その後の調べで、原因は箱に染み込んでいた猛毒の化学物質・トリフルオロ酢酸であることが判明。宅配便会社大手の園通快逓灘坊支店の倉庫に保存されていたもので、漏れ出したトリフルオロ酢酸で同支店の従業員4人が中毒を起こしていた事実も明らかになった。この4人は回復したという。園通快逓灘坊支店側の説明では、トリフルオロ酢酸も託送品として、焦さんが注文した靴と同じ倉庫で保管されていた。同酢酸が漏れ出した際に、ひどく汚れた品物は廃棄したが、汚れの程度の少ない品物はそのまま配送したという。(翻訳・編集/本郷)