ソウル大学の教授が旧日本軍による従軍慰安婦問題について、

「強制ではなく、当人達が金のためにやったことだ」と発言したことが議論

を呼んでいます。

画像:【安秉直教授】
安秉直教授

昨年、日本の東大にあたる韓国のソウル大学名誉教授の安秉直(アン・ビョンジク)氏が語ったもので、

「慰安婦動員が強制的ではないのは歴史的事実です」
「業者が慰安婦を集めて商売をしたかっただけだ」
「それは従軍慰安婦ではなく単に売春婦だった」
「何の目的だったと問われれば、お金のためでしょう」
「日本軍が女性を強制動員して慰安婦にした客観的資料はない。
研究者として証拠といえる証言もなかった」

などとテレビのインタビューで発言しました。

このことが日本語に翻訳され、最近になり、日本でも話題に。

また安秉直教授は過去に慰安婦問題の真実を探るため、韓国挺身際問題対策協議会と共同で調査を

行っていましたが、3年で辞めてしまったそう。

その理由についても

「協議会の目的が真実を知る事ではなく、日本に慰安婦問題を認めさせることだけ(対日)であったから」

としています。

安秉直
韓国の経済史学者。ソウル大学名誉教授。
李氏朝鮮後期から現代にかけての韓国の経済史を研究している。
特に日本植民地支配下の朝鮮経済の研究で知られる。
韓国では植民地支配を肯定する植民地近代化論者、チンイルパだと批判されています。

動画:【安秉直教授の発言】

現在もなお議論が続けられている「従軍慰安婦問題」ですが、日本による強制だったのか、そうでなかった

のか、その点だけに絞れば、現在までに客観的資料が出てこないということに真実が隠されているような

気がします。

最近では韓国によるアメリカ・カリフォルニア州への「従軍慰安婦像」建立など、議論よりもゴリ押しにも

みえる行動で既成事実化しようとする様を見せています。

個人的には韓国にはおいしい料理もありますし、好きな歌手もいますが、真実についての合意のない状態で

韓国側が日本に押し付けてくる歴史認識や責任問題については毅然とした態度で挑み、はねつける必要が

あります。