モバP「あの頃僕はまだ若くて、酒に酔っていて、恋をしていたんです」
- 2:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします:2014/01/16(木) 21:55:52.38 ID:wcEmlh/t0
◆
塩見周子「やっほーPさん。今日もまたご飯食べさせてよ」
P「ほれ、都こんぶ」
周子「にくいね~。でも喉かわいちゃうかな~。
お茶が怖いな~」
P「飲み差しでよければやるぞ」
周子「ん~梅昆布茶ね。こぶがダブっちゃうかな」
高峯のあ「……」つ旦
P「どうものあさん、いつもおいしい梅昆布茶ありがとうございます。
このとろみがたまりません」
- 3:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします:2014/01/16(木) 21:56:27.16 ID:wcEmlh/t0
のあ「……完璧でなければ面白くないわ。
……器を2つ用意した意味……Pは理解している?」
周子「こっちは白湯なのね。のあぴょんシューコに優しいから好きかなー。
どっか食べに連れてってくれたら、Pさんの事も好きになっちゃうかもなー」
のあ「……貴方、仕事をしなさい。私の為に。
運命の女神が与えたもうた宿命を拒絶せねばならないわ」
P「仰せのままに。そんな訳で今日は駄目だ。
のあさんみたいに働いてくれるなら、俺も周子の事好きになるよ」
周子「あちゃー、Pさんそれは気色悪いわ。ドン引きかなーって」
P「ほっとけ、こちらとてこのままだと魔法使いへ向けて一直線なんだ。気の利いた言葉なんて言えませんよ」
- 4:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします:2014/01/16(木) 21:57:13.43 ID:wcEmlh/t0
速水奏「のあさんの梅昆布茶美味しいって評判よね。特にPさんから」
P(自虐をスルーされるとそれはそれで悲しいが、すかさず話題を変えてくれるのはありがたい。
だけど奏、背中に爪を立てるのは止めてくれ。俺が何か悪い事したみたいじゃないか)
のあ「クリームで窒息させるだけが猫の殺し方とは限らない。
……気まぐれな戯れに私の愛液をたっぷりと入れてあるの」
P「( ´゚Д゚)・;'.、カハッ」
奏「コツはあるのかしら? 試してみたいわね」
のあ「お茶を入れたら美味しくなーれ美味しくなーれと声をかけるのよ……可能性を信じることね。
猫にも王様は見られるの」フキフキ( ´∀`)つ□(;;-;д;-:;)
P(ああ愛情ね、びっくりした。よりにもよって愛液と聞き間違えるとは―――溜まってるのかな。
慣れない仕事に手いっぱいで処理する気分になれなかったし)
- 5:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします:2014/01/16(木) 21:58:54.18 ID:wcEmlh/t0
周子「ねーのあぴょん。なんでヌードモデルのお仕事なんて探してきちゃったの?
