ジョルノ「魔法少女?」|エレファント速報:SSまとめブログ
ジョルノ「魔法少女?」
- 1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/07(土) 22:58:36.85 ID:NV8Z+swvo
- プロローグ
見滝原市 駅前
????「ここが見滝原……」
???「おい!進むのがはえーぞお前らっ!ちょっと待てって!」
?????「それで、どこから呼ばれているのかわかるのか?」
????「いや……反応が不安定すぎる。しばらく待つ必要があるのかもしれない」
???「マジかよ……まーせっかくの日本なんだ色々見て回ろうぜ!」
?????「おいおい、遊びに来たわけじゃないんだぞミスタ」
ミスタ「いいじゃねーかちょっとくらい!ジョルノも久々の日本だろ?楽しめよ!」
ジョルノ「まぁ……そうですね、日本に碌な思い出はないが、それもいいでしょう」
ジョルノ(スタンド使いは引かれ合う……僕の持つこの『矢』を引き寄せている者がこの街のどこかに……)
- 2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/07(土) 22:59:19.48 ID:NV8Z+swvo
- ジョジョの奇妙な冒険 × 魔法少女まどか☆マギカ
大まかな所は出来てるので順次投下。叛逆ネタバレ無し。がんばる。
- 3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/07(土) 23:00:20.53 ID:NV8Z+swvo
- ・
・
・
CDショップ
QB『助けて!』
まどか「えっ?」キョロキョロ
まどか「誰?誰なの……?」
さやか「ん?まどか?」
改装中エリア
まどか「どこにいるの?あなた誰……?」
QB「助けて……」
まどか「あなたが呼んだの?」
ザッ!
まどか「えっ……ほむらちゃん!?」
ほむら「そいつから離れて」
まどか「だって、この子怪我してる!」
ほむら「……」ジリ…
まどか「駄目だよ!酷い事しないで!」
ほむら「あなたには関係ない」
まどか「だってこの子、私を呼んでた!聞こえたんだもん、助けてって!」
ほむら「そう」
- 4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/07(土) 23:01:47.98 ID:NV8Z+swvo
- プシューッ!!
まどか「!」
ほむら「!?」
さやか「まどか、こっち!」
まどか「さやかちゃん!」
ゴゴゴゴ……
ほむら「こんな時に!」
・・・
さやか「何よあいつ!今度はコスプレで通り魔かよ!つーか何それ、ぬいぐるみじゃないよね?生き物?」
まどか「わかんない、わかんないけどこの子を助けなきゃ!」
さやか「あれ?非常口は?どこよここ!?」
まどか「変だよここ、どんどん道が変わっていく!」
さやか「あーもう!どうなってんのさ!」
まどか「やだっ!何かいる!」
- 6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/07(土) 23:03:15.03 ID:NV8Z+swvo
- 同時刻 見滝原商店街
ミスタ「おいジョルノ!このたこ焼きってのはうめぇな!もうひとつ買って来ていいか?」
ジョルノ「いや、後にしてくださいミスタ。『矢』が反応を始めました」
ミスタ「何っ!?どこだ?どっちの方角だ?」
ジョルノ「工事中のこのビルの様ですね。行ってみましょう」
ミスタ「了解、……たこ焼きは後で買ってやるから我慢してくれピストルズ!」ギャーギャーウェェェン
・・・
ゴゴゴゴ……
ジョルノ「何だこれは!?」
ミスタ「景色が変わっていく?スタンド攻撃かっ!?」
ジョルノ「恐らくは。何かいます!注意してくださいミスタ!」
ミスタ「なんだありゃあ!?妙な形の……あれがスタンドか!?」
ジョルノ「わからない……だが敵意があることは間違いない!」
ミスタ「そうかい!ならば先手必勝だ!『セックス・ピストルズ』ッ!!」
ピストルズ「パスパスパァーースッ!!」ドバババババッ!
