天才子役・芦田愛菜(あしだまな 9才)さんが演じているドラマ「明日、ママがいない」
(日本テレビ系 水曜夜10時)の演出が物議をかもしだしている問題で、”打ち切り”必至と報じられ
ています。
画像:【「明日、ママがいない」】
http://www.ntv.co.jp/ashitamama/index.html
「明日、ママがいない」は児童擁護施設で暮らす子供たちを描いたドラマで、芦田さん演じる主人公は
「赤ちゃんポスト」(※)に預けられ、
「赤ちゃんポスト」
…諸事情で育児ができない母親が匿名で養子に出す施設とシステム。
設置目的は赤ちゃんを「殺害」や「中絶」から守ること。
日本では唯一、熊本県熊本市にある慈恵病院がこのシステムを採用しているが、同病院では「こうのとりのゆりかご」という名称を用いており、「赤ちゃんポスト」とは俗称である。
また海外ではアメリカ、ドイツ、イタリア、中国などが同様のシステムを採用している。
…諸事情で育児ができない母親が匿名で養子に出す施設とシステム。
設置目的は赤ちゃんを「殺害」や「中絶」から守ること。
日本では唯一、熊本県熊本市にある慈恵病院がこのシステムを採用しているが、同病院では「こうのとりのゆりかご」という名称を用いており、「赤ちゃんポスト」とは俗称である。
また海外ではアメリカ、ドイツ、イタリア、中国などが同様のシステムを採用している。
施設でも「ポスト」と呼ばれ、俳優の三上博史さん演じる施設長に
「お前たちはペットショップのペットと同じ」
と呼ばれるなど、衝撃的なシーンが多いことで話題に。
これに対し、ドラマの題材になっている「赤ちゃんポスト」を運営する熊本市の慈恵病院は
「養護施設の子供や職員への誤解や偏見を招き、人権侵害に当たる。
同じ立場の子供が聞いたらどれだけ傷つくか」
と猛反発。
同病院の蓮田太二院長もスポーツ紙の取材に
「今週中にも日本テレビ本社に抗議するために乗り込む。
おじゃましてお話をうかがって、物語がどういう内容か知りたい」
と表明。
画像:【慈恵病院の蓮田太二院長】
蓮田院長は17日に都内で行われた講演でも
「我々は子供の幸せを願っているが、今の社会で施設の子は偏見を持たれている。
あのような描き方は差別につながり、いじめを引き起こしかねない。
施設の子が差別的な見方をされるのは心が痛む。何としても防がねばならない」
と訴え、近日中にも放送倫理・番組向上機構(BPO)へ審議の申し入れをする予定です。
また21日には全国約600施設でつくられる全国児童養護施設協議会が記者会見を開き、日本テレビと
とドラマ制作側に抗議する予定となっています。
「明日、ママがいない」
「捨てられたんじゃない、わたしたちが捨てたんだ。」「今、君の隣にママはいますか―?」
児童養護施設を舞台に、様々な事情で親と離れた子どもたちの目線から「愛すること」「愛されること」をテーマにしたサスペンスドラマ。
脚本監修は「高校教師」「家なき子」などで知られる野島伸司。
「捨てられたんじゃない、わたしたちが捨てたんだ。」「今、君の隣にママはいますか―?」
児童養護施設を舞台に、様々な事情で親と離れた子どもたちの目線から「愛すること」「愛されること」をテーマにしたサスペンスドラマ。
脚本監修は「高校教師」「家なき子」などで知られる野島伸司。
公式動画:【「明日、ママがいない」PR】
過剰演出ともいえる内容で話題になっているドラマ「明日、ママがいない」。
病院側などの抗議とは裏腹に続けてほしい、中止しないで欲しいとの声も大きいようです。
この騒動、どう落ち着くのでしょうか・・!?