SONY、新しいウェアラブル構想「SmartWear Experience」を発表
ソニーモバイルは6日(現地時間)、新しいウェアラブル構想「SmartWear Experience」を発表し、サービスの一環としてライフログアプリケーション「Lifelog」と、ライフログを取得するためのデバイス「Core」を発表しました。
Credit:SONY
動画では、ただの活動量計と専用の健康アプリのように伺えますが、内容を聞くと興味深いサービスのため、以下に詳しく解説します。
ウェアラブルデバイスの隆盛
昨今、スマートフォン市場は隆盛を極めつつあり、それに伴って小型端末に関する技術は驚くほど進化しました。その恩恵を受けたジャンルのひとつがウェアラブルです。 “コンピュータを身にまとう” というシステムはその特性からコンパクトであることを常に求められており、小型化技術の発展した今こそ、正にウェアラブル躍進の時期に来たといっても過言ではありません。
GoogleやSamsung、NIKEなど各社は、様々な形でウェアラブルデバイスとそれに付随するサービスを展開しています。例えばGoogleはウェアラブルデバイスとして「Google Glass」を、サービスとして「Google Now」を展開しています。
Google Nowは、GlassやAndroidスマートフォンから取得したデータを基に、ユーザーの趣味や習慣等を読み取り、情報を提供する画期的なサービスであり、次世代のユーザーエクスペリエンスとして最も期待されているものの一つです。
今回発表されたLifelogとCoreの関係は、このGoogleのサービスに近いものとなっています。
ソニーのウェアラブル
ソニーはスマートウォッチをいち早く発売するなど、ウェアラブル端末に力をいれている企業のひとつであり、他にも「アクションカム」や「ヘッドマウントディスプレイ」などの身に着けるデバイスを多く販売しています。
このように “ハードウェア” の分野においては、様々な製品をリリースしているソニーですが、今まではそれらをまとめる “ソフトウェア” に欠ける所もありました。
そんな中発表されたのが今回の主題 “SmartWear Experience” です。
これは、ネットワークにつながる様々なデバイスからデータを取得することで、 “最高の体験” をユーザーに提供するもので、本日はそのサービスのひとつとして、(現時点において)Android用アプリ “Lifelog” と、ウェアラブルデバイス “Core” が発表されました。
Core
Coreはいくつかの機能を備えた、ソニー史上最も小さい情報端末です。Coreは用途にあったカバーを装着することで様々な使い方が可能になります。本日の発表ではリストバンドとして利用することができる「SmartBand SWR10」が紹介されました。
Coreの特徴は以下の通りです。
・バイブレーション搭載
・サイドキー(「Life Bookmark Key」)搭載
・サイドに通知用LED搭載
・防水
・5日間以上持つ程度のバッテリー
・USB microコネクタ搭載
・NFC対応
・Bluetooth通信対応
また、ほぼ全ての活動量計は歩数などの計測に加速度センサを用いていることからCoreにも搭載されていることが推測されます。
このようにコンパクトながら多機能なCoreでは、スマートフォンとバイブレーション機能を連携させることで、着信の通知や目覚ましに用いることができます。また、次に紹介するアプリ “Lifelog” と合わせて様々なデータを取得することができます。
Lifelog
このアプリケーションでは、Coreから送信された情報とスマートフォンで取得した情報を元に、ユーザーの行動を記録することができます。
記録する情報として以下のものが挙げられます。
・消費カロリー
・歩数
・移動時間(歩行、走行、自転車、車など)
・GPS情報
・Life Bookmark Keyを押した時間
・写真撮影した瞬間や音楽を再生した時間
Lifelogでは、これらの情報を元にユーザーの体調管理を行ったり、記録を蓄積することで日記代わりにすることができます。また、いつ、どこで写真を撮影したか、どのようなコンテンツを楽しんだかという、一見意味の無い情報を時系列に沿って記録してくことで、新たなサービスへとつなげることも考えられています。
この様に、ただの健康管理用のライフログとしてではなく、日々の行動全てを記録する、一歩進んだ新しいサービスとして開発されたアプリケーションがLifelogです。
ソニーの狙いは
今回のソニーのSmartWear構想は、開発キットやサービスの仕様を提供することで、車や家電製品、スポーツウェアといった他社の様々な製品を巻き込むことを考えており、さらに自社で提供する「Sony Entertainment Network」などと連携させることも考慮に入れた、枠にとらわれない大きな構想になっています。
似たような構想を持つGoogleなどに対してソニーはすでに、カメラや時計、テレビなど多機種に渡って連携できそうな自社製品を展開しています。ひとまずはそれらの製品をどの様にしてサービスと連携させていくか、という点に注目するべきだと筆者は考えています。
はたして、この大きな「One Sony」がどうなっていくのか非常に気になるところですが、詳細は2月下旬に開催されるMWC2014で発表されるとのことですので、それまで楽しみに待ちたいと思います。
攻めのSONY最高!
