岡崎泰葉「ドールハウス」
- 1 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/01/12(日) 17:56:00.29 ID:G9rwxlJK0
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泰葉「できた…」
泰葉「可愛いなぁ…」
泰葉「作るのにだいぶ時間かかったもの…当然ですね。」
泰葉「でも何か足りない…目が義眼なのは仕方ないことだけど…」
泰葉「…そっか、わかった!」
泰葉「そうと決まったら…ここを綺麗にして…これは事務所の皆で食べましょうね。」
泰葉「みんな...大好きみたいだから...」 - 2 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/01/12(日) 18:00:35.79 ID:G9rwxlJK0
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泰葉「ふふっ…相変わらず…東京の空は、星が見えない。でも、このドールハウスの中はとても綺麗…中にいるドールたちも、ライトで照らされて凄く綺麗…」
泰葉「この子も…顔は情けないけど…いい毛並み。」
泰葉「飼い主の金髪も、新しいドールの真っ白い髪も…やっぱり可愛くて綺麗ね。嫉妬してしまいそう……」
泰葉「でももう嫉妬なんてしませんよ?」
泰葉「貴女達は大切な私のドールです…」
泰葉「お休みなさい…私の可愛いドールたち」
泰葉「今度のお友達は…貴女達の大好きな人よ。」
- 3 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/01/12(日) 18:04:27.07 ID:G9rwxlJK0
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翌日 事務所
泰葉「皆さん、お鍋できましたよ。」
P「おっ、美味そうだな。」
ちひろ「寒い日にはぴったりですね。」
みりあ「モツ鍋だ―!」
泰葉「いつも同じ鍋でごめんね、みりあちゃん。」
みりあ「そんなことないよ?私、泰葉さんのモツ鍋好きー」
P「俺も好きだぞ。味付けがいい!」
泰葉「ありがとうございます。」
P「しかし、最近モツ鍋ばっかりだな。」
泰葉「ちょっとハマっちゃって…ダメでしたか?」
- 4 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/01/12(日) 18:06:21.67 ID:G9rwxlJK0
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P「モツ鍋にか?」
泰葉「……」
P「泰葉?」
泰葉「え、ええ…そんなところです。」
ちひろ「相変わらず美味しいわ……一体どこで買ったの?」
泰葉「実家の方の知人から送られてくるんです。」
ちひろ「これを美味くタイアップで一山……」
泰葉「ごめんなさい。趣味でやっている程度の人なので、販売までは…」
ちひろ「お金儲けは無理そうね…ざんねんだわ。こんなに美味しいのに。」
- 6 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/01/12(日) 18:08:06.59 ID:G9rwxlJK0
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P「おかわり!」
みりあ「私も―!」
輝子「あの、私も」
ちひろ「ずずっ... 鍋のスープも美味しいわ…」
泰葉「沢山食べてくださいね。」
P「それにしても、泰葉は料理が美味いな。」
泰葉「芸能界に長くいると、色々なことを体験するので…」
みりあ「私も、泰葉さんみたいになる―!」
泰葉「その…なんだか恥ずかしいですね。」
P「胸を張れって、泰葉。お前は自慢のアイドルだよ。」
泰葉「Pさん…ありがとう///」
P「うんうん…おっと、名残惜しいけど、仕事の時間だな。みんな、準備しろ。そろそろ行くぞ。」
- 8 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/01/12(日) 18:09:26.94 ID:G9rwxlJK0
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輝子「フヒッ」
みりあ「えー、もっと食べたかったなー」
P「おいおい、わがまま言うなって。」
みりあ「わがままを言う私は、悪い子?」
輝子「悪い子…ヒャッハ―!」
P「輝子、それはちょっと違うぞ」
輝子「ごめんなさい。」
みりあ「ひゃっはー♪」
P「真似するのは…まぁ二人とも可愛いから、良しとするか。」
輝子「フフ、人が足りない。」
- 10 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/01/12(日) 18:10:41.43 ID:G9rwxlJK0
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P「こずえのことか?」
ちひろ「そういえば、連絡は何も来ていませんね。」
P「イヴは…実家に帰るとか言ってたからいいものの…アイツに実家ってあるのか?」
ちひろ「やだなぁ、あるに決まってるじゃないですか。」
P「そうですよね。じゃあ行ってきます。」
泰葉「実は…この仕事、結構楽しいんです。」
P「泰葉プロデュースのドールハウスだもんな。」
泰葉「はい。」
P「みりあ、輝子、こずえ、この3人をドールに見立てて」
泰葉「私が3人に合ったドールハウスを作る。」
P「こずえがいないのが残念だな。おっと、相手先に連絡しないと。」
- 11 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/01/12(日) 18:11:42.24 ID:G9rwxlJK0
-
泰葉「ええ。」
P「代わりに、あの輿水さんが来るらしいぞ。」
泰葉「輿水さんですか?」
P「ああ。あのバラエティに引っ張りだこの。」
泰葉「お会いするのは初めてですが…楽しみですね。」
P「そうだな。今話題のアイドルだからな。」
泰葉「華やかなだけの世界じゃないのに…あんなに頑張ってる輿水さん。興味が出てきました。」
