1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/31(火) 01:38:07.70 ID:XGQyopKu0

カヲル「あれ? シンジ君は?」

アスカ「料理作ったとこで呼び出しかかってネルフ。まったく、さすがの間の悪さよね」

カヲル「残念だな……じゃあ僕は、シンジ君が戻る頃にまた来るよ」

マリ「わざわざ出直さなくてもいいじゃん」

アスカ「ほんっと付き合い悪いわよねー」

レイ「……碇君にも、もっと他の人とも交流するように言わてたわ」

カヲル「そう言えばそうだったね。分かったよ、ここでシンジ君を待とう」

アスカ「おし。じゃ、先に始めちゃいましょ」






 
5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/31(火) 01:42:37.83 ID:XGQyopKu0

「「「「「「かんぱーい」」」」」」

ヒカリ「……ゲホッ……! アスカ、これってお酒じゃ!?」

アスカ「え。そーよ」

ヒカリ「ダ、ダメよ! 私達中学生なんだから」

霧島「まぁまぁ、こういう時くらい固いこと言いっこなし」

レイ「これが……お酒……カクテル」

カヲル「……ゴクゴク」





7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/31(火) 01:45:42.14 ID:XGQyopKu0

―――

マリ「さて。みんな程よく酔ったところで―――」

霧島「ところで?」

マリ「王様ゲームと行きますか!」

アスカ「はぁ? 」

霧島「親父クサ……」

マリ「さあさあ、クジ引いてよレイちゃん」

レイ「?」

アスカ「めげないわねーこいつ」





9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/31(火) 01:53:23.47 ID:XGQyopKu0

マリ「では一発目。王様だれにゃー?」

ヒカリ「あ。わ、私みたい」

マリ「命令は?」

ヒカリ「えっと……1番が3番に、クッキー取ってあげて」

霧島「私1番だよ」

レイ「クッキー……ちょうだい」

霧島「ほい」

マリ「ま、最初はこんなもんか」



マリ「お! やっとキタ! 王様ターン」

アスカ「うわ。一番渡っちゃいけない奴に……」

マリ「どーすっかにゃ。じゃ、4番と5番がキスで!」

アスカ「はぁぁ!?」

カヲル「5番、僕だ……4番は?」





12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/31(火) 01:56:48.20 ID:XGQyopKu0

霧島「私じゃないよ。ほら1番」

ヒカリ「3。ね、ねえ、そういう命令は無しにしましょう」

マリ「却下にゃ」

レイ「……2」

霧島「あー、ってことは」

アスカ「ううううう」

カヲル「……」





16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/31(火) 02:03:40.34 ID:XGQyopKu0

カヲル「仕方ないね。これもリリンの王の命令なのだから」

マリ「いやそれは違うけど」

アスカ「まっ、待ちなさいこら! ナルシスホモ、あんた女には興味ないしキスなんて気持ち悪いでしょ!? ね?」

カヲル「そんなことはないさ。リリンの女性……特に、君は美しい」

アスカ「ひへ!?」

レイ「そう言えば、碇君が言ってたわ。フィフスはアルコールが入るとノンケになるって」

アスカ「なによそれぇぇぇぇ!」

ヒカリ「ちょ……ちょっと! やっぱりダメよこんな」

チュゥ

アスカ「んむっ!?」

チュゥゥゥ

アスカ「〜〜〜〜〜っっ」

ヒカリ「あ、あ、あ」





18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/31(火) 02:11:29.49 ID:XGQyopKu0

アスカ「……!……!」ジタバタ、ジタバタ

アスカ「……!」ジタバタ

アスカ「……っ」ジタ…

チュゥゥゥ

霧島「わー……ホントにキスしちゃってる」

チュパッ

アスカ「……ぁ……♥」

カヲル「ふぅ。これでいいかい? 王様」

マリ「うむ」





20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/31(火) 02:15:36.21 ID:XGQyopKu0

アスカ「……」ポー

ヒカリ「アスカ、アスカ、大丈夫?」

アスカ「ひへ? あ、ヒカリ……だ、大丈夫よ。まったく、酷い目にあったわ」

マリ「さて、お次は誰かなー」

霧島「はい私! えっと、1と5がハグ」

ヒカリ「私……5の人は?」

カヲル「……」

ヒカリ(まさか)

レイ「また、私」

ヒカリ「……ホッ」





23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/31(火) 02:22:41.19 ID:XGQyopKu0

