ビットコインがたった一晩にして、半分の価値になってしまったとトップニュースになっています。
ビットコインはインターネット上のみに存在する「仮想通貨」として注目され、低い手数料でネット通販の決済や国際送金に使うことができることから海外では利用者が多く、最近は投機対象として相場が異常なほど高騰していました。
ところが中国が元での預託金の受け入れを停止したことを引き金に、一夜にして大暴落する騒ぎとなっています。
海外掲示板の反応をご紹介します。
Bitcoinは中本哲史と名乗る正体不明の人物によって公表された論文がきっかけで、2008年に運用が始まったと言い、ネットで決済できることから、海外を中心に広まっていました。
最近のあまりのバブル的な高騰から、中国の禁止令がなくとも、暴落は時間の問題と言われていました。
以下、海外掲示板の反応。
●現在ビットコイン関連で、掲示板のトップ人気になってるのは自殺対策のホットライン電話番号だ。ジョークじゃないよ。
●為替で自殺するものなの?
●↑投資家がすべてのお金を失うとそうなる。あまりのロスに自殺を考えだす。もともとこのシーズンはお金のかかるときで、経済的ストレスから自殺が増えるんだ。今回のことでさらに増える。
●↑投資の一番のルールは「失ったら困る金を投資するな」だ。
●↑ギャンブルのルールもそうだよ。
●自分のギャンブルの第1ルールは「2ポケット・ルール」だ。ギャンブルで使う金を右のポケットに入れておく。ギャンブルで勝った金は左のポケットに入れておく。右のポケットの金がなくなったら帰る。その後で左のポケットの中身を数えるんだ。
●自分は基本的に、ビットコインは現在有効な通貨に対して、単なる仮想通貨でしかないと見ている。このハイパーな通貨を常用的に誰かが使いたがるものとは思えない。もちろリスクを背負うなら投資もありだが、機能しうる通貨として使うにはクレイジーすぎる。
●急落は中国の規制のニュースが原因で、これは予測できない。もしそれがなかったらまだ上昇していたかもしれない。実際に中国の分がちゃらになれば、また上がっていくかもしれない。今度はもっとゆっくりだろうけど。中国は大国だが、まだすべての面で遠い。
●特別なイベントが予測が不可能だからといって、暴落が予測できなかったというわけでもない。多くの投資家からするとこれは時間の問題だった。
●これが何かの皮肉なのか、わからないでいる。
●ビットコインは前からなんか影があったよな。
●これはいいニュースだ。やっとビットコインに投資できる。そうして次のバブルを待つんだ。
●このニュースに驚くこと自体がクレイジーだよ。世界で最も不安定な通貨だった。
やはり、もともと不安定な通貨だったと指摘をする人が多くみられます。
投資には大きなリスクがあるということを物語るニュースではありました。
Bitcoin loses almost 50% of its value overnight as China's largest exchange blocks new deposits