481 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2013/12/22(日) 16:17:33.18
嫁が25の時、自分の働いてた会社の面接に来た。
黒いパンツスーツにひっつめ髪で。
嫁はまだ若いし、パートのオバちゃんにキツイのが多いし、すぐやめてしまいそうだなって思ったけど、
まあ一応採用して見た。
嫁は空気も読めるし物覚えもいいしでオバちゃん達からすぐ可愛がられるようになった。

ある日嫁から会社に連絡があった。
泥棒にタイヤを取られて警察が来るから仕事に遅れてしまうとのこと。
嫁は祖母の持ち家に1人で暮らしてた。
心配するパートのオバちゃん。俺は嫁の家の近くに行く用事があったから、それを済ませてから様子を見に行った。
嫁は外で近所の人(地主の山田さん)と話していた。
俺が車から降りて行くとキョドってた。

なんでも庭に置いておいた冬タイヤを盗まれたそうで、
なんで物置があるのにしまわないの?って聞いたら重かったんだそう。
仕方なく物置をあけて他にあったとられて困るようなものをしまってあげた。

年末に忘年会があって、嫁は酒を飲まないから、パートのオバちゃん数人と俺を拾ってくれるとなった。
その流れでタイヤは買ったけどまだ交換してないとなった。
もう降るかもしれないよ!とビビるおばちゃん。
週末に俺もタイヤを履き替えるなら、ついでに嫁のも変えてあげてください!
とおばちゃんに言われ、しぶしぶかえにいった。

その時近所にある実家の母からリンゴをたくさん渡されて、それを嫁にあげた。
週明け母宛にケーキをもらった。また母から野菜を渡された。
嫁からまた甘いもの→母から野菜!と続いて、母が手紙つきの果物で嫁を家に招待した。
そこから俺の知らないあいだに母と嫁の交流が続いて、
正月俺が実家に帰ったら、先に嫁がくつろいでいた。
嫁ちゃんを竹駒に連れて行ってやれ!と母から言われ、初詣に出かけたところをパートのおばちゃんに見られた。
俺と嫁より母やおばちゃんらがわいわい騒いで、先走って、気づいたら結婚してた。
今は嫁の祖母の家をリフォームしてそこに住んでる。
たまにパートのおばちゃんが遊びに来る。
嫁がこれでよかったのかは分からない。