

幼女「サンタさんあそこから入るの?」

俺「そうだ」

幼女「こうしょきょうふしょーの人には無理な仕事だ」

俺「よく知ってるなそんな言葉」





9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/04(水) 19:34:17.19 ID:sk3AkX6xi

俺「大人一枚、子供一枚」

番台「あいよ」

幼女「やまもと!このおじさんハゲてる!」

俺「アホッ!何言ってんだ!………すみません」

番台(ハゲてる)「……あいよ」

幼女「あの人サンタさん!?もしかしてサンタさん?!」

俺「……お前の知ってるサンタはハゲてるのか」

幼女「うん!」

俺「あれは……ただのハゲだ」

幼女「そうか……」





15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/04(水) 19:43:05.05 ID:2J8EDH7E0

山本なのかよww





11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/04(水) 19:36:03.86 ID:sk3AkX6xi

俺「服脱げ」

幼女「脱いだ」(バタバタ

俺「走り回るな」

幼女「わかった」(ピタっ

俺「手」

幼女「うんっ」(ぎゅっ





13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/04(水) 19:42:27.20 ID:sk3AkX6xi

俺「ここが銭湯の中だ」

幼女「あの絵なに?」

俺「富士山」

幼女「フジイさん?えらい人?」

俺「偉いぞ。富士さんは日本一偉い人だ」

幼女「へー」





14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/04(水) 19:42:58.46 ID:sk3AkX6xi

俺「髪を洗ってやる」

幼女「どういたしまして」

俺「いや、それ俺の台詞」

幼女「?」

俺「まぁいいや。目つぶってろ」

幼女「わかった」





16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/04(水) 19:43:54.09 ID:sk3AkX6xi

(ゴシゴシ…ゴシゴシ……)

幼女「目……いたい……」

俺「つぶってろ、って言っただろうが」

幼女「痛い痛い……ぎゃー……」

俺「………」

シャワー(シャー!)

幼女「……あれ、いたくない」

俺「今度こそちゃんと目をつぶってろ」

幼女「わかった」

幼女「……………」
幼女「いたい………」


俺「………」
シャワー(シャー!)





18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/04(水) 19:45:04.38 ID:sk3AkX6xi

俺「かゆいとこある?」

幼女「右……右のほう……」

俺「ここか」

幼女「はぁ……きもちいぃ………」

俺「そうか」





20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/04(水) 19:45:36.74 ID:sk3AkX6xi

幼女「やまもと」

俺「なんだ」

幼女「やまもとの髪も洗ってあげる」

俺「ノーセンキュー」

幼女「わかった」

俺「うん」

幼女「じゃあ、洗うからここにすわって?」

俺「幼女に英語は難しかったか……」





21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/04(水) 19:47:04.15 ID:sk3AkX6xi

幼女「のーせんきゅー、ってどういうイミ?」

俺「センキューは感謝の意味で、それをノーで否定するから……」

幼女「うん」

俺「『感謝なんて要らない!当然のことをしたまでさ!』って意味だ」

幼女「わかった」

俺「あれ、こんな意味だっけか」

幼女「?」





23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/04(水) 19:48:03.17 ID:sk3AkX6xi

俺「ノーセンキューってなんだっけ……
頭がこんがらがってきた」

幼女「………それはよくない。やまもと、ここにすわって」

俺「はい」

幼女「せんせいがやまもとの頭をみてあげます」

俺「お願いします先生」

幼女「はい、お口アーンしてー」

俺「んがぁ」

幼女「頭だいじょぶですかー?」(頭コンコン

俺「らいひょぶでふー」

幼女「うーん。少しおかしいみたい
詳しくしらべないといけませんよこれは」

俺「ふぁーい」

幼女「シャンプーするから目を閉じてくださいねー」

俺「先生、そろそろ口も閉じたいんですが」





25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/04(水) 19:48:50.42 ID:sk3AkX6xi

俺「俺の頭どうですか。治りますか」

幼女「んー。こんやがとうげですな」
(ゴシゴシゴシゴシ)

俺「そうですか」

幼女「来週にはたぶんもう……」
(ゴシゴシゴシゴシ)

俺「来週にはどうなるんです?」

幼女「はげる」

俺「それはまずい」





26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/04(水) 19:49:49.26 ID:sk3AkX6xi

(ゴシゴシゴシゴシゴシゴシ)
俺「………幼女。お前どっち使って髪洗ってる?」

幼女「ん」(ボディソープを指差す

俺「そうか」

幼女「やまもとの髪、すごい泡立ってる」

俺「だろうな」





27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/04(水) 19:52:06.12 ID:sk3AkX6xi