美大生達相手でも恥ずかしくなかったかな」
のあ「衣装はただの外装、私の本質ではないわ。私という個は不変の存在。
私はPの求める役割を得て……ファンを魅了する。それが私たちの……相互に繋がった……関係」
P(成る程、周子と奏には俺がのあさんみたいに脱げと命じた様に聞こえたのか。そりゃ年頃の娘さんには嫌われるわな。
確かにのあさんの肢体は眼福だったが、芸術的でいやらしい意味には受け取れなかった。まあ後で2人にフォローはしておこう)
周子「また鼻の下のばしてる。Pさんどこ見てるのかバレバレだから」
のあ「全ての事象は可能性に基づく……起こり得ることしか起きない……。
私のこと……貴方が私のことを考えるのに……理由が必要だとでもいうの」
奏「隠し味は愛情って言うけど、気づかなければ意味ないわよねぇ。
私は早速試してみるけれど……Pさんは顔、洗ってきた方が良いと思うの」
『Pさんこういう時の言葉って大事よ? もう、鈍感なんだから……』
P「ならお言葉に従って休憩入れますよっと」
『胆に銘じておきます』
塩見周子(18)
高峯のあ(24)
速水奏(17)
- 6:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします:2014/01/16(木) 22:00:50.08 ID:wcEmlh/t0
◆
川島瑞樹「はいP君、おしぼりよ」
P「ありがとうございます。
トイレから出るなり即渡されると、そういった御店みたいですね」
瑞樹「そう感じるのならば、そういった経験もあるのよね。
お酒は付き合わないって聞いていたのだけれども、いかがわしいお店へ通っているのかしら?」
P「飲めますけれど悪酔いしますので、僕お酒は控えているんですよ。
それと御店については接待の場でもありますので、お察しください。
ただ個人的には好ましい場ではないとだけ述べておきます」
瑞樹「残念。飲めるんだったら今日の女子会へ参加して欲しかったのに。
なんと文香ちゃんが女子会デビューなのよ。一緒に楽しまない?」
P「女性同士おしゃべりに楽しく花を咲かせてください。
僕は独り寂しく家でDVDでも見ていますから」
- 7:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします:2014/01/16(木) 22:02:52.80 ID:wcEmlh/t0
瑞樹「それってエッチなビデオよね。
まあPくんも若いし、彼女のいない男の子だと仕方がないわよね」
P(図星なだけに反論できない)
「川島さん。今の時代は全部DVDソフトですので、ビデオ呼びは年齢面で問題かと愚考いたします」
瑞樹「メっよ。お姉さんをからかうなんてイケない子。
テープもソフトも全部ビデオ呼びで大丈夫なの。ビデオは映像の意味だし引っかかったりしないんだからね。
お見合いに失敗したって話を聞いて、慰めてあげようと思ったのに」
P「よくある事ですから。もう何連敗なのか数える事も止めました」
瑞樹「何が悪いのかしらね。P君の顔は下の上ってとこだけど味があるし、万人受けはしなくても好みの人もいると思うのよ。
ほらあのぴにゃこらた人形みたいで私の好みでもあるし、もっと自信を持って大丈夫よ」
P「何が悪いって訳ではないんですよ。ただ何となく気に入っていただけないだけなんです。
幸い社長は顔が広いので、またいずれどなたかを紹介してくださればと思っています」
これは本当の事、嘘では無い。だから勘のいい川島さんでも真実へはたどり着けなかったのだろう。
- 8:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします:2014/01/16(木) 22:04:21.10 ID:wcEmlh/t0
瑞樹「でも何度も失敗してばかりだと、社長の顔に泥を塗るし先方も良い顔をされないんじゃ?」
P「確かにそうですね。ですが見合いを通じてより良い関係を築けたと、結果的に社長の人脈は深まるばかりですよ。
手間と恥をかかせた分、プロデュース業に精を出して恩返しをするつもりです」
そう、あれは絶対に成立しない見合い。相手女性は必ずしも結婚に前向きな人ばかりではない。それは何よりも社長が良く知っている。
だから僕が選ばれる、なんとなく不合格の相手として。世の中には見合いを行ったとの建前が必要なのだから。
瑞樹「じゃあ私のプロデュースもしてもらいましょうか。P君がやる気を見せるだなんてこれは大事件よ。
もう今夜の予約は入れちゃうからね。今日を新生P君の記念日にしちゃいましょう」
今まではただなんとなく生きてきた。
だからこの時もただ何となくどうにかなるだろうと、そんな風に僕は考えていた。
川島瑞樹(28)
- 9:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします:2014/01/16(木) 22:05:57.28 ID:wcEmlh/t0
◆
和久井留美「Pさん、今日は記念日と聞いたわ。
私と貴方の大事な日ということでいいのかしら?」
P「はい。鷺沢さんが初参加と聞きまして、新参者同士親睦を深める事が出来ればと。
和久井さんの初参加には御一緒できませんでしたが、今日をその代りの大事な日にしたいですね」
瑞樹「留美さん、油断してると食べられちゃうわよ。
なんと今日はP君がプロデューサーを目指すと宣言したんだから」
千川ちひろ「えっ! Pさんてプロデュース志望だったんですか。
てっきりこのまま社長の鞄持ちになるものだとばかり」