―――

アスカ「よし! ようやく来たわね……この私が女王よ! 4番は2番に、耳元で愛の告白!!」

ヒカリ「アスカ!?」

アスカ「ふっ。私だけ恥ずかしい目に遭って終わってたまるもんですか。あ、大丈夫よヒカリ。そうそう当たらないから」

ヒカリ「そうそうって……確かに今回は違うけど」

霧島「2番はこっちでーす。愛の告白待ってまーす」

カヲル「今そっちに行くよ」スッ

マリ「おっ。王子様が王子様役かー、どんぴしゃじゃん」





24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/31(火) 02:32:16.33 ID:XGQyopKu0

カヲル「失礼」

霧島「えへへ。渚君カッコいいから、ちょっとだけドキドキしちゃう」

マリ「うそっこ告白だけどね」

霧島「分かってるってば」

カヲル「嘘じゃないよ」

霧島「えっ」

アスカ「という演技なわけよね」

カヲル「会う機会は少なかったけど、君のことはとても気になっていたから」

霧島「あ……はは、やっぱりー? なんて」

カヲル「……」

霧島(わ、顔近。すごい綺麗……うう、ホントにドキドキしてきちゃった)





25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/31(火) 02:38:02.77 ID:XGQyopKu0

霧島(これはゲームだし告白受ける側だし、浮気でもなんでもないからね? シンジぃ)

カヲル「これからはもっと、僕とも会ってくれるかい?」

霧島「う、うん。会うだけならいつでも」

カヲル「ありがとう」

霧島「!」ドキッ

カヲル「耳を貸して……」

霧島「はぅ、は、はい」

霧島(渚君って、ルックスだけじゃなくて、声もヤバイ……)

カヲル「(さっきのキスも……君となら良かったのにって思ってたんだ)」

霧島「……!」ドキドキドキドキ

カヲル「(好きだよ)」

霧島「〜〜〜〜♥」





26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/31(火) 02:44:14.54 ID:XGQyopKu0

カヲル「―――と、これでいいかな。女王様」

アスカ「え、あ? あっそうね。いいわよもう」

霧島「ふへ……♥」

ヒカリ「……」ドキドキ

アスカ(あービックリした。わりと真に迫ってたから、場の空気がヘンになっちゃったじゃない)

マリ「姫よりマナちゃんとキスしたかったってさ」

アスカ「ぐ。演技よ演技!」

マリ「なにムキになってんの姫」

レイ「……次」





27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/31(火) 02:49:06.01 ID:BRLJTE7GO

ここまでシンジの出番スレタイだけ





29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/31(火) 03:21:20.21 ID:XGQyopKu0

―――

カヲル「また外れた。中々引けないな」

レイ「王様、私」

マリ「どうぞレイちゃん」

レイ「……1番。2番。お互いを抱擁して」

アスカ「それさっきもやったわよ」

マリ「ま、被りはオーケーでいいじゃん」

レイ「なら、1番が2番を、座位で後ろから抱擁。そのまま頭部を愛撫して」

アスカ「もっと分かりやすく言えないわけ?」

ヒカリ「2……って私だわ」





30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/31(火) 03:27:56.19 ID:XGQyopKu0

アスカ「この手のは今度もヒカリか」

ヒカリ「でも、さっきは綾波さんとだったから」

ヒカリ(相手は変わるけど……)

カヲル「ああ、1番は僕だよ」

ヒカリ「!」ギクッ

マリ「ありゃ。今回は”当たり”かあ」

アスカ「外れに決まってんでしょ! ヒカリ……ま、ここまで来たら犬に噛まれたと思って」

ヒカリ「う……う、うん」

カヲル「じゃあ、始めるよ」





31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/31(火) 03:34:46.67 ID:XGQyopKu0

ギュ…

ヒカリ「……あ……」

ギュゥ

ヒカリ「ふぁ……」

ヒカリ(あ、あ、なにこれ)

アスカ「ヒカリ?」

ヒカリ(……心地いい。あったかい。渚君の体温、気持ちいい……)

カヲル「洞木さん」

ヒカリ「ッ」ビクン





33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/31(火) 03:43:02.48 ID:XGQyopKu0