- 7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/07(土) 23:04:33.79 ID:NV8Z+swvo
- ピストルズ「イイイーーッハァアアーーッ!!」
ミスタ「ちょろいぜっ!オレ達の敵じゃねぇッ!」
ジョルノ「いや、これで終わりではないようだ。次々に沸いてくる。無敵か?こいつら」
ジョルノ「相手をしていてはきりが無い、突っ切りましょう!」
ジョルノ「『ゴールド・エクスペリエンス』ッ!!」ズギュゥゥン!
ぐぐぐ……メキメキ……
ミスタ「植物のつるが絡み合って橋に!」
ジョルノ「こいつらの上に橋を架けます!ミスタは襲ってきた奴らを頼みます!」
ミスタ「了解!任せとけッ!」
・・・
使い魔「わらわら」
さやか「冗談だよね?あたし、悪い夢でも見てるんだよね?ねぇ、まどか!」
まどか「……っ!」
「産まれろ!生命よ!」
- 8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/07(土) 23:05:56.10 ID:NV8Z+swvo
- バリバリッ!ブワァァッ!
まどさや「!?」
ジョルノ「君達は?……スタンド使いでは無さそうだな」
ミスタ「巻き込まれた一般人か。気に入らねぇぜ!こんなガキどもを襲うなんてよ」
さやか「あ、あんたらは……?」
ミスタ「説明は後だ、先にこいつらを片付けるぜッ!」
カッ!バシューーン!
一同「!」
マミ「危なかったわね、でももう大丈夫」
さやか「へ?」
ミスタ「何者だ!?」
マミ「あら、キュゥべぇを助けてくれたのね、ありがとう。その子は私の大切な友達なの」
まどか「私呼ばれたんです、頭の中に直接この子の声が」
マミ「ふぅん、なるほどね……その制服、あなたたちも見滝原の生徒みたいね、2年生?」
マミ「それに、一般人も何人か。間に合ってよかったわ」
ミスタ「おい!おめー質問に答えろよ!」
- 9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/07(土) 23:07:34.26 ID:NV8Z+swvo
- マミ「そうね、色々話す事もあるけれど……その前に」
マミ「ちょっと一仕事、片付けちゃっていいかしら!」パァァッ!
まどか「わっ!」
さやか「変身した!?」
ジョルノ・ミスタ「!!」
マミ「はっ!」ドガガガガガガッ!
まどか「す、すごい……!」
さやか「も、戻った!」
ジョルノ(彼女が新手のスタンド使い?……いや、やり口が回りくどすぎる。何より敵意を感じない)
ミスタ「てめー、一体何モンだ!?何だそのスタンドはっ!?何が狙いだっ!?」チャキッ
さやか「け、拳銃!」
マミ「そんなに一度に質問されても困るわ……スタンド?何のことかしら?」
ジョルノ「ミスタ、ここは一度状況の整理をしましょう。彼女に敵意は無さそうだ」
ミスタ「ジョルノ……そうだな、何がなにやらさっぱりだぜ」
マミ「話が通じそうでよかったわ。私も色々と聞きたい事があるもの」
マミ「それに……魔女は逃げたわよ、仕留めたいならすぐ追いかけなさい」
ほむら「……」
- 10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/07(土) 23:09:17.13 ID:NV8Z+swvo
- マミ「今回はあなたに譲ってあげる」
ほむら「私が用があるのは……」
マミ「飲み込みが悪いのね。見逃してあげるって言ってるの」
ほむら「……」
マミ「お互い、余計なトラブルとは無縁でいたいと思わない?」
ほむら「……」
ジョルノ「うっ!?」
ゴゴゴゴ……
ミスタ「ジョルノ!?おいどうしたっ!?」
さやか「えっ?」
ジョルノ「『矢』が急に反応を!こ……これはっ!?」
スギュゥーーーン!!
