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ここ2、3年で、絵画が動くという記事や作品を見ることが多くなって気がします。てか多いです。様々なアーティストやグループが様々な方法で昔の絵画を動かすこと試みています。海外の有名なブログでも多く取り上げられムーブメントというほどではないですが動向として押さえておいてもいいかもしれませんね。ではさっそく。

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まずはこちら。イタリアの映像作家Rino Stefano Tagliafierroplusさんのミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジオなど22の名画を動かした「beauty」という動画作品。映画やアニメーションの中で使用されるSFXでアニメーション化しています。カラヴァッジオの「ホロフェルネスの首を斬るユディト」が動くと相当なインパクト。

動画はこちら。

B E A U T Y – dir. Rino Stefano Tagliafierro from Rino Stefano Tagliafierro on Vimeo.

 

次は「ブリューゲルの動く絵」という映画作品。「バベルの塔」「雪の中の狩人」で有名な16世紀フランドル絵画の巨匠、ピーテル・ブリューゲルの代表作の1つが映画の中でまるごと再現し、観る者をその独自の絵画世界へといざなうという斬新な体感型アートムービーです。レフ・マイェフスキ監督の作品です。絵が動くというよりは実写の人物とブリューゲルの描いた背景が融合するような感じでしょうか。

予告編

 

こちらはゴッホの絵画が動き出すアニメーション作品。なんとこの作品は以下のように1枚1枚手描きでゴッホ風な作品を作りアニメーションとして表現しています。しかもキャンバスに油絵の具で。凄い労力です。

海外サイトのKickstarterでプロジェクトの資金援助を募集しています。

 
同じゴッホの「星月夜」を、アニメーションを使って動かしています。グニャグニャと動くのですがちょっと目が回りそうです。また、インタラクティブな機能を持っており指で画面をなぞるとそれに合わせてグニャグニャと夜空が渦巻きます。ギリシャのデジタルアーティストPetros Vrellisさんの作品です。

Starry Night (interactive animation) from Petros Vrellis on Vimeo.

 
またゴッホですがLuca Agnaniが制作した映像作品。デジタルエフェクトによってドラマチックなライティングを追加した劇的なアニメーションに仕上がっています。

Artist re-imagines classic Van Gogh paintings 投稿者 storyfulviral

 
モチーフになっているだけですが・・・

と最近話題となった絵画が動く系の作品群でした。まだまだありそうではありますが・・・有名な作品のその後や前後の背景に興味が尽きないということですね。

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