スマートヅラ「応援ありがとう」
スマートフォンというカテゴリが出来つつあった時、誰もがMicrosoftがそのまま市場を支配すると思ってた。でも実際の勝者はPCではマイナーシェアに過ぎなかった会社とそもそもOSシェアすら無かった会社だった。
ウェアラブルでもAppleやGoogleが勝つとは限らない。頑張れSony!
スマホがコモディティ化したいま、次はウェアラブルみたいな流れになっているけど、そうなると以前から様々なモバイル機器をやってたメーカーの方がもともと地力はあるんだろう。デバイス連携とか考えても、デバイスを沢山手持ちで持ってる方がむしろ有利に働く面もあるし。
それがスマホに市場をすっかり食われて会社が存亡の危機に陥ったことで、ようやく会社としてひとつにまとまりつつあるのと、テクノロジーの進歩でインフラも含めてIOT的なコンシューマー商品を作れるようになってきたのも味方しているかも知れないね。
後はデベロッパーコミュニティなどのエコシステムをうまく育てられるのかどうか?と、手持ちのコンテンツ資産を有効に活用できるかどうか、かね?
ウェアラブルデバイスが情報処理を今すぐ担うというのは考えづらいからなあ。当面はプラットフォームというより周辺機器だろうね。立ち上げた企業が新しい使い方をどんどん提案していかないと中々サードも立ち上がらないだろう
ヘッドマウントディスプレイをおもいっきり小型化すればSONYglassができるんじゃないの
あれは第一透明じゃないし、ある程度目からの距離がないと焦点があわないんじゃない
テスト版ではカメラ付きのも作ってたしすぐに作れる技術はあるでしょ
SONY製品の難点は専用アクセのバリエーションの少なさなんだよなぁ
カラーリング多数&革等の他素材版も出してくれ!
今のところ出てるデバイスの中では一番付けてても違和感ないかもね
時計やメガネは論外なデザインだからなぁ…
SONYのアイディアはいいけど、洗練された動作をしない印象があるから、
ちゃんと作りこんでてほしいな
なんか、ウェアラブルデバイスって言ったもん勝ちな感じになってきた。
このCoreってやつがもっと小型化して好きな時計とかアクセサリーに付けられるようになったら良さそうだな
時計につけるんじゃなくて体の中にぶち込めたらサイコーなんじゃね?笑
最高じゃねえ藁
小型防水でバイブレーション…
閃いた
死んだら役所に自動報告するバイタルチップをだな・・・。
死んだら系ならPCのHDDが自壊するようにしたいな。
ウェアラブルに関しては今年が市場の主導権握る為に大事な時期になりそう
ソニーはポテンシャルは十分なんだから頑張ってAppleみたいなエコシステムを構築してくれ
UP by JAWBONE
Misfit Shine
NIKE+ FUELBAND SEを使ってきたけど、このCoreも良いね
2、3世代目が出たら買ってみようかな
ソニー挑戦的なこと色々してていいと思うんだけどいまいち流行らないって感じだよな
まあiPhoneとかiPadもなかなか流行らなかったからもう少し見てみないと分からないのかな
リストバンド型って運動・健康管理にしか使い道がないわけでこれ以上機能が進化すると思えないんだけどな
UI次第だろう。テレビのリモコンぐらいには使えそうだが
なかなか面白いのではないでしょうか
ウェアラブルって最近注目を集めてるけど正直流行らないと思う
ガジェット好きとしては手に入れたい気持ちはなくはなけど、一般人がウェアラブルデバイスを欲しいと思うか?
