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カレン「大変デスあやや!アリスがゴリラになってしまいマシタ!」


キョン「朝比奈さんなら今、俺の隣で寝ているが?」
春香・千早「仲のいいユニットは大成しない?」
京太郎「上京して一人暮らししようとしたら咲がついてきた」




1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/12(火) 16:38:35.73 ID:MHT/qSbj0




綾「はぁ、休日なのに遊びに行く相手が居ない・・・電話かけてみようかしら」



prrrrr



綾「あ、カレンからだわ・・・もしかして!」ピッ



カレン「大変デスあやや!アリスがゴリラになってしまいマシタ!」



綾「・・・は?」



カレン「とにかくシノの家に来て下サイ!」ピッ



綾「な、なんなの・・・?でもとりあえず外に出る用事は出来たわ」








2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/12(火) 16:39:29.30 ID:MHT/qSbj0




シノの家



カレン「あやや!」



綾「それでアリスは?さっき変なこと言ってた気がするけど」



ホッホッホッホッ



綾「!?」



アリス「ウホッホッホッホッ」ドスン



カレン「さっきシノの家に遊びに来たらこうなってマシタ・・・」



綾「あ、ああ、あ、嘘よね?動物園から借りてきたドッキリよね?」



カレン「現実を見るデスあやや!あの金髪、あの青い目はどう見てもアリスそのものデスよ・・・」



アリス「ウッホッホ」モグモグ








4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/12(火) 16:40:36.19 ID:MHT/qSbj0




綾「ごめんなさい、落ち着いたわ・・・ねえ、そういえばシノは?」



カレン「おかしいんデスよね、家中探したんデスが」



綾「勇さんとシノのお母さんも居ないの?」



カレン「絶対変デスヨ・・・」



綾「キッチンが料理の最中のままね、買い物ではなさそうだし・・・・・・あら?」



カレン「日本人形が落ちてマスネ・・・」



綾「どうしてこんな所に・・・・・・」



アリス「ウホホウホ?」








5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/12(火) 16:42:56.83 ID:MHT/qSbj0




カレン「あやや、アリスが何か言ってマス!」



綾「え・・・・・もしかして言葉がわかるの?」



アリス「ウホ」



綾「本当にアリスなのね・・・?(取り乱してる間気持ち悪いとか言っちゃったけど大丈夫かな・・・)」



アリス「ウホォー」ダキッ



綾「きゃああああ!」



カレン「気をつけて下サイ、ゴリラの握力は500キロもあるんデスヨ」



綾「へっ?ちょ、助けてカレン・・・毛が・・・!」








7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/12(火) 16:46:33.01 ID:MHT/qSbj0




カレン「話が通じるなら聞きマスがアリスはシノがドコに行ったかわかりマスか?」



アリス「ウホ!ホッホッホッ」



綾「付いて来て・・・って言ってるのかしら?」



カレン「そうみたいデスネー」



アリス「ウホホホ」



カレン「シノの部屋はさっき見マシタが・・・」



アリス「ウホンホ!」



カレン「こけしを指さしてどうしたんデス?」



アリス「ウホホホ」



カレン「ダメデスネー・・・話が解りません」



綾「ねえカレン・・・・・・まさかとは思うけど」



綾(まだ使用中だったキッチン、そのキッチンに落ちていた日本人形、ドンキーアリスの指差すこけし・・・)



綾「そのこけしがシノなの・・・?」



こけし「・・・」プルプル








10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/12(火) 16:49:51.26 ID:MHT/qSbj0




カレン「う、動きマシタよ・・・シノ、大丈夫デスか?」



こけし「」プルプル



カレン「よ、よく解りマセン・・・」



綾「言葉は通じてるみたいだけどアリスは解る?」



アリス「ウッホッホッホッホ」モグモグ



綾「ダメだわ・・・このままじゃコミュニーケーションが出来ない・・・」



カレン「ペンと紙ならありマス!」



綾「でかしたわカレン・・・お願いアリス」



アリス「ウッホッホッホッホ」ドコドコドコ



綾「きゃあああああ!な、なんなの?」



カレン「マズイデスあやや・・・アリスが段々野生化してきてマス!」








11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/12(火) 16:54:20.02 ID:MHT/qSbj0




綾「ここに居たら危ないわね・・・一旦逃げるわよカレン!」



カレン「シノはどうシマスカ?」



綾「お、置いてくしか・・・」



アリス「ホッホッホッ」ドコドコドコ



綾「お、追いかけてくる・・・急いで!」



カレン「シノ・・・無事でいてくだサイ・・・」



こけし「」プルプル








13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/12(火) 16:58:08.20 ID:MHT/qSbj0




玄関



カレン「ハァ、ハァ・・・」



綾「疲れた・・・・・・」



ガンガンガンガン!



