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http://japanese.engadget.com/2014/01/09/huawei-ascend-mate2-4g-6-1-ips-4050-ah-lte/


Huawei Ascend Mate2 4Gの使用感:6.1インチIPS、4050mAhのフラッグシップファブレット。LTEはソフトバンク向け - Engadget Japanese


CES 2014 において、Huaweiは、6.1インチIPS、4050mAhバッテリー搭載のファブレット Ascend Mate2 4Gを発表しました。Huaweiブースにて担当者が「PCなしでこれで全てできる」と自信をのぞかせたフラッグシップモデルの使用感を確かめてきました。

Huawei Ascend Mate 2 4G

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スマートフォンとタブレット端末のちょうど中間に位置するファブレット。Ascend Mate2 4Gは、Huaweiがフラッグシップに位置づけており、主な仕様は以下の通り。

ディスプレイは6.1インチ 1280 x 720 ドットのIPS液晶。4コア 1.6GHzプロセッサに、2GBメモリ、ストレージは16GB。メインカメラは13MPで、ディスプレイ側のカメラも5MPとなっています。Ascend Mateは8MPと1MPカメラでしたから、大きく機能アップしたところです。



大きさは161.0 x 84.7 x 9.5mmで、重さは202g。Ascend Mateより、縦横数mm、厚さはコンマ数mmレベルで小さくなり、重さは4g増えました。動作はきびきびとしたもので、国内モデルで言えばGalaxy Note 3を一回り大きくしたようなサイズ感です。

バッテリーは4050mAhで、これはAscend Mateから変更はありません。ただし、バッテリーライフ自体は向上しており、標準利用は45時間から60時間に、通話時間も1時間長くなって25時間となっています。


写真左Galaxy Note 3

日本発売モデルで競合にあたるのは、5.7インチのGalaxy Note 3になるかと思います。ディスプレイサイズはAscend Mate2 4Gが大きく、プロセッサやメモリ、ストレージ容量はGalaxy Note 3の方が上といったところ。いずれのモデルも片手操作よりも、両手操作が使いやすいはずです。

なお、ユニークな機能としてグローブモードを搭載しており、静電容量方式ながら手袋をしたまま操作可能としている点です。LTEは最大150MbpsのCat4対応ですが、詳細は後述します。

Ascend Mate2 4Gは、対応バンドによって3つのモデルをラインナップし、NTTドコモやauがサポートするFDD方式のLTEにおいて、国内バンドには非対応となっています。TDD方式のLTEは2モデルあり、一方がUMTS(W-CDMAやHSPA)、もう一方がTD-SCDMAをサポートしています。TD-SCDMAは、7.5億超の契約者を抱える世界最大の通信事業者 中国移動(チャイナ・モバイル)が採用する通信方式です。

ソフトバンクやUQ WiMAXが展開するTDD方式のLTE(ソフトバンク 4GおよびWMAX 2+)をサポート。仮に国内で登場するならば、素直に考えてソフトバンクでしょう。ただし、ソフトバンクは2012年冬モデル以降、Huawei製スマートフォンは投入しておらず、WiFiルーターを供給しています。ブース説明員によると、SIMフリーモデルも販売する計画とのこと。