マミほむさや「!?」
まどか「えっ……?」
まどか「あっ……私に刺さって……えっ?」
まどか「」バタッ
さやか「まどk 「まどかっ!!!」
- 11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/07(土) 23:10:26.46 ID:NV8Z+swvo
- ほむら「まどかっ!まどかっ!早く治療をっ!」
ジョルノ「……いや、その必要は無い」
マミ「矢が取れて……傷口が塞がっている?」
ほむら「まどかに何をしたのっ!?」ジャキッ
さやか「転校せ……拳銃!?」
ジョルノ「ぼくらがここに来た理由がようやくわかった」
ジョルノ「彼女は『矢』に選ばれた」
- 12 : ◆Xedogpla26 2013/12/07(土) 23:13:58.14 ID:NV8Z+swvo
- プロローグ終わり。
- 13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/07(土) 23:16:01.05 ID:NV8Z+swvo
- マミホーム
さやか「わぁ……!」
まどか「素敵なお部屋!」
マミ「一人暮らしだから遠慮しないで。碌におもてなしの準備もないんだけど」
ミスタ「へぇ、なかなかいい部屋に住んでるじゃねーの」
ジョルノ「ミスタ、たこ焼きを食べながら歩くのは行儀が悪いですよ」
ほむら「……お邪魔します」
マミ「こんな大人数は想定してなかったから少し窮屈かもしれないけど我慢してね」
・・・
マミ「キュゥべえに選ばれた以上、ある程度の説明は必要かと思ってね」
ほむら「その前にいいかしら?……まどか、あなた本当に体は大丈夫なのよね?」
まどか「う、うん。大丈夫だよ。さっきはビックリしちゃったけれど全然痛くないよ」
ほむら「そう……ならばいいのだけれど……」
さやか「……」
マミ「確かに気になるわね……先にそちらから説明してもらえるかしら?」
ジョルノ「わかった。君達は『スタンド能力』という物を知っているかい?」
- 14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/07(土) 23:18:00.03 ID:NV8Z+swvo
- マミ「スタンド能力……?」
ジョルノ「一部の人間が持つ特殊な才能、超能力の事だ」
ジョルノ「素質があれば見ることが出来るが……これが見えるかい?」
さやか「わ!人みたいな影が出てきた!」
まどか「それにちっちゃいお人形さんがいっぱい!」
ピストルズ「オ人形ージャネーゾコラァッ!」「シツレーナ奴メッ!」ワーギャー
まどか「しゃべった!」
ほむら「……!」
マミ「これがスタンド……意思を持ってるのね」
ミスタ「スタンドにもよるけどな。本人の精神力が反映されていることが多い」
ほむら「素質があれば見えると言ったわね。という事は私達みんなスタンド能力が使えるという事?」
ジョルノ「基本的にはそうだが、今回は事情が違うらしい」
ミスタ「ん?どういうことだジョルノ?」
QB「どうやら魔法少女の素質がある子とスタンド使いの波長が似ているらしいね」
ミスタ「うお!やっぱりネコが喋ると気味わりーな!」
- 15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/07(土) 23:20:05.21 ID:NV8Z+swvo
- QB「僕はネコじゃないよ、さっきも説明しただろう」
ミスタ「慣れねーもんは慣れねーんだよ」
マミ「キュゥべえはスタンドの事は知っていたの?」
QB「何度か確認した事はあるよ。でも詳しくは知らないな。魔法少女には必要の無い力だしね」
ミスタ「おめーが出て行っても新手のスタンドかと思われるのが落ちだろうな」
QB「そうだね、急に襲われた事もあるから極力関わらないようにしているよ」
ジョルノ「話を戻そう。スタンド使いには血統……生まれつきの者とそうでない者がいる」
ジョルノ「そうでない者はこの『矢』で貫かれる事で能力が発現する」
さやか「これ!さっきまどかに刺さった奴だ!」
ほむら「貫かれる……という事はまさか」
ジョルノ「そう、すでに彼女……鹿目まどかはスタンド使いになっているはずだ」
ほむら・さやか・マミ「!」
まどか「私が……超能力者!?」
ミスタ「問題はどんな能力かって事だな」
ジョルノ「能力は本体の精神に依るものだが、中には周囲に危害を加えてしまう事もあったりする」
- 17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/07(土) 23:22:12.72 ID:NV8Z+swvo
- まどか「そんな……!私みんなを傷つけようだなんて!」
さやか「そうだよ!まどかがそんな事するわけ無い!あたしが保証する!」
まどか「さやかちゃん!」