国際宇宙ステーション(ISS)に滞在する若田光一さんと東京大学などが開発した小型ロボット「キロボ」が、ISS内で会話する実験を行いました。宇宙飛行士と宇宙飛行士ロボットが会話する映像をご覧ください。
キロボは東大先端科学技術研究センター、ロボ・ガレージ、トヨタ、電通が開発した身長34cm、体重1kgの宇宙用ロボット。今年8月4日に打ち上げられた無人補給機「こうのとり」でISSに到着しました。
実験では若田さんが「キロボ君に会うのをずっと楽しみにしてたよ」と語り掛けると、キロボも「僕もずっと会いたかった」と返答。「無重力に慣れたかな」と尋ねられると、「もう慣れたよ。全然平気」と答えました。
ほかにも、サンタクロースからのプレゼントについて聞かれると、「ロケットのおもちゃが欲しい」と話すなど、実験は成功に終わったといいます。
キロボは来年12月に地球に帰還する予定となっています。