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千早「料理を始めたのですが、今夜食べに来てくれませんか?」


恒一「いないものになってから逆セクハラが凄い」
P「どうやら響に嫌われたみたいなんだが……」
一夏「性欲を持て余す」





1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/06(水) 19:31:23.90 ID:p02Mroo90




千早「誰かに食べてもらって感想を聞かないと上達しないと思って」



P「最近外食ばっかりだったから、丁度手料理を食べたかったんだよ。喜んで行きます」



千早「よかった」ホッ








2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/06(水) 19:33:13.45 ID:p02Mroo90




千早宅



P「おじゃまします」



千早「一応下ごしらえは済ませてあるので、ゆっくりしてください」



P「千早のエプロン姿なんてめったに見られないから、料理しているところを見せてもらうよ」



千早「///」



P「この材料は、肉じゃがか」



千早「はい。肉じゃががお好きと聞いたので」



P「そうだったのか。わざわざありがとうな」








3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/06(水) 19:34:20.17 ID:p02Mroo90




千早「」トントントン



P「手際がいいなー」



千早「春香に教えてもらったので」



P「春香は料理うまいからな」



千早「はい」








4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/06(水) 19:38:07.76 ID:p02Mroo90




千早「できました」



P「肉じゃが味噌汁ごはん。美味しそうだな」



千早「あの、正直に感想を言ってください」



P「そのつもり。んー味噌汁は麦みそか」



千早「はい」



P「肉じゃがも甘辛くておいしい」



千早「醤油と砂糖を大目にいれました」



P「まるで俺のお母さんが作るみたいだな」



千早「はい。プロデューサーのお母様の味を再現しました」



P「ん?」








9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/06(水) 19:41:49.60 ID:p02Mroo90




P「すごい美味しいし、慣れている味だけれど…俺のお母さんの味を再現した?」



千早「はい」



P(春香に教えてもらったので…春香に教えてもらったので…春香…天海春香…)



千早「春香がどうして知っていたのかはわかりませんが、プロデューサーのお口に合ってよかったです」



P「お、おぉ」



千早「いっぱい食べてくださいね」



P「あ、ありがとうな」








13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/06(水) 19:45:40.97 ID:p02Mroo90




翌日のお昼



P「春香、どうして俺のお母さんの料理を知ってるんだ?」



春香「のワの」



P「とぼけたふりしても無駄だ!緊急連絡先の名簿勝手に見ただろ!!」



春香「プ、プロデューサーさんのためを思って!!千早ちゃんに先を越されましたけれど!(やっぱりひとり暮らしは誘いやすいからずるい!!)」



P「そ、そうか…俺のために」



春香「そうですよ!プロデューサーさんのためです!プロデューサーのため!」



P「はぁ、言いたいことはいろいろあるけれど…とりあえずいまは昼飯だ」



春香「はい」



P「カップラーメンあるかなー?」



律子「また不健康なものばかり食べて」



P「いいだろー」








14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/06(水) 19:47:54.56 ID:p02Mroo90




給湯室

P「おっと貴音が先客か」



貴音「貴方様がそろそろここへ来ると思ってマルタイ棒らぁめんを作っておきました」



春香「抜け駆けずるいよっ!!アベックラーメンでいちゃいちゃなんて」



P「どうしてその年でアベックなんて知ってんだ」



P「ん?」



P母『今日はあんたの好きなマルタイ棒ラーメンよ~』



P「まさか…」








17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/06(水) 19:54:49.96 ID:p02Mroo90




貴音「貴方様の大好きなマルタイ棒らぁめんです。どうぞ」



P「お、おぉ」



貴音「」ズルズル



P「」ズルズル



貴音「」ズルズル



P「とんこつラーメンはうまかったか?」



貴音「まこと美味でした。しいていうなれば、量が少し足りなかっ…」



P「だっー!!どうして実家に行ってるんだ!」



春香「たまたまですよっ!」



貴音「貴方様、食べないのならもらいます」ズルズル



春香「(プロデューサーさんと間接キス)」ジュルリ



P「はぁ疲れた…」



おわり








23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/06(水) 20:05:13.17 ID:p02Mroo90




P「よかった…実家に行ったのは春香だけで」



貴音「私は春香から情報をいただきました」



春香「ごめんなさい」



P「はぁ、それにしても春香だけでよかったよ」



春香「私だけでって?」



P「まぁ、気にするな」








26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/06(水) 20:09:43.87 ID:p02Mroo90




P実家前

あずさ「あらあら~迷ってしまいました~」



あずさ「この日のために極度の方向音痴を演じたかいがあったわ~」



あずさ「これで、プロデューサーさんのご実家に迷い込めるわ~」



あずさ「……迷ってしまいましたわ~。あ、こんなところにプロデューサーさんと同じ苗字の家が!