カヲル「洞木さんって、髪がキレイなんだね。とても」

ヒカリ「そ、そんなこと……なぃ……」

カヲル「そうかな? それに、すごくいい香りがする」

ヒカリ「やっ。や、嗅がないでぇ」

カヲル「ごめんごめん。でも、キレイなのも素敵な香りも、本当のことだよ」

ヒカリ「そそそそんな」

ナデ

ヒカリ「!」ピクン

ナデ…ナデ…

ヒカリ「ふぁ、ぁぁ」

ナデ…ナデ…

ヒカリ「ぁぁ〜〜〜……♥♥」





35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/31(火) 03:49:02.97 ID:XGQyopKu0

アスカ「―――ヒカリ、しっかりして。ヒカリっ」

ヒカリ「……」トローン

マリ「あー。そろそろ、また王様になりたいなー」

ガサゴソ

マリ「っておっしゃ! 言ってるそばからマイターン」

アスカ「もう、そろそろあんまりふざけた命令は止めときなさいよ」

マリ「任せて姫。では早速っ。2は、3さんのおっぱいを揉んでキモチ良くさせてあげにゃさい!!」

アスカ「!!?」





39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/31(火) 04:00:15.74 ID:XGQyopKu0

アスカ「あっあああんたバカぁ!?」

マリ「だーいじょうぶだって。服に手を突っ込んでモミモミすれば」

霧島「え。つまり、上からじゃなくて直にさせるの? それは……私もちょっと」

マリ「なんで? ほぼ女子に触られるだけじゃん」

アスカ「『ほぼ』以外だった場合が問題なんでしょーがっ」

マリ「ほぼじゃなかったら渚君だよね。彼、この分だとめっちゃ上手な予感」

アスカ「!」ピク

アスカ(確かに……キスは、触れてるだけなのに凄かった、けど……)

アスカ「あ………あんた、本気でバカ……じゃないの?」モジ

霧島「と、とにかくマズいよ。渚君が引いちゃったら……」モジ

マリ「ほら姫、クジ、ど・う・ぞ」

アスカ「う……」





42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/31(火) 04:05:59.77 ID:XGQyopKu0

マリ「……2番。誰?」

カヲル「はい」

アスカ「あああやっぱり! サイテー!!」

マリ「姫が3さん?」

アスカ「違うわよっ違うけどっ」

レイ「………私」

霧島「綾波さん……!」

マリ「レイちゃんか。どうする?」

レイ「構わないわ……命令だもの」





47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/31(火) 04:34:55.56 ID:XGQyopKu0

レイ「下着、取るから待っていて」スル

マリ「おおっ協力的ぃ」

アスカ「この人形女は羞恥心も不感症なだけよっ」

アスカ(こんな時に、ヒカリはまだトリップしちゃってるし……!)

カヲル「もういいかい?」

レイ「ええ」

カヲル「なら、後ろから失礼するよ」

スッ…
もにゅ

レイ「……ン」





48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/31(火) 04:42:42.10 ID:XGQyopKu0

もにゅ、もみ、もみ

アスカ(ま、まあ、このザ冷血女ならなんてことなく終わるでしょうけど……にしたって)

ヒカリ「きゃ!? ちょちょちょっと、何してるの!?」

アスカ「見ての通り。そこのバカ王の命令よ」

ヒカリ「フ、フケツ! フケツよぉぉ!」

アスカ「ヒカリ、気持ちは分かるけど落ち着いて。どうせ―――」

レイ「ひぁっ!」

アスカ「へ?」





51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/31(火) 04:52:22.07 ID:XGQyopKu0

もにゅん

レイ「ンひっ」

もみ、もにゅん、ぐにゅっ

レイ「あ! ン! ひゃん!」

ヒカリ「あ……やなみ、さん……?」

アスカ「嘘……」

カヲル「ただ触れるだけじゃなく、気持ち良くするようにとのご命令だからね。指示に沿えるよう努めるよ」

もにゅっ、くにゅ、もにゅにゅんっ

レイ「イ! ふあっ! ンひっ!♥」





53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/31(火) 05:05:13.11 ID:XGQyopKu0

カヲル「本来、こんなこと聞くのは無粋だけど……気持ちいいかい? 綾波レイ」

レイ「く、ぅぅ……っ」フルフル

カヲル「そうか。君にも、否定する意地はあるんだね」

サワサワサワ…

レイ「ぁ、ぁぁ、ぁ♥」

カヲル「なら、もっと―――良くしてあげる」

ぐにゅんぐにゅっぎゅぎゅっ

レイ「あっあ〜〜〜〜〜♥……あ〜〜〜♥」

霧島「すご……い。綾波さんが、あんな顔……」

マリ「いや、おっぱいだけで、まさかここまで……んなバカな……」

レイ「ひぃぃ、い、きもひっぃ」

カヲル「そう。素直に認めれば、この命令を終えられる」

レイ「ッ……ぅぅぅ〜!」

ヒカリ「!……今のって」

アスカ(言いかけて耐えた。意地のため? それとも……続けてもらいたくて?)