幼女「この前みのくんがね」

俺「みのくん?友達か?」

幼女「みのりかわのりお」

俺「誰だよ」

幼女「テレビでよく奥さんとお喋りしてる」

俺「あぁ……みのもんたのことか」





30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/04(水) 19:52:56.14 ID:sk3AkX6xi

俺「それでみのくんがどうした」

幼女「前にみのくんが
『ボディソープで髪を洗うとハゲる』って言ってた」

俺「…………」

幼女「やまもと、ハゲるといいね」

俺「お前確信犯か」





31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/04(水) 19:54:49.05 ID:sk3AkX6xi

幼女「やまもとがハゲたらわたしはうれしい」

俺「俺は嬉しくない」

幼女「やまもとがハゲたら、わたし毎朝磨くよ?」

俺「なにを?」

幼女「やまもとの頭」

俺「……想像するだけで泣けてくる絵づらだなぁ」





32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/04(水) 19:56:28.56 ID:sk3AkX6xi

俺「ただのハゲじゃ無理だろうな。ツルツル頭じゃないと」

幼女「………」(期待の眼差し)

俺「やらないぞ。絶対」

幼女「………ちゃんと世話するからっ!」

俺「なんだ……?俺は今ハゲてくれって頼まれてるのか……?」

幼女「ダメ?」

俺「やだ」

幼女「わたしヤスリかけるの得意なのに……」

俺「猟奇的な幼女だ……」





33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/04(水) 19:58:47.65 ID:sk3AkX6xi

幼女「かゆいとこある?」

俺「ない」

幼女「かゆいとこある?」

俺「ない」

幼女「かゆいとこある?」

俺「…………じゃあ、ここの右のほう」

幼女「わかった!」

俺「……あー、きもちいいぞー」

幼女「そっか!よかった!」





34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/04(水) 20:01:15.36 ID:sk3AkX6xi

幼女「水がいっぱい」

俺「このでっかいお湯のことをお風呂と言います」

幼女(コクンコクン!)

俺「それじゃあ入るか」

幼女(ザブーン!!)

俺「飛び込むなアホ」





35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/04(水) 20:03:01.06 ID:sk3AkX6xi

幼女「これが風呂……」

俺「そうだ」

幼女「入ったことあるかも」

俺「そうか」

幼女「でも、やまもとみたいに下も裸の人はいなかった」

俺「それは多分プールだ」





36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/04(水) 20:04:25.31 ID:2J8EDH7E0

山本頑張ってはげろ





37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/04(水) 20:06:08.13 ID:sk3AkX6xi

幼女「あったかい」

俺「あったけぇ……」

幼女「あったかいの好き」

俺「俺もだ……」

幼女「私たち、しゅみが合う」

俺「そうだなぁ……」





38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/04(水) 20:07:41.50 ID:sk3AkX6xi

俺(スイスイー)

幼女「やまもと」

俺「なんだ」

幼女「風呂で泳いじゃダメ」

俺「誰もいない時は泳いでもいいんだよ」

幼女「今は私がいる」

俺「そうだったな」(チャポン

幼女「うん」





39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/04(水) 20:08:33.58 ID:sk3AkX6xi

俺「幼女はマジメちゃんだな」

幼女「うん」

俺「えらいえらい」(スイスイー

幼女「泳ぐなーっ!」

俺「あーお風呂場で大声出しちゃいけないんだぞー」(スイスイー

幼女「子供はなにやっても許されるからいいのー!」

俺「なんだその理屈は」

幼女「つかまえたっ」(バシャバシャッ!

俺「つかまったー」





40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/04(水) 20:10:06.58 ID:sk3AkX6xi

俺「100数えたら上がります」

幼女「100」(ザバーァ

俺「はえーよ」(ガシッ

幼女「違うの?」

俺「1から100まで数えたら上がります」

幼女「なるほど」

俺「意外と理屈っぽいのなお前」





42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/04(水) 20:11:09.51 ID:a8fBGGIfi

もう俺じゃなくて山本にしろよ





43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/04(水) 20:12:00.65 ID:sk3AkX6xi

幼女「いーち……にー……ッサァーン!?」

俺「………」

幼女「しー……ごー……ロクゥ?!
しーち……はーち……キュフゥウ!」

俺「まて。なんだその数え方」

幼女「なにかおかしい?」

俺「……わざとじゃないのか」

幼女「?」

俺「これがナベアツブームの弊害……」





44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/04(水) 20:12:34.83 ID:sk3AkX6xi