カレン「ドアが壊れないか心配デス」



綾「これからどうしたらいいの・・・?」



カレン「ヨーコに連絡しまショウ」



綾「せっかくの休日が・・・」








15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/12(火) 17:02:05.88 ID:MHT/qSbj0




陽子「はいもしもし」



綾「陽子・・・今すぐシノの家に来てくれる?」



陽子「何かあったのか?」



綾「と、とにかく急いでよね!」ピッ



ガンガンガンガン



カレン「なんかへこんできてマスヨ・・・?あややー」ギュウウ



綾「わ、私だって怖いのよ!後ろに隠れないで!」








16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/12(火) 17:07:24.73 ID:MHT/qSbj0




ガシャーン



アリス「ウホウホウホウホ!!」



綾「う、うそ・・・」



カレン「・・・仕方ないです、あややは先に行って下サイ!」



綾「何言ってるのよカレン!死ぬわよ?」



カレン「ワタシはあややが大好きデス!傷つけたくありマセン!」



綾「さっき傷つけてたんだけど・・・」



カレン「さあ来るデスヨイギリス霊長類!」



アリス「ホッホッホッホッ!」








18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/12(火) 17:09:23.98 ID:MHT/qSbj0




「私に任せろ!!」



綾「今の声は・・・!」



「アタック!」



アリス「ウウ・・・」ドサッ



カレン「た、助かったデス・・・」



陽子「綾、カレン、怪我ないか?」



綾「ええ、ありがとう陽・・・」



陽子「んー?」ブヒー



カレン「ウリ坊・・・」








19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/12(火) 17:10:40.44 ID:oanoPM4e0




イギリス霊長類ワロた









20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/12(火) 17:11:12.08 ID:MHT/qSbj0




陽子「あー、この姿は別に気にするな」



綾(なにこれカワッ・・・もふもふしたい!)



カレン「ヨーコはフツーに喋れるんデスネ」



陽子「私だけ効果が中途半端みたいでな」



綾「え?待って、もしかして陽子はこうなった原因を知ってるの?」



陽子「ああ・・・」








21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/12(火) 17:20:31.33 ID:MHT/qSbj0




陽子「カレンがくれたドリンクのせい」



カレン「・・・え」



陽子「輸入ドリンクだったっけ」



綾「あー、そういえば猫の絵のついたボトル貰ったわ・・・」



カレン「・・・ワタシのせいデスカ」



陽子「アリスに謝っとけよ?」



陽子「とにかく効果ならそろそろ切れると思うからさ」



綾(うーん・・・もふもふしたいなぁ・・・)








22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/12(火) 17:22:05.78 ID:MHT/qSbj0




こけし「あのー、皆さん?」



カレン「わ、ビックリしたデス!なんで居るんデスカ!」



こけし「アリスはどうしたんですか?」



綾「そこで倒れてるわよ」



アリス「・・・」グッタリ



こけし「あれはただのゴリラでは?」



陽子「現実を認めろ忍、あれはどーみてもアリスだ」ブヒブヒ



カレン「見苦しいので早く戻って欲しいデスね・・・」








23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/12(火) 17:25:03.25 ID:MHT/qSbj0




アリス「う・・・・・・うーん・・・」ウホ



忍「あ、目が覚めましたかゴ・・・アリス」



アリス「なんだかシノが小さく見えるね・・・それにこけしに見えるよ・・・」



カレン「早く辛い現実もとい鏡を見るデス!」



アリス「な、えっ・・・?なにこれ・・・?」



綾「あれ・・・アリスにはさっきまでの記憶がないの?」



陽子「んーたぶんな、ワタシも最初意識が危なかったし」



アリス「そんなあ・・・ひどいよこんなの・・・」ウホ



忍「誰か私を起こして下さい」プルプル








24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/12(火) 17:29:20.14 ID:MHT/qSbj0




一時間後



陽子「ふう、やっと戻った」



綾「・・・・・・そうね(もったいない)」



忍「どうせなら金髪少女がよかったですね」



綾「なんか疲れたわ・・・・・・」



カレン「でもちょっぴり楽しかったデス!」



綾「どこがよ・・・」



カレン「せっかくなのであややもドリンク飲んでみマスカ?」



綾「え、私・・・?いいわよそんな・・・」



カレン「はんぶんこすればいいじゃないデスか」



綾「・・・カレン」








27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/12(火) 17:34:13.51 ID:MHT/qSbj0




アリス「」



忍「あの、アリス・・・?」



陽子「おかしいな、ゴリラから戻らない・・・」



忍「どうするんですか!これじゃ動物園に保護されてしまいますよ!」



陽子「だ、大丈夫だ今日中には多分・・・」



アリス「ワタシガナニヲシタノ」



綾「ニャー」



カレン「カワイイデスヨカレン!!」








32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/12(火) 17:46:53.78 ID:MHT/qSbj0




一時間後



忍「アリス・・・あなたは本当に戻る気あるんですか?」



アリス「うう・・・」ウホウホ



忍「今のアリスには金髪以外の価値がありません・・・」



アリス「うう・・・」クチャクチャ



忍「なんで納豆食べてるんですか!」



陽子「ヤバイ・・・このままだとシノとアリスが・・・なあカレ・・・」



カレン「フニャ・・・」



綾「ニャ」



陽子「お前等何してるんだよ!」



カレン「ニャ」



陽子「ど、どうしよう・・・こいつらも!?でもまあ、カワイイからいっか!!」



こうしてアリスは世界初のイギリス霊長類として動物園へと連れて行かれ綾とカレンは陽子のペットになりした

おわり






漆原「暑すぎてやる気でない」 芦屋「お前はいつもないだろ」
春香「ほ~ら、響ちゃんのグラビア巻頭特集だよ!」
漆原「ベルが遊びにやってきた」鈴乃「『面倒を見に来た』だ」