P「まあ、その辺はおいおい話しますよ。それよりも女子会って事務所での御茶会だったんですね。
川島さんの口ぶりからお酒の場かと思って、二の足を踏んでいたのですが」
(ちひろさんが参加しているとは思わぬチャンス。これを機にもう少しお近づきにならなくては)
- 10:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします:2014/01/16(木) 22:07:29.70 ID:wcEmlh/t0
瑞樹「だってお酒飲むの私だけなんだもの。あーあ、P君に付き合って欲しかったわ。
手酌で一人酒だなんて、ミズキ寂しい」
鷺沢文香「川島さん……紅茶私がお注ぎしますから……。
叔父さんは美味しいって褒めてくれますし……自信はあります」
ちひろ「正客の文香ちゃん未成年ですし、今日は御茶会ですよ。
ちなみに私マイカー通勤ですので、お酒の場は何時も御遠慮させいただいてます」
黒川千秋「食前酒位はいただくけれど、川島さんのペースには付き合えなくて」
P「和久井さんは飲まれないんですか? お誘いは多いでしょう」
(うーむちひろさんの近くに座りたかったが、隣は黒川さんがいるのか。こういった場へ顔出すような人には見えなかったけれど。
正直苦手なんだよなー、のあさんとは違う意味で人を寄せ付けないオーラバリバリ出してるし)
- 11:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします:2014/01/16(木) 22:09:38.76 ID:wcEmlh/t0
留美「飲もうと思えば飲めるのだけれども前職の癖が抜けなくてね、未だにお酒は楽しめないの。職業病よね」
P「と、言われますと」チラチラ
(そして鷺沢さんに至っては無口すぎてどう扱えば良いのかまったく判らない。
幸い席は隣だし、まめに表情を観察しながら手探りで話題の反応を探そう)
留美「お酒を飲むと人間口が軽くなるでしょう? だから機密を扱う秘書はお酒を飲まない事が良しとされるのよ。
実際私に声をかけてくる男も産業スパイとかばかりで、魂胆が透けて見えるから丁重にお帰りいただいていたわ。
酷いのになると私が小学生時代に転校した友人の婚約者を偽ってアポを入れてきたりするのよ。まったくどこで調べてくるのかしら」
瑞樹「私の分にだけはブランデーも入れてね。それじゃ親睦会の始まり始まり~~。
皆、本音で語っても大丈夫よ。そうやって仲良くなれるんだから」
座席
ちひろ 千秋
留美□□□□□□モバP
瑞樹 文香
- 12:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします:2014/01/16(木) 22:10:57.93 ID:wcEmlh/t0
――――
文香「……」
千秋「……」
瑞樹「それでねそれでね、もうPaPさんの音葉ちゃんへのアプローチが凄いのよ」
P「パッション部門の親睦会、先週はバーベキューでしたよね。
PaPさんがコメント一覧
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- 2014年01月21日 23:24
- よく分からなかったけど引き込まれた
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- 2014年01月21日 23:43
- 耽美的って云うのか…それもなんか違うな
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- 2014年01月21日 23:43
- のあさんヌードのところで、読むのやめた。つうか、アイドルにヌードの仕事って…
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- 2014年01月21日 23:48
- アイドルにヌードはねえよwww作者はドにわかとみた。
あと長い
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- 2014年01月21日 23:49
- 個人の好みとしては、原作があるやつよりか、男女とか勇者・魔王とかのssで書いてくれた方が好きかも、この書き方
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- 2014年01月21日 23:54
- 自分に酔ってる感じ
わざとわかりづらく、遠まわしに、ぐだぐだ書き上げてるし
内容としてはギャグでもよくある全員P大好きのイかれ共ってだけだし
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- 2014年01月21日 23:55
- よく分からなかったけどよく分からなかった
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- 2014年01月21日 23:56
- 読みづらい
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- 2014年01月21日 23:57
- コメ3同じくそこ、いるのかと思った
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- 2014年01月22日 00:00
- 宮沢りえ「せやな」
-
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