Android用アラーム時計アプリ Timely の開発元 Bitspin が、Google の傘下に入ったことを発表しました。Timely はクラウド同期やシンプルなユーザーインターフェース、豊富なカスタマイズ機能、オプションのアラーム解除パズル(チャレンジ)などが売りのアラーム兼タイマー兼ストップウォッチ時計アプリ。
開発元が Google に買収されたことで、かつては有料のアプリ内購入アップグレードだった広告なしプレミアム版が無料になりました。
Google Play から Timely インストールすると、最初から広告なしで使えます。
上は Bitspin 公式の紹介動画。機能としては目覚まし時計を主にタイマーやストップウォッチも使える一般的なアラーム時計アプリですが、気の利いた独自機能をいろいろと備えています。たとえば:
クラウド同期
スマートフォンやタブレット間でアラーム設定を同期、バックアップ。たとえば携帯で目覚ましをセットすれば、同じGoogleアカウントでサインインしているタブレットなどでもセットされる。クラッシュや電池切れ、置き場所などで片方が起こしてくれなくても、別のデバイスが鳴る。どれかひとつの目覚まし音を止めれば、ほかの端末でも同期して止まる。
シンプルなアラーム設定
アラーム画面の左辺は0時から24時を示す目盛りになっていて、設定したい時間のあたりに線を引く(左から右にスワイプする)とアラーム設定。ドラッグでおおまかに時間調節、画面の上下をタップすると5分ずつ微調節。細かいボタンやダイヤルを狙ったり、微妙な指の動きを要求しない。分単位で細かく決めたい場合は、時刻をタップするとテンキーパッドをタップして直打ち設定できます。
豊富なアラームオプション
アラームにはオリジナルのメロディ多数やビープ音、振動の有無、スヌーズの間隔などを設定可能。モーションセンサを使い、画面を操作しなくても持ち上げてアラームオフ、ひっくり返してスヌーズ。
またある程度目を覚まして簡単な作業しないとスヌーズさせてくれない「チャレンジ」も設定できる。チャレンジは端末を振るだけのシェイクのほか、簡単な計算パズル(4択ボタン式) 、示された解除パターンをなぞるランダムパターン、積み木のような形状をドラッグして合わせるマッチなどがある。
テーマや外見のカスタマイズ
デジタルやアナログの時計選択や、カラーテーマの選択、独自テーマの作成など。ロック画面ウィジェットでロック画面の時計表示を置き換えることもできる。
Timely アプリは Google Play で配布中です。Android OS 要件は 4.0.3以上。