(脱衣所)
俺「髪、自分で拭いとけよー」

幼女「わかったー」(ゴシゴシ)

俺「………」

幼女「よっ……ほっ……」(コシコシ)

俺「……そうじゃない。こうだ」(ゴシゴシ)

幼女「こう?」(ゴシコシ)

俺「そっちじゃない。こっち」(ゴシゴシ)

幼女「こうか」(ゴシゴシ)

俺「よし」

幼女「うん」

俺「俺が拭く」

幼女「おねがい」





45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/04(水) 20:14:13.11 ID:sk3AkX6xi

俺「お前の髪すげー細いのな」

幼女「わたしハゲる?」

俺「いや、ハゲねーだろ」

幼女「よかったー」

俺「……お前ハゲ好きなんじゃなかった?」

幼女「ハゲてる人は好きだけど、ハゲたくはない」

俺「……なんだかなぁ」

幼女「はやく髪ふいてー」

俺「あぁ」





46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/04(水) 20:14:59.22 ID:sk3AkX6xi

俺「服のサイズのことを考えていなかった……」

幼女「やまもとの服ぶかぶかー」

俺「ワンピースみたいだな」

幼女「わたしさっき着てたやつの方がいい」

俺「あれは今洗濯中」

幼女「えー」





47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/04(水) 20:16:11.64 ID:sk3AkX6xi

俺「この格好で出歩いたら確実に風邪引くな……」
俺「そこのしまむ○で子供服かってくる」

幼女「わかった」

俺「幼女。お前はここで待ってろ」
幼女「わかった」

(トテトテ)

俺「いやいや。だから待ってろって」
幼女「?」

俺「お前はここにいろ。ついて来ちゃダメ」
幼女「え……」

俺「わかった?」
幼女「………ついて行っちゃ、ダメなの?」

俺「あぁ」
幼女「……………わかった」





49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/04(水) 20:19:08.31 ID:sk3AkX6xi

俺「すぐ戻ってくるから待ってろ」

幼女「………待ってる」

俺「おう。待ってろ」

5分
幼女「……………」

6分
幼女「……………」

7分
幼女「……………」

番台(ハゲ)「………お嬢ちゃん」

幼女「はい?」

番台(ハゲ)「イス、座るかい」

幼女「あっ。ありがとうございます」(ペコリ


???「おや………」ニヤリ





51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/04(水) 20:21:28.28 ID:sk3AkX6xi

俺「遅くなった!すまん!」

俺「……あれ?幼女?幼女どこいった」

番台(ハゲ)「それならさっき、ハゲた男が……」

俺「………そのハゲはどこにいる?」

番台(ハゲ)「す、少なくともここから外には出ていない」

俺(ダダッ!)





52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/04(水) 20:22:44.88 ID:sk3AkX6xi

俺「幼女ー!幼女ー!」

俺(くそ……俺の不注意のせいで幼女が……)

俺(ずっと一緒にいるべきだった………くそっ)

俺(……いた!あの糞ハゲがぁぁ!!毛根引き抜いたる!!!)





53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/04(水) 20:23:56.11 ID:sk3AkX6xi

ハゲ「幼女ちゃーん、もっと力を抜いてねー」

幼女「わ、わかった!」

俺「幼女から離れろやあぁ!!全部引っこ抜くぞハゲエエェェェェ!」

ハゲ「は?っぶふぉおぉぉ!!」

幼女「あぁ!ハゲのおっちゃんが!」

ハゲ「………最後まで……ハゲ散らかしちまったな……っ」(ガクッ

幼女「ハゲェェエエッッ!!ハゲェェエエ!!」

俺「……おや?」





55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/04(水) 20:28:44.90 ID:sk3AkX6xi

俺「すみません!……ほんとすみません!……」

ハゲ「はははっ。なーに、気にしませんよ。」

俺「幼女の面倒見てくれていた恩人に俺はなんてことを……
ほんと!すみませんでした!」

ハゲ「今更髪の毛の数十本、数百本。気にしませんよ
まぁ、ちょっぴり痛かったけどね」

俺「……すみませんでしたぁ!!」

ハゲ「頭を上げてください。
未練がましくバーコードにすがっていた私が悪いんだ
………これでやっと、諦めがつけられる」

俺「ハ、ハゲさん……!」


幼女「ハゲー」

ハゲ「ん?なんだい幼女ちゃん」

幼女「竹トンボ全然飛ばない」

ハゲ「むむむ……そうか」

俺「竹トンボ?」





57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/04(水) 20:29:52.49 ID:sk3AkX6xi