54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/31(火) 05:17:50.23 ID:XGQyopKu0

カヲル「まだ頑張るんだね。僕は歓迎するけど―――君のおっぱいになら、ずっと触れていたいくらいだ」

霧島「あ。そ、そう言えば今まだ、ノーマルモードなんだっけ」

レイ「ぁぁン! あっあぁ!」

カヲル「でももう、君の方は限界かな……」

クニュッ!

レイ「ヒっ! あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜♥♥」ガクガクガク

ヒカリ「あ、あ……」

霧島「イっちゃってる、の?」





55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/31(火) 05:18:29.33 ID:XGQyopKu0

レイ「……っ」ピクピク

カヲル「さあ。もういいだろう? 気持ちよかったかい?」

レイ「…………キモヒ……ヒャッァァ……♥」

カヲル「―――だそうだよ。これでいいかな? 王様」

マリ「あ、う、うん……オーケーだと思うにゃ……」モジモジ

アスカ「うぅ……くぅ」モジモジ

霧島「ハァ、ハァ」モジモジ

ヒカリ「……んっ」モジモジ

カヲル「それじゃ、次のクジを」

マリ「あ―――待って」





57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/31(火) 05:31:44.45 ID:XGQyopKu0

カヲル「なに?」

マリ「今の、その凄いやつ……おっぱい気持ち良くするのさ、私にも……いいかな?」

アスカ「コネメガネ!!?」

ヒカリ「ダっ、ダメよ! それじゃただの不純異性交遊じゃない!」

マリ「今までのは違ったっけ……?」

ヒカリ「今までのは……あくまで、その、ゲームってことだったから、私は……!」

マリ「言い訳。なんにしたってさ、あんなの見せつけられちゃったら……ね。皆だってそうじゃないの?」

アスカ「う……ぐっ。あ、あんたみたいな淫乱と、一緒に、しないで……」

霧島「……ごめん。私は、もう……ダメかも……」

アスカ「スパイ女!? あんたまでっ」

ヒカリ「でも、とにかくダメ、ダメよ……ダメなんだから」

マリ「…………じゃあ、ゲームのルールだけ、ちょっと変えるのは?」





59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/31(火) 05:45:50.21 ID:XGQyopKu0

マリ「私達4人でクジ引いて、王様棒が当たった人がその回の王様」

マリ「王様は―――彼に命じて、一つだけ何かをさせられる。どう?」

アスカ「な……なによそれ、そんなのじゃ」

マリ「これならさ、自分で直接行動を指示できるじゃん」

マリ「キスでも、愛の告白でも、抱擁でも、愛撫でも……他のことでも、直接……」

「……ゴクッ」

もうそんなのゲームでもなんでもない、とは誰も口にしなかった
私達は、みんなで唾を飲んで
誰も新ルールに賛同しない代わりに、誰も反対することなく、黙ってクジに群がって
『共犯者』になった


霧島「『彼』は『王様』にキス。さっきアスカにしたのより、もっとずっと強く……して」





61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/31(火) 05:57:14.41 ID:XGQyopKu0

チュゥ、チュパッチュゥッ

霧島「ン!♥ ぁふ、ん〜〜〜〜〜〜!!!♥♥」ガクガク


ヒカリ「『王様』に、もっと、今度は霧島さんにしたのよりもっと凄いのを……舌も入れて……! そうよ、ゲーム、ゲームなんだから思い切り……!」

ジュルルッチュパッレロレロッ
クチュチュッチュパレロレロレロレロ

ヒカリ「ッ♥ ッ♥ ッ♥」ビクッビクッビクッ


アスカ「ハァ、ハァ、な、なによどいつもこいつも、対抗意識燃やしちゃって……」

カヲル「ご命令を、王」





63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/31(火) 06:06:49.25 ID:D8G7Z++y0

