サメに襲われた男性、自分で傷を縫った挙句「病院よりもパブでビール!」
■サメが突然襲いかかる
サメに襲われても平気?すごいタフガイがいるもんだと話題です。ニュージーランドから。
事件が起きたのはインバーカーギル、先週の土曜日のことです。ジェームズ・グラントさん(24)がウェットスーツを着て海に入った直後のことでした。セブンギル・シャーク(エビスザメ)という大きなサメがグラントさんに近づいてきたのです。
「私がちょうど水から上がろうという時のことでした。あのサメが私の足に噛みついてきたんです。」
グラントさんは恐怖に震えたと言います。けれども、すぐ冷静になると、自分が護身用のナイフを持っていることを思い出し、反撃に出ることにしたのです。
「2、3回くらいだったと思うな。サメを突き刺してやったら、奴は噛みついた足を離して逃げて行ったんだ。」
■傷口は自分でケア
さて、本当にすごいのはここから。血まみれになった足を引きずり海岸へとたどり着いたグラントさんは、持ってきていた救急セットを開けると糸と針を取り出し、自分で足の傷口を縫い始めたのです。彼は実は医者の卵だったのですね。必死の彼を見つけた友人も助けに来てくれ、応急処置の終わった彼を病院へ連れて行くと言ってくれました。
■とりあえずビール
ところがグラントさんは病院へ行く前にどうしても寄りたい場所がある、というのですね。聞けばパブでビールを一杯やりたいとのこと。あきれた友人たちもグラントさんのタフさに感心し、とりあえず付き合うことにしました。コーラック・ベイのパブでは彼の足から流れる血が床に落ちてしまうというので、ビールと一緒にわざわざ包帯を用意してくれたそうです。
最後に、グラントさんのコメントをご紹介。
「本当、足をなくさずに済んで良かったですよ。感謝しています。」
ちなみにセブンギル・シャークとはあまり聞かない名前のサメですが、温かい地域には広く生息しており、体長はおよそ3メートルに達するサメだそうです。通常人間を襲うことはありませんが、何かのはずみで驚いた際などに攻撃をしてくることはあるのだとか。それにしてもナイフでサメを撃退した後、自分で傷を縫った挙句、ビールをやってから病院へ行くなんて本当にタフガイですね!写真もありますけど、笑顔がさわやかすぎです。
メディアの取材を受けるグラントさん
<ネタ元:Shark attack doctor stitches own leg>
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