KORG といえば、国産初のリズムマシン「ドンカマチック」に始まり、アナログシンセ、電子ピアノ、DAW などさまざまな電子楽器を世に送り出してきた国産メーカー。TRIDENT、M1、TRITON などの名前を思い出す人もいるかもしれません。また、ニンテンドー DS 用ソフトとして発売した DS-10 といった変わり種もあります。
シンセサイザーそれぞれの音色は KORG のサイト上で試聴できるので、購入前に好みの音があるかを確認しておけます。同時に使用できるシンセサイザーの数はiPadの性能にもよるものの、最新の iPad であれば同時に20種類ほどまでは使えるとのこと。さらに将来的な機種の追加もあるようです。MIDIキーボードがあれば、Camera Connection Kit で接続して、アプリのサウンドで演奏も可能です。
作曲やサウンドのアイデアを思いついたとき、手元の iPad に KORG Gadget があれば、カフェでもリビングでも同じようにそれを保存しておけます。作った楽曲はオーディオデータとして保存され、無料の音楽クラウド「SoundCloud」をベースに提供される「GadgetCloud」へアップロード、公開できます。曲の評判が良ければ KORG のオススメに選ばれたり、ランキングに名前が載ることもあるかもしれません。
アプリの価格は3900円ですが、2月23日まではリリース記念セールとして2900円で販売中。タブレット用アプリで4桁の価格となると身構えてしまいますが、1月25日付けのApp Store 有料アプリランキングで1位を獲得するなど、なかなかの人気です。