Xperia Z Ultra(SOL24)ファーストインプレッション
昨年7月に海外向けに発表され、ついに先月22日には国内向け発表が行われた「Xperia Z Ultra」ですが、さっそくau版である「SOL24」を入手しました。今回は実際に1週間使用した上で、外見を眺めながら「大画面がもたらしてくれるユーザーエクスペリエンスとは?」ということをテーマに、その特徴と魅力を御紹介させていただきます。
デザインとスペック
Xperia Z Ultraの最大の特徴は、6.4インチの大型ディスプレイを有すること。スマートフォンの大画面化が進む昨今ですが、その中でもより大きい、6インチ程のディスプレイを持つ端末は、タブレット(Tablet)とフォン(Phone)の間を埋めるジャンルの端末として「ファブレット(Phablet)」と呼ばれています。
発売された当時としては大きなディスプレイを持つことで話題となった「Xperia GX」と比べると、Xperia Z Ultraの圧倒的な大きさがよく分かります。長辺に至っては、10インチ「Xperia Tablet Z」の短辺を越えるほど。筆者は特別手が大きいわけではありませんが、おそらく多くの人にとって片手で扱うことが困難な本体サイズだと思われます。電話機能がついたファブレットとは言え、基本的には両手で使うことになりそうです。
左:Xperia GX 右:Xperia Z Ultra
左:Xperia Tablet Z 右:Xperia Z Ultra
基本となるデザインには、2013年以降のフラグシップ級XPERIAに共通する「オムニバランスデザイン」を採用。XPERIAが持つ世界観がうまく継承されている印象です。6.5mmという極めて薄い筐体は、前面・背面の2枚のガラスと、アルミニウムフレームよって作り上げられ、雰囲気はさながら薄く伸ばした「Xperia Z1」のよう。アルミニウム製の電源ボタンが側面に光ります。
基本的なハードスペックはすでに発売されているXperia Z1やXperia Z1fと同等になっているものの、メインカメラは800万画素と、タブレット端末として並みのものにとどまっています。Z1・Z1fでは、1/2.3型イメージセンサーやソニー独自の「Gレンズ」を採用するといったカメラ性能の強化が目立ちましたが、Xperia Z Ultraではその限りでは無いようです。
Xperia Z Ultra(SOL24)の詳細なスペックは以下の通り。
搭載OS | Android 4.2 |
ディスプレイ | 6.4インチ トリルミナスディスプレイ X-Reality for mobile |
解像度 | フルHD(1920×1080ドット) |
CPU | Snapdragon 800 2.2GHz |
内蔵ストレージ | 32GB |
RAM | 2GB |
外部ストレージ | microSD |
背面カメラ | 約800万画素 Exmor RSセンサー |
前面カメラ | 約200万画素 |
バッテリー容量 | 3000mAh |
防水・防塵 | IP55, IP58対応 |
サイズ | 179(H)×92(W)×6.5(T)mm |
重量 | 214g |
カラー | ブラック、ホワイト、パープル |
グローバル版から半年遅れての登場となりましたが、スペック的に出遅れている印象はなく、実際に使用する上でもパワー不足を感じることはありません。もっとも、最近の機種ではブラウジングや基本的な操作を行う際につっかかかりを感じるようなことは少なかったのですが、Xperia Z Ultraではその大画面を活かし、よりダイナミックでパワフルな体験を実感することが出来ます。
絶妙なディスプレイサイズがもたらす、絶大な効果
では、実際に使用してみた感想に移りたいと思います。
私は普段から4.6インチのXPERIAに加えて10インチのXperia Tabletを使用しており、6.4インチというXperia Z Ultraのディスプレイサイズはその中間にあたります。ブラウジングやツイッターなどのSNSの閲覧・投稿から、動画再生、電子書籍の閲覧などを実際に試してみました。
まずはブラウジング。
フルHDの解像度で6.4インチの大画面ディスプレイは、情報の視認性向上に寄与しています。等倍表示では少々文字が小さく感じることもありましたが、そこは必要に応じて拡大を行うことで解決できます。
一方で問題となるのは、ブラウザ固有のツールバーなどが小さく表示されてしまうこと。上のスクリーンショットは「Opera Classic」というブラウザを用いて当サイトを表示させているという状況