もしかしたらプロデューサーさんを知っているかもしれないわ。迷っているから緊急事態だし、仕方がないわよね~。ごめんくださ~い」



P母「どうかされましたか?」



あずさ「実は~」



P母「そのまさかよ!ほんと偶然!いまPに連絡するから、上がって待っていて頂戴」



あずさ「あらあら~ご親切にありがとうございます(作戦大成功だわ)」








29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/06(水) 20:19:10.53 ID:p02Mroo90




翌日

P「新幹線が直通でよかったですよ。もし乗り換えが合ったらどの時点で…」



あずさ「ほんとにすみませんでした」



律子「帰ってこられてよかったです。午後から収録ですから」



あずさ「ご迷惑おかけした分、いっぱいがんばります」



P「そんなに気を負わなくていいですよ」



あずさ「それでは行ってきまーす」





P「ふぅ…」



春香「プロデューサーさん!騙されていますよ!」



P「知ってる!!」



千早「それじゃあどうしてっ!」



P「昨夜から実家から電話がなりっぱなしだ!籍はいれたんだろ。どうして教えてくれなかったのか?って!!」



春香「チッ、時間をかけて攻略するはずが」



千早「それはアイドルがしていい舌打ちじゃないわ」








32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/06(水) 20:25:43.70 ID:p02Mroo90




P実家

P母「……」



P母「」ペリペリペリ



小鳥「春香ちゃんもあずささんも、まだまだね」



P母(ホンモノ)「本当、そのマスクよくできているわね」



小鳥「義母様を守るためですから」



P母「小鳥ちゃんは本当に素敵な子ね。うちの子のお嫁さんに来て欲しいわ」



小鳥「照れますよー」



二人「あははははは」








35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/06(水) 20:32:33.82 ID:p02Mroo90




P「はぁ音無さんはこういう日に限って休みだし」



千早「相談なら私に」



P「いまのところ千早が一番マシだがなぁ」



春香「私は!!私はどうなんですか!!」



P「チェンジー」パパン



春香「手拍子打たないでください!!」








36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/06(水) 20:36:54.76 ID:p02Mroo90




翌日

あずさ「や、やられました」



春香「そ、そんな…」



小鳥「義母様の手料理の味を教えたのは私。教えたのは、あんまりにも相手にならなくてかわいそうだったから」



小鳥「実家からかかってきた電話も私の偽装」



あずさ「油断したわ…」



律子「小鳥さん仕事してください」



小鳥「さぁっ!プロデューサーさん私と結婚を!義両親も認めています!」







小鳥「プロデューサーさんは!?」



春香「目を離したすきに…」



あずさ「いつのまに」








37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/06(水) 20:41:41.71 ID:p02Mroo90




P宅

響「プロデューサー!!久しぶりの休みなんだからどこか行こー」



P「昼飯食ってからな。あー響の作る料理はおいしい!!生き返る!!」



響「3日前までずっと出張で会えなかったから寂しかったのに」



P「そういうなよ。響の手料理が食べたくて仕方がなかったんだから」



響「千早の手料理を食べたくせに。浮気者ーっ!!」



P「ほら、あれはプロデューサーとして千早の新たな一面をだなって頬を膨らませないでくれよ」



響「べっーだ」



P「あー響の手料理はおいしいなー」



響「ほんと?」



P「ホントホント」



響「駅前のアイスクリーム買ってくれる?」



P「もちろん」



響「手を繋いでデートは?」



P「恋人つなぎでもちろん!!」



響「それじゃあ許してあげる!」 使い勝手のいい響END






鈴乃「ルシフェルが…バイトだと!?」
紬「御嬢様と呼びなさい」
タモリ「世にも奇妙なニートの物語」