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ジャンプＳＱ．連載「ＣＬＡＹＭＯＲＥ」第１４６回です。
ついに到着したミリア達に対し、余裕を見せ戦士スタイルのまま戦い続けるプリシラ。
クレアの使う技を覚えていたプリシラは何とイレーネの高速剣を受け止めてしまう。
クレアの高速剣に加えミリアの妖力解放状態からの限界を超えた幻影で同時に攻撃するもかすり傷一つ付ける事が出来ず衝撃を受けるミリア。
クレアがその実力差を実感し動けなくなる中、待望の深淵カサンドラ及び覚醒者チームが到着するのだが…！？
「そうだ…なにもかもデネヴの言う通りだ…」
これまでずっと一人で闘ってきたクレア。
仲間と共に闘っていた時ですら最後の決着は自分一人でつけるつもりで闘っていたのだという。
自分の命など惜しくはなく、むしろ自ら覚醒してそこで人としての人生に終止符をうつつもりですらいたクレア。
『私はあの時のやり直しをしたかっただけなのかもしれない』
かつてテレサが殺された時、怒りよりも恐怖に支配されただ震えて泣く事しか出来なかったのだという。
そんな自分が許せず、愛する者を殺されその者を胸に抱き怒りのまま挑んでいく自分の姿に置き換えたかったクレア。
故に倒す事が目的ではなくたとえ殺されても相手に向かって行く事が彼女の全てになっていたらしい。
そんな自分の本当の気持ちにクレアが気づく中、猛攻を開始した覚醒者たち。
さすがに戦士のままでは無傷とはいかなかったプリシラだが、そのせいで変身が中途半端な形に？
人型と覚醒体の中間の様な姿に覚醒体への移行がうまく行っていないと判断したミリア。
『戦士の姿のまま覚醒者から受けたダメージが大きく完全覚醒を困難にしているのか』
「攻撃の手をゆるめるな ここから一気にたたみかけるぞ」
チャンスはあるとみて総攻撃を指示するミリア。
だが果たして超絶モンスターであるプリシラを今のままで倒せるのか？
体が崩壊しても「創生」する事が出来る以上、単に斬ったり破壊したりした程度ではとても倒せるとは思えないのだが…！？
自分が狙うべき敵が誰なのか理解したのか、さっきまで闘っていた覚醒者と共にプリシラを攻撃するカサンドラ。
自意識を取り戻したと思われるカサンドラですが、彼女の中でどういう心理が働いているのかは気になるところ。
そんな中、必死に自分を奮い立たせてプリシラに挑んだクレアだったのだが…上手く剣を入れる事に成功した？
「だから言ってんだろ ぼけ」
「クレアはそんなんでへばるタマじゃねーんだよ」
クレアが力強い一撃を入れた事で元気付けられる仲間たちだったのだが…！？
だがそのクレアは今までとは別の事を考えながら剣を振るっていた様子。
『私は弱くなった』
ラキと再会し仲間と剣を重ね共に闘うと約束してから、クレアはみんなと共に生きたいと願ってしまったのだという。
仲間を失いたくない、この先も共に歩いていきたいと思う自分にかつての全てを投げうてる強さはもうないと自覚するクレア。
圧倒的な力をもつ者に心の底から恐怖を抱き、死にたくないという思いにかられながらそれでも尚必死に剣を振るう。
初めて仲間と共に闘い、自分の中にあった大きな力を失ってしまった事を理解するクレアだったのだが…！？
「この…」
クロノスの攻撃を抑えた直後、カサンドラの首の攻撃を受けイラつくプリシラ。
だがその刹那、ミリアの幻影の技が決まりプリシラの手足を崩壊させた！？
そんな様子に歓喜する仲間たち。
だが、その直後、ついにプリシラが完全な姿を取り戻してしまったのだ！！
「言ったでしょ少しずつ力を戻していくって…」
「それとも何か勘違いさせちゃったかしら？」
力を戻し、余裕の姿を再び見せ始めたプリシラ。
そんな様子にかなり厳しくなった事を理解する戦士たちだったのだが…！？
だが、そんな完全体プリシラの背後からクレアの剣が！？
『私は初めて仲間と共に闘い 私の中にあった大きな力を失った』
『かわりに得た力は臆病になった私を魂ごと奮い立たせる』
今までとは違う、生きる為の剣を振るうクレア。
「いくぞ 決着をつけるぞプリシラ」
仲間との明日を作る為、プリシラをここで倒す決意をするクレアだったのだが…！？
思えば前回プリシラと対峙した時は全てを捨てて覚醒するつもりでした。
結果としてそれは叶わなかったクレアですが、どうやらそういった無謀な行動には出る事はもうない様に思えます。
その一方で、仲間への思いを強くした事から、逆に仲間に何かが起きる事態になれば勇気を振り絞って覚悟を決める可能性もあるか？
このまま全員無事で終えるとも思えないこの事態。
果たして“生きる為の剣”はプリシラを倒す力となるのでしょうか…？
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数集めた所で一瞬でひっくり返されそう。
やっぱラキが頑張る以外でプリシラが止まる要素が全く見えてこないよ。