フジテレビ系列で昨年１０月から放送されている、東野幸治、松本人志（ダウンタウン）が出演しているトークバラエティ番組「ワイドナショー」。
ＡＫＢ４８やきゃりーぱみゅぱみゅの音楽シーン登場によって、今問題になっている歌手の「口パク問題」を、同番組が取り上げた時のことだった。
まず、ゲストの武田鉄矢が口火を切る。
「若い時は（口パクしている歌手を）許せなかった。だいたい歌番組出れば分かるじゃないですか。紅白（歌合戦）とかでも。コノヤローと思っていた。ちゃんと労働していない。ニューミュージックやフォークとかで集まっても、しゃあしゃあと口パクのヤツはいる。俺らの世代でも。（アイドルじゃなくても）ビジュアルを気にするヤツは、結構口パクいるよ。若い時は内部告発したい怒りがあった」と言う。
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この話から、東野幸治が元・モーニング娘。の藤本美貴がに話を振ると、アイドルの口パク問題を暴露した。
（以下引用）
「モーニング娘。は、生歌にこだわっているので、ヘタくそでも歌わされるんですよ。いつかうまくなるって言われて、ボイトレ（ボイストレーニング）もちゃんとやって、コンサートにもボイトレの先生がいて、音が合っていなかったら呼ばれて、「ここ合ってない」って凄い言われるんです」と舞台裏を明かす。→ ranking
アイドルの口パク問題について藤本は「ビヨンセのように、広い会場だとイヤモニ（モニターイヤホン）つけていないと歌えない環境はあるから、それはわかる。１００歩譲って口パクはいいとしても、口パクじゃないようにやってって思うんですよ。その高音、その顔じゃ出ないっていうのを平気でやるんですよね。どうしても許せない。その音量、その（アイドル笑顔を作った）あーでは出せないでしょ」と指摘すると、出演者たちも共感。
「昔言われたけど、客は、歌手の歌のベストを観に来ているのではなくて、歌手の一生懸命を観に来ている。必死の人のみが、最高のステージをみせられる」という武田の力説に、松本も「確かに、島倉（千代子・故）さんのこないだの曲、痺れましたもんね」と頷く。
松本は冗談半分で、「俺は、生放送で中居（正広）君が歌う時、ドキドキするけどな。口パクにした方がええんちゃうかなと。ＳＭＡＰも生で歌うからね」と盟友の歌手としての意識を披露したが、そういったＳＭＡＰの一生懸命な姿勢こそ、長きに渡って芸能界のトップグループに居続ける理由なのかもしれない。「引用元：ＴＶ Ｊｏｕｒｎａｌ より]
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