みりあ「ねーねー、私たちともお話ししようよ―!」
みりあ「ね、輝子ちゃん!」
- 12 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/01/12(日) 18:14:14.46 ID:G9rwxlJK0
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輝子「あっ…えっ…」
P「ほら、輝子を困らせるな。」
みりあ「ただお喋りしようとしただけだよ?」
P「着いたぞ。着替えたらすぐ収録だ。頑張れよ。」
みりあ「よーし、お仕事がんばるぞ~、輝子ちゃん、泰葉さん。レッツゴー!」
輝子「フヒヒ、引っ張られる…1人じゃない…少し嬉しい」
P「じゃあ俺は、挨拶してくるな。」
みりあ「いってらっしゃーい」
- 13 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/01/12(日) 18:18:27.06 ID:G9rwxlJK0
-
P「仕事お疲れ様。」
みりあ「収録大変だったねー」
輝子「あの棺桶…じめじめしてた」
みりあ「輝子ちゃんのドラキュラ、カッコよかったよ」
泰葉「ホラーテイストのドールハウスで…皆さん似合っていました。」
輝子「フヒヒ」
P「嬉しそうだな。輝子」
みりあ「さっちゃん、最後泣いてたよね。」
P「さっちゃん?」
- 14 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/01/12(日) 18:19:10.12 ID:G9rwxlJK0
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泰葉「輿水さんのことですよ。仲良くなったみたいですね。」
みりあ「あのね、あのね、輝子ちゃんが棺桶から、バーン!!って出た後…びくっ!ってなってね、それでね」
みりあ「えーっと、えーっと」
輝子「ノコノコやってきたさっちゃんを、フハハハハ!」
泰葉「みんな無邪気にはしゃいで、かわいい…」
P「そうかそうか。楽しい収録でよかったな。」
輝子「またやりたい…」
みりあ「その時はまだ笑顔だったけどね、私が天井からバーンって降りてきた所を、カメラでカシャ、カシャ!ってね」
泰葉「無邪気すぎて…しそう…」
P「泰葉、何か言ったか?」
泰葉「ふふ…」
- 16 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/01/12(日) 18:19:52.35 ID:G9rwxlJK0
-
・・・
・・
・
P「よし、これで最後は泰葉を送れば、今日の仕事は完了だな。」
泰葉「Pさん…お願いがあるんです。」
P「どうした?」
泰葉「私の家で、ご飯食べてもらえませんか?」
P「いや、アイドルの家に行くのは……」
泰葉「お肉が傷んじゃいそうなんです…冷凍庫も大きくないので…」
泰葉「ご飯を食べたら…すぐ帰っても構いませんので…だめですか?」
P「確かに…あの量のモツを送られてくれば、肉も多いか…よし。」
泰葉「じゃあ…来てくれるんですか?」
P「言っとくが、飯だけだからな?」
- 17 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/01/12(日) 18:20:33.01 ID:G9rwxlJK0
-
泰葉「ありがとうございます…みんなが喜びます。」
P「そうだ、親睦を深めるために、輿水さんも呼ぶか?」
泰葉「…今日は遠慮します…輿水さんも疲れていると思うので……」
P「泰葉は優しいな。」
泰葉「この業界に長くいると…色々なことがわかるんです…」
P「話している間に、泰葉の家に着いたな。」
泰葉「どうぞ…私たちが…精一杯歓迎します。」
P「お邪魔します。(私たち?)」
泰葉「ふふ…そのうちPさんも…私の言っている意味がわかります…。」
P「?」
- 18 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/01/12(日) 18:21:34.92 ID:G9rwxlJK0
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P「あれ、寝てたのか…確か泰葉の家で飯を…前が見えないな。」
泰葉「ふふ…おはようございます。」
P「ああ、悪いな。寝てたみたいだ。アイマスク、今…あれ、腕が動かないな。」
泰葉「何を言っているんですか?」
P「…いや、ただ自分の家に帰ろうとした「ここがPさんの家ですよ?」」
- 19 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/01/12(日) 18:22:02.19 ID:G9rwxlJK0
-
P「家?」
泰葉「そうでした…Pさん、マスクしていては…なにも見えませんよね。」
泰葉「今ほどきますね。」
P「おお、ありがと…」
泰葉「どうですか?綺麗ですよね。この家…」
P「家って…これ…..」
泰葉「ドアを開ければ…ほら、可愛い家に…可愛い女の子に、お姉さん。ペットもいますよ?」
P「可愛い女の子…こずえ!?それに、イヴにトナカイ!!」
泰葉「トナカイじゃなくて…ブリッツェン…ですよ?」
P「そうかすまない。じゃなくて、何でこんな場所に!!おい、返事しろ!!」
- 20 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/01/12(日) 18:23:25.58 ID:G9rwxlJK0
-
泰葉「やだなぁ…ドールは、返事をしてくれませんよ?」
P「ドール?どう見たって、こずえにイヴじゃないか。」
泰葉「なら…近くで見てください。」
P「こずえ…目を開け…目が…」
泰葉「水分量がどうしても多いので…」
P「イヴ…トナカイ!」
泰葉「みんなの目なら…このビンに入ってますよ。ちゃんとネームプレートもあるんです…」
泰葉「二人ともすごく綺麗な目…」
P「う、おぇぇ…」
泰葉「吐くなら…いえ…そのくらいの粗相は許します……」
P「泰葉…どうしてこんなことを……」
泰葉「ねぇ、Pさんにとって…幸せって何?」
- 21 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/01/12(日) 18:25:59.56 ID:G9rwxlJK0
-
