歌手の大滝詠一(おおたきえいいち)さんが死去したことがわかりました。
画像:【大滝詠一】
http://news.nicovideo.jp/watch/np786381
享年65才でした。
30日の午後5時すぎ、東京都瑞穂町の自宅で倒れ、病院は運ばれましたがすでに心配停止の状態で、
まもなく死亡が確認されました。
死因については「解離性動脈瘤」と正式に発表されました。、
…動脈が変化して分裂した状態で、動脈の壁でこぶ状となったもので、60才以上に多くみられる。
大きくなると破裂して短期間で死に至る場合が多く、胸や背中にバットで殴られたような激痛が走り、ショック状態となる。
原因については遺伝や先天的なものとする説が有力です。
警視庁福生署によると大滝さんは当時家族と一緒で、家族は
「リンゴを食べていてのどに詰まらせた」
と話していましたが、窒息死ではなく、食事中に倒れたとみられています。
31日、所属事務所のソニー・ミュージックレコーズが31日に大滝さんの訃報を以下のように書面で伝え
ました。
ミュージシャンの大瀧詠一(本名・大瀧榮一)氏が30日19時ごろ自宅で倒れ、病院に搬送されましたが、解離性動脈瘤で永眠されました。享年65歳。
通夜、葬儀等今後の対応は現時点では未定という事です。
謹んでご冥福をお祈りいたします。
大滝さんは岩手県江刺郡梁川(現奥州市)生まれ。
1970年、早稲田大学第二文学部在学中に細野晴臣さんや松本隆さんらと伝説のロックバンド「はっぴい
えんど」を結成。
画像:【はっぴいえんど(左から大滝詠一、細野晴臣、鈴木茂、松本隆】
http://matome.naver.jp/odai/2134724161093615501
翌年からソロ活動を開始。
「君は天然色」「幸せな結末」などのヒット曲を飛ばし、プロデューサーとして山下達郎さん、大貫妙子さん
のシュガー・ベイブに楽曲を提供するなど活躍。
松田聖子さんの「風立ちぬ」、森進一さんの「冬のリヴィエラ」、小林旭さんの「熱き心に」などが有名です。
来年3月21日には1984年3月21日発売のヒットアルバム「EACH TIME」の30周年を記念して、「EACH
TIME 30th Anniversary Edition」の発売が予定されていました。
誰しもがテレビやラジオ、カフェなどどこかで一度は聴いたことがある数々の名曲をリリースしてきた
大滝詠一さん。
65才という高齢だったのは意外でした。
ご冥福をお祈りします。