アスカ「いいわよ。私には逆に、愛の告白っての、し、してみなさいよ。聞いてあげるからぁっ」

カヲル「御意のままに―――『アスカ』」

ギュッ

アスカ「あ……っ。カ、『カヲル』……どうせなら、笑っちゃうくらいバカみたいに甘く……」

カヲル「……」ボソボソ

アスカ「!」ピクン

カヲル「……」ボソボソボソ

アスカ「ふぁ♥ あは♥」

カヲル「ふふ。可愛いよ」

アスカ「ひぁ、ぁー……♥」

霧島「わ」

マリ「人間の顔ってあそこまで蕩けるんだ……ありゃもう自我崩壊起こしてない……?」

ギュゥゥ

カヲル「……」ボソボソ

アスカ「あ、ぁぁ、ぁへひぃ〜〜〜♥♥♥」





64:おや、IDが:2013/12/31(火) 06:09:49.42 ID:D8G7Z++y0

―――

レイ「あっあーーーーーーーッッッ♥」ビクンビクン

カヲル「ふぅ」

マリ「次の王様、私だよ……ハァハァ、ああ、もうっ、我慢やばっ」

カヲル「命令は?」

マリ「おっぱい! おっぱい弄って! レイちゃんにしたのより気持ちよくして欲しいにゃっ!!」

むにゅんっ

マリ「あひぁン!♥」





65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/31(火) 06:20:44.82 ID:D8G7Z++y0

むにゅんっもにゅんっぐにゅんっ

マリ「いひー! あひっひぃー!!」

カヲル「凄い胸だね……それと、凄い声だ」

マリ「これっ想像、いじょ……あぁぁぁっっ♥」

もにゅぐにゅもにゅぐにゅ

マリ「おっぱいぃ!♥ おっぱいっきもぢひっぃぃ!♥」

ぎゅむっむににっぐりゅぅん

マリ「あっあーーーーーーッッッ!」





66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/31(火) 06:22:58.79 ID:D8G7Z++y0

霧島「ぅ、ぁ……すご……」

ヒカリ「次、私もあれ……」

マリ「ひふっ♥ 君、しゃいこ、最高らよぉっ、あっはああっあ〜〜!♥♥」



ミサト「こんな日にまでお疲れ様、シンジ君。もう上がっていいわよ」

シンジ「お疲れさまでした」





67:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/31(火) 06:24:11.22 ID:F+PGFH530

シンジキタ━━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━━━!!





68:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/31(火) 06:33:06.16 ID:D8G7Z++y0

―――

カヲル「そろそろお開きにしようか」

「「「「「!!!!!」」」」」

霧島「いやぁ、イヤっ」

ヒカリ「お……願いします、もっと」

アスカ「次私なのよ……? そんなのダメ……ねぇ、カヲル、カヲルぅ」

マリ「朝までしようよ……ね、して……」

レイ「ずっと一緒に……」

カヲル「……」





69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/31(火) 06:38:07.90 ID:D8G7Z++y0

カヲル「君たち、気づいているかい? 今夜、僕はまだ一度も王様になれてないんだ」

ヒカリ「え……?」

アスカ「そう言えば……そうだっけ」

カヲル「特に今のゲームでは、ただずっと命令を聞く立場にしか過ぎない」

マリ「そりゃそうだけど……じゃ、またルール変えるってこと?」

カヲル「ああ。ここからは、これまでの分、ずっと僕が王様になる。この忘年会が終わってもずっとね」

アスカ「!?」





71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/31(火) 06:44:36.49 ID:D8G7Z++y0

霧島「そ、それは……」

ヒカリ「それって、本当にゲームでも何でも無くなっちゃうんじゃ……」

カヲル「勿論、強要するわけじゃないさ。選択するのは君たち自身だ」

レイ「……」

アスカ「………………いいわ。それで」

マリ「姫ぇ!?」

アスカ「カヲルが王様ってことは、私はその臣下で。ずっと、一緒にいられるのよね……?」

カヲル「それも勿論。ずっと、僕のモノとして可愛がってあげる」





72:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/31(火) 06:45:18.89 ID:D8G7Z++y0

アスカ「! なら、なら絶対王様になって! カヲル……様、私カヲル様の傍にいます!」

マリ「それって気持よくて楽しそう―――私も、王様に服従を誓うにゃ」

霧島「……や、やっぱり……私も」

ヒカリ「うん。カ、カヲル様……♥」

レイ「……寝てるわ」

アスカ「は?」

レイ「私達の王様、もう眠ってる」

カヲル「……クー、クー」





73:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/31(火) 06:47:35.65 ID:D8G7Z++y0