泰葉「Pさん…私の芸能生活が長いのは知ってますよね?」
泰葉「その中で…私は様々な体験をしました。」
泰葉「皮肉なことに、Pさんに会うまでは…嬉しいことよりも、悲しいことのほうが多かった……コメント一覧
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- 2014年01月12日 21:13
- ふぇぇ…重いよぉ…
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- 2014年01月12日 21:18
- 先輩を病ませるのやめろォ!
…やめて下さい(懇願)
岡崎先輩は幸せにならなあかん
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- 2014年01月12日 21:21
- Pの体を分け合う(物理)SSといいここ一両日の猟奇っぷりはなんなんですかねぇ!?
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- 2014年01月12日 21:21
- フェス中だからね 仕方ないね
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- 2014年01月12日 21:23
- ふえぇ…やめてよぉ…
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- 2014年01月12日 21:23
- フェスなら仕方ない(混乱)
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- 2014年01月12日 21:23
- 人外枠二人と一匹だと...(恐怖)独白多すぎ、ハッピーエンドにミスリードしてから絶望に落としてほしかったな???
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- 2014年01月12日 21:25
- 気狂みフェス……この結果が貴女の望みですか千川ァ!
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- 2014年01月12日 21:27
- なんだろう…こんなに狂ってるのに抱きしめてやりたくなる…
この泰葉に本当の幸せを見せてあげたい…
恐怖じゃなくただただ悲しみが募るな…
※2
完全同意
泰葉とほたるは命を懸けても不幸な目に遭わせちゃいけない
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- 2014年01月12日 21:31
- 先輩を病ますなwwwwwwww
やっぱモツ鍋の材料はアイドルの内臓か?
あとちひろはドールにはしないのかね?
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- 2014年01月12日 21:34
- モバPたちの闇は深い(白目)
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- 2014年01月12日 21:36
- マモレナカッタ……
悲しいよぉ
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- 2014年01月12日 21:39
- だからね、Pさんにいい加減優しい世界をね?頼むからさ……
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- 2014年01月12日 21:41
- ファッキューチッヒ
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- 2014年01月12日 21:46
- ※10
ちひろは欲にまみれてるからドールにされないんじゃね?
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- 2014年01月12日 22:07
- ここ数日こんなモバマスSS多いな。
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- 2014年01月12日 22:15
- こら、岡崎先輩をなんと心得るか。
もっと岡崎先輩が幸せになるSS書いてね。
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- 2014年01月12日 22:27
- ※10
逆にドールにされる(震え声)
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- 2014年01月12日 22:48
- みんなセンター前だからって病みすぎだろ
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- 2014年01月12日 23:01
- もう>>1の時点で嫌な予感しかしなかったわ
※10
汚い大人達の欲望の権化だからハナから対象外やろなあ
仮に手を出そうもんなら逆に千川製薬HDの治験モルモットか生物兵器に魔改造されるわ
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- 2014年01月12日 23:05
- エナドリの副作用かな?
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- 2014年01月12日 23:24
- こういうSS来るの結構遅かったなぁと、趣味ドールハウスで昔仕事用のお人形扱いって時点であると思ってたんだよ!
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- 2014年01月12日 23:35
- ※22
先輩を愛でるPのほとんどは先輩を絶対に不幸にしたくない過保護な野郎共だからね、仕方ないね(ブーメラン)
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- 2014年01月12日 23:47
- 岡崎サイコー!!
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