SCEがクラウド技術を使ったプレイステーションゲームのストリーミング配信サービス「PlayStation Now」を正式発表。
GIZMODOによると今月末から米国でPS3を使ったクローズドβテストが行われ、今年の夏には米国でサービス開始予定。もちろん日本でも開始予定ですが、詳細は未定です。
対応デバイスはPS4、PS3、PS Vitaと、米国で販売される2014年モデルのブラビア。まずはPS3のタイトルをPS3とPS4向けに提供し、追ってPS Vitaを追加するとのこと。ブラビアはそのあとになりそうですね。
利用にはレンタル、または定額制のサブスクリプション型が提供されます。詳細な料金体系は未発表です。
発表があったCES会場内ではすでにデモプレイが可能
実際にデモを体験したCNETのコメントを見る限り720pで行われるストリーミング品質も結構良さ気です。
総合的に見ると、レイテンシはほとんど気にならなかった。ゲームプレイの間、ちょっとした遅延を数回感じたものの、それ以外はレスポンス面で問題を感じなかった。画質の方はもう少し差が目立ち、観察力に優れたゲーマーであれば画質がソフトになっている点や、ブロックノイズの存在にすぐに気付くだろう。
とは言うものの、レイテンシや画質に関するこういった点は、筆者にとってゲームにのめり込むうえでの「十分なレベル」をクリアできていたため、数分間プレイするだけですぐに気にならなくなった。
デモでは『BEYOND: Two Souls』、『God of War: Ascension』、『Last of Us』、『パペッティア』の4タイトルを遊ぶことができたそうですが、正式サービス時にこれらのタイトルが配信されるとは限らないとのこと。また、このPS Nowを利用できるのはソニー製品だけに限定されず、他社製のテレビやスマホなどのモバイルデバイスでも利用できるようになるとも!
また、PSBLOGでのユーザーと開発者のやりとりによると、回線速度は5Mbps+推奨とのことです。
クラウドのプレステ! SCEが米国でプレステゲームをストリーミングする「PlayStation Now」を正式発表[GIZMODO]
(ロバーツ町田)