ハゲ「君がいない間、幼女ちゃんと竹トンボで遊んでいてね」

俺「……なるほど」

幼女「全然飛ばない」

ハゲ「練習を続ければいつか飛ばせるようになるさ。………さて」





60:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/04(水) 20:37:49.49 ID:sk3AkX6xi

ハゲさん「お父さんも帰ってきたことだし、私はそろそろ帰るよ」

幼女「やまもと、私のお父さんだったの?」

俺「………なんとお詫びをすればいいのか」

ハゲさん「……髪の毛が全て抜け落ちるのはすでに決まっていたことだ。
君が気に病む必要はないよ。本当に」

俺「っ!……俺が……こんな俺が言っていいことなのかはわかりませんけど!
バーコードじゃない今の貴方の方がっ、
似合ってると、思いますっ……!」

ハゲさん「!!……そうか。スキンヘッドの方が似合ってる、か
……ふふっ、まさかこの私がこんな若者に励まされるとはね……」

俺「ハゲさんっ……!」


ハゲさん「励まされたよ……ハゲだけに、ね」


俺「ハゲさん!!!」

抱きっ!!





61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/04(水) 20:40:11.36 ID:sk3AkX6xi

ハゲ「幼女ちゃん、また遊ぼうねー」

幼女「うん。またねー」



幼女「行っちゃった……」

俺「気のいいハゲでよかった」

(クイッ、クイッ)
俺「ん?」

幼女「やまもと」

俺「は、はい」

幼女「………」

俺「うっ………」

幼女「………おそいよ」

俺「………すみません」





62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/04(水) 20:42:06.67 ID:sk3AkX6xi

俺「一人にして悪かった!すまん!」

幼女「さびしかった」

俺「もう一人にしないから!」

幼女「……もう戻ってこないのかと思った」

俺「………ごめん」

幼女「ゆるさない。このうらみ、いっしょーわすれない」

俺「牛乳買うから許してくれ」

幼女「許す」

俺「……安い怨みだな」(ボソッ

幼女「なんか言った?」

俺「なにも」





63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/04(水) 20:43:16.15 ID:sk3AkX6xi

幼女「おいしい!」

俺「牛乳うまいか」

幼女「うまい!さすが小岩井さん!いい乳を出す!」

俺「俺も小岩井産牛乳が一番好きだ」

幼女「私たち、しゅみが合う?」

俺「そうだなー」





65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/04(水) 20:44:36.00 ID:sk3AkX6xi

幼女「番台さんまたねー!」

番台(ハゲ)「……あいよ」

俺「お前番台さんとも仲良くなったのか」

幼女「んー………あの人とは遊びかなー」

俺「魔性の女め」

幼女「マショー……なんかかわいい」

俺「可愛いかぁ?」





67:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/04(水) 20:45:35.24 ID:sk3AkX6xi

幼女「ましょー、ってなに?」

俺「とにかくすごい女のことだ」

幼女「わたしすごい女だったのか……」

俺「たぶん」

幼女「竹とんぼ飛ばせない女だけど」

俺「……それじゃあ、飛ばせるようになるまでマショーは取り上げだな」

幼女「あー……わたしのマショーがー……」





68:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/04(水) 20:47:04.11 ID:sk3AkX6xi

幼女「竹とんぼ!」

俺「見ればわかる」

幼女「ほっ!」
(しゅっ!………コテン)

幼女「な?」

俺「全然飛ばないな」

幼女「やまもとは竹とんぼできる?」

俺「………貸してみろ。ほっ!」

(シュッッッ!!!)

幼女「おおおぉぉぉ!!!!」

俺「……な?」

幼女「やまもと!」

俺「おう」

幼女「私よりへったくそ!」

俺「うーん……こんなはずでは」





69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/04(水) 20:49:00.31 ID:sk3AkX6xi

幼女「来週までに飛ばせるようにならなきゃいけない」

俺「なんで?」

幼女「ハゲと約束した」

俺「ハゲって……あの気のいいハゲさんのことか」

幼女「うん」

俺「約束したのか」

幼女「うん」

俺「……じゃあまた行かなきゃな」

幼女「うん!楽しみ!」

俺「そうだな」

(完)





70:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/04(水) 20:49:54.40 ID:2J8EDH7E0

エロなかったけど良い話だった乙





71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/04(水) 20:58:15.46 ID:sk3AkX6xi

1乙!名作だった!





72:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/04(水) 21:01:29.82 ID:pQbXbFiw0

>>71
おいwwwwww

でもこんな幼女欲しいわ






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