マルハニチロの子会社アクリフーズ群馬工場で作られた冷凍食品農薬マラチオン

混入していた事件で、容疑者とみられる男が逮捕される見込みであることがわかりました。

【※続報あり】

画像:【群馬県警が立ち入り検査した「アクリフーズ群馬工場」】
「アクリフーズ群馬工場」
http://photo.sankei.jp.msn.com/highlight/data/2014/01/04/06aqli/

25日、群馬県警は同工場につとめる契約社員で40代後半の男を「偽計業務妨害」の疑いで逮捕

する方針であることを発表。

捜査関係者の話によると、男が工場で着ていた衣服から農薬マラチオンが検出され、また男は今月14

日から失踪し、24日に埼玉県内で発見されたとのこと。

容疑者特定の過程については、まずマラチオンが検出された冷凍食品9点に印字された2時間単位の

製造日時を手がかりに

(1)マラチオンは加熱すると分解される
(2)マラチオンが検出された冷凍食品には異臭が残っていた

ことから、加熱処理された後の放送直前に混入された可能性が高いとして、さらに従業員を絞込み、特

定したとしています。

【続報】です。

群馬県警捜査1課が同日、容疑者を逮捕しました。

逮捕されたのは群馬県大泉町古氷の契約社員・阿部利樹(49才)容疑者。

画像:【阿部利樹・容疑者】
阿部利樹・容疑者

阿部利樹・容疑者(2)

阿部容疑者は取り調べに

「覚えていない」

と容疑を否認していると伝えられていますが、同容疑者は昨年10月3日~7日ごろまでの間に

農薬マラチオンを4回に渡って、冷凍食品に混入した疑いが持たれています。

諸々の情報から容疑者が犯人である可能性が高いですが、動機が気になるところです。