―――

シンジ「ただいまぁ」

マリ「お。今晩はワンコ君」

ヒカリ「お邪魔してます」

アスカ「遅い! もうあらかた食べちゃったわよ」

シンジ「ゴメン。今片づけて、自分の分はあっためるから……あれ? カヲル君は?」

霧島「渚君なら疲れて寝ちゃったから、シンジのベッドに乗せてる」

シンジ「カヲル君が、疲れて……? 珍しいな」

レイ「……」





74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/31(火) 06:50:43.45 ID:D8G7Z++y0

シンジ「いただきます」

霧島「どうぞ召し上がれ」

ヒカリ「どうぞって、作ったの碇君でしょ」

シンジ「はは。でも、まだ皆いてくれて良かった。一人で食事って、昔は当たり前だったけど、今はなんだか寂しく感じるから」

アスカ「シンジ……」

レイ「碇君……」

アスカ(ごめんね。シンジ。別にあんたのこと、嫌いになったわけじゃないけど―――私達もう、決めてしまったから)

ペンペン「クェ」

シンジ「ん? ペンペンもまだ食べたいの?」





75:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/31(火) 06:55:32.55 ID:D8G7Z++y0

翌日

カヲル「??? 何の話だい?」

アスカ「何の話じゃないわよ……ですよ! カヲル様ぁ♥」

霧島「私達の主になって可愛がってくれるって、昨夜おっしゃってたじゃないですか♥」

カヲル「……集団妄想……? リリン特有の病気なのかな」

ヒカリ「カ、カヲル様……?」

レイ「そういえば碇君が言ってたわ。フィフスは、酔っている最中の記憶が全く無いって」

マリ「……え」

アスカ「んなっ!? なによそれええええええええ!!!!」

カヲル「おっと。シンジ君から着信だ―――もしもし、シンジ君! 今どこだいすぐに僕も行くよ待っていて」

スタスタスタ

霧島「……そんなぁぁ」





76:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/31(火) 07:01:19.51 ID:D8G7Z++y0

おウチ

アスカ「……」ブツブツ

シンジ「アスカぁ。何があったかも言わないくせに、いつまで不貞腐れてんだよ」

アスカ「サイテー…サイテー…サイテー」ブツブツ

シンジ「……怖いよ。ほら、そこ掃除機かけるからどいて」

アスカ「きゃっ。なによ、バタバタしちゃって落ち着かないったら」

シンジ「当たり前だろ、大掃除なんだから」





77:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/31(火) 07:09:51.33 ID:D8G7Z++y0

シンジ「暮れは一年の精算を忙しくして、三ヶ日はゆっくりして、次は新年の準備で忙しくなる」

ペンペン「クエ」

シンジ「他の国でどうかは知らないけど、それが日本のお正月だよ」

アスカ「ふんっ」

シンジ「忘年会が終わったと思ったら、すぐ新年会だってあるしね」

アスカ「!」ガバッ

シンジ「ん?」

アスカ「それよ!!」

シンジ「え? どれ?」





78:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/31(火) 07:10:24.46 ID:D8G7Z++y0

アスカ「そうよ新年会があるんだわ! ああっ、楽しみ〜」

シンジ「アスカ、そんなに宴会とか好きだったの……?」

アスカ「こうしちゃいらんない。シンジ、大掃除なんてさっさと済ませるわよ! そんで新年会の準備しなくっちゃ!」

シンジ「へ。準備って、今日からぁ!? だって、まだ年も明けてないのに」

アスカ「いいから! 早く!」

シンジ「いや、わけわかんないよアスカ……いつもの事だけど」

アスカ(またすぐに会える―――ああ、王様、カヲル様ぁ!)

おわる





80:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/31(火) 07:30:21.71 ID:3mlFm2ei0

おっつ





83:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/31(火) 07:59:25.55 ID:Atwm/37R0







84:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/31(火) 08:02:46.97 ID:BRLJTE7GO







86:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/31(火) 08:09:18.79 ID:vF3r+zZu0

年が明けたら
新年会編もよろしくお願いします





87:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/31(火) 08:15:23.56 ID:ZDkwpxxN0

総NTRなのにさわやか風味に終わりやがった乙






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