韓国1億件のクレジットカード情報流出したことがわかりました。

画像:【韓国のクレジットカード】 
韓国のクレジットカード

流出したのは韓国の大手クレジットカード3社が扱っていた約1億400万件の個人情報で

氏名やカード番号のほか、利用者の使用歴や信用レベルまで漏洩したとのこと。

暗証番号とセキュリティコードは漏洩していないと発表されましたが、その後、無断でカード

決済される、貸し付けの営業電話がかかってくるなどの被害が相次ぎ、各社は被害を全額

補填すると改めて、発表しました。

内訳は、韓国最大手銀行の国民銀行系のKB国民カードから約5300万件、NH農協カード

とロッテカードから計約5100万件となっています。

犯人は三社が偽造カード識別機などの製造を依頼し、これらの重要情報にアクセスできた

情報セキュリティー会社の社員とみられており、すでに逮捕・起訴されていますが、同社員は

これらの個人情報をコピーし、売りさばいていました。

なお、3社の社長と役員らは漏洩事件の責任を取り、辞任を表明しています。

画像:【謝罪する3社の関係者ら】
謝罪する3社の関係者ら
http://mashable.com/2014/01/20/south-korea-credit-hack/

韓国の人口は約5000万人で、約2倍の個人情報が漏洩したことになります。

現在、クレジットカード会社の窓口に再発行や契約解除を求める顧客が殺到するなど混乱を

きたしており、

画像:【クレジットカード会社に押し寄せた顧客ら】
クレジットカード会社に押し寄せた顧客ら
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2014/01/21/0200000000AJP20140121002100882.HTML

韓国政府は再発防止策を22日にも発表するとしています。

韓国では昨年12月にも韓国シティバンクと韓国スタンダード・チャータード銀行で同様の流

出が発覚したばかりで、国民の当局への不信感が高まっています。

重要な個人情報について、相当ずさんな管理がなされていたことがうかがえます。