2014年01月16日

日本最後の秘境のラノベ「世界最後の魔境群馬県から来た少女」発売　協力：群馬県

日本最後の秘境「群馬県」のライトノベル「“世界最後の魔境"群馬県から来た少女」【AA】が、アキバでは15日に発売になった。ネット上で「“秘境グンマー”として愛されている」群馬県のライトノベルで、オビ謳い文句は『群馬県協力のご当地小説！かつて世界を破滅させた邪神「群馬王」とは！？群馬の「あるあるネタ」満載！』になってた。

日下一郎氏のライトノベル「“世界最後の魔境"群馬県から来た少女」【AA】発売
「群馬県協力のご当地小説！」

「"世界最後の魔境" 群馬県から来た少女」登場人物
背景は群馬の県庁・・・ではなく遺跡

「いいか？　とにかく群馬はな、かつて全世界を支配した大帝国だったのよ」

とらのあな秋葉原店A

メロンブックス秋葉原1号店

COMIC ZIN秋葉原店
特典：イラストカード

スマッシュ文庫の1月新刊、日本最後の秘境「群馬県」を舞台にした、著：日下一郎氏、イラスト：6U☆氏、協力：群馬県のライトノベル「“世界最後の魔境"群馬県から来た少女」【AA】が、アキバでは15日に発売になった（公式発売日は16日）。

COMIC ZINインフォメーションによると『人跡未踏の地、人類最後のフロンティア、蛮族が跋扈して部族間抗争が絶えない――etc。そんな感じでネタにされがちな「群馬」が群馬県の公式協力の下に、あるあるネタを大量に盛り込んで、なんとご当地ライトノベル化!?』になっていて、オビ謳い文句は『群馬県協力のご当地小説！かつて世界を破滅させた邪神「群馬王」とは！？群馬の「あるあるネタ」満載！！』、裏表紙オビは『群馬名産・焼きまんじゅう！グンマー！グンマー！群馬だ！群馬の力だ！』。

「“世界最後の魔境"群馬県から来た少女」【AA】が発売になったアキバでは、とら秋葉原店Aで『知る人ぞ知る（？）群馬の魅力☆グンマーの熱さをこの本で感じろ！！！』POPがあったほか、メロン秋葉原1号店では、群馬県の紹介POP『ではここで群馬の様子を見てみましょう』で群馬の成人式の様子の紹介もあった。

※この物語における「群馬県」については、インターネット等において言われる「ものすごい田舎。田舎を通り越して秘境」というイメージを誇張したものであることをあらかじめお断りしておきます。群馬県の人、怒らないで！書籍情報

ちなみに、『“世界最後の魔境"群馬県から来た少女』のもくじは、第一話「転校生は群馬県民？怪少女コヨトル襲来！」、第二話「江ノ島侵略計画！恐怖の群馬頭文字(イニシャル)病！」、第三話「めざせ文明開化！群馬色に染まる秋葉原！」、第四話「学園の危機！しのびよる群馬の魔力！」、第五話「魔境群馬へ挑む！決死の大冒険！」、第六話「魔境群馬編・激闘！茂林寺！」、第七話「魔境群馬編・神秘の富岡製糸場！」、第八話「魔境群馬編・草津温泉波高し！」、第九話「魔境群馬編・美しい自然を守れ！尾瀬国立公園！」、第十話「魔境群馬編・復活！群馬王！」で、巻頭には群馬の名所案内とゆるキャラ紹介もあり、作中のイラストの背景は魔境・群馬の観光名所になってるっぽい。

ライトノベル「“世界最後の魔境"群馬県から来た少女」【AA】のあとがきで、著者の日下一郎氏は『この世にも恐ろしい企画がいろいろ紆余曲折を経て、編集Ｍ様のご尽力のおかげで、なんと群馬県の正式なバックアップをいただいてのＧＯとなったわけです。そりゃもう気合を入れて群馬の秘境魔境っぷりを存分に描かせていただきました。先に謝っておきますがすいません、ムチャクチャ書いてごめんなさい。許してください。このデタラメな本を読んだ人の中にも、何かの間違いで群馬に魅力を感じ、ひょっとして観光旅行とか来てくれる可能性もなくはないと思いますので、その可能性に賭けてみる感じで、温かい目で見守っていただけますと助かります』などを書かれてる。

なお、群馬県の"協力"は、ねとらぼによると『群馬県は、登場する群馬の方言・上州弁が正しいかなどをチェックしたり、県のマスコットキャラ・ぐんまちゃんの使用を許可したりして作品に協力。「公認」ではなく「協力」という肩書きについて担当編集者は「県は群馬が魔境であるとは認めていないので、「公認」まではできないと県から言われました」とのこと』みたい。

「"世界最後の魔境"群馬県から来た少女|スマッシュ文庫」書籍情報