まあ欲しいと思わせるウェアラブルデバイスをどこかの企業が作ってくれることを期待しよう
Xperiaじゃないと機能制限したりするのだろうか
個々数年のソニーを見る限りそれはありえないと思うね
初期は様子見のためにXperiaのみに対応とかはあるかもしれないけど
SDKを提供するみたいなのであからさまな機能制限はしないだろうけど、例えば音楽などの記録はXperiaのWalkmanアプリでは当初から対応するが、他のAndroidのデバイスでは自分がよく使うプレイヤーアプリが対応してくれないと記録できない、みたいなことは発生すると思う。
グーグルとソニーによる新たな行動監視ツールです
平成ライダーのベルトってウェアラブルデバイスだよね。
画面つきはかっこわるい→だから画面なしのスタイリッシュなのにしよう
ってことでいいんなら、別に前から他にもいろいろあったんじゃって気がしてしまう。
ウェアラブルってことで何が目的のものなのかいまだによく見えてこない
通知で振動したり、歩数計測したりってだけのものなのか?
そんならデジタル時計のおまけ機能レベルに思えてしまうし…うーん
NIKE+ FUELBAND SE使ってるけどAndroid対応してないしGPSも内蔵してないから値段と評判次第でコッチでも良いかな
他の製品への展開みたいな大風呂敷はCellで懲りたかと思ったが…
まあ今回のはもしコケてもCellほど大やけどしないで済みそうだから頑張ってほしいものです
コア部分が取り外せるってのはいいよね。
気分でガワを変えることができるし、他の形のバンドに付け替えることでカバンとかに付けることも可能だし。
Androidだったらgoogleさんが位置情報を記録してくれるからな
親切だよなあ
https://maps.google.com/locationhistory/
こういうのはバッテリーの心配が解消されない限り絶対に普及しない。
自動巻き時計みたいに手の動きとか、あるいは体温や光で電力を完全に賄えるようにならないとダメだね
でもまあこういうシンプルなコンセプトのデバイスはアリだと思う
よくあるタッチ画面ついてSNS通知だのなんだのが確認できるスマートウォッチ(笑)みたいな
わざわざ身に纏うことの必要性をまったく感じられないうえにろくに電池保たない無駄デバイスより遥かに有意義
写真で見る限りはデザインも今までの中では一番いいかなぁ
「メイリン!ソードシルエット!」(ガンダムネタ)的な
換装できるものって結構好きだからワクワクする
これは良さげ。
ライフログって興味ある人いるの?
情報抜かれて広告なんかに利用されるだけじゃない?
それもアリなんだろうけど、外回りの営業マンの監視に使えそうな気がする
結局のところ企業側がユーザーの行動データ集めたいだけだからね
自己顕示欲の強いソーシャル()な人達釣ろうと頑張って何か最先端ちっくに見せかけてる最中。
別に法人用途の位置・行動管理なんて既に持ってるスマホやら決済端末で十分なわけだし
ログは距離とかそのくらいでいいかなと思う
睡眠時のログは興味はあるけど
ただ、心拍がリアルタイムとれるならランニングが捗るなぁ
血圧や心拍数、体温のログなどから、成人病や疾患の予防などに使えないのか?
リストバンド出すのはいいけどさあ…歩数計はケータイに内蔵しろよできるんだから
ライフログ好きでソニオタの俺は買ってしまいそうだ
今はUP, FuelbandSE, Withings使ってるから、できれば1つにまとめられるくらい機能ほしいなぁ
UPの目覚まし+食事管理(アプリ)、Fuelの見た目+時計、Withingsの心拍数+体重計
これ全部ひっくるめた感じの出してくれるとうれしいんだけどなぁ
個人的には、どうせなら時計をつけてほしい・・・
というか液晶やカメラ付きで高機能にしてくれたほうがうれしい
バッテリーの問題なのかな
俺は逆にシンプルな方が良いと思うな。
でも、時計が付いた方が良いと言うのは同意。
こう言うのは時計とシンプルな通知機能のみにしてバッテリーライフを伸ばす事に注力すべきだと思う。
もう少し練れよ
批評コメばっかで欲しいっていうコメントが殆どない…こけそう
1億総評論家時代ですからw 売上とは無関係でしょう?いずれにしても全員がほしがるようなものでは無いしね。
想像していたより好意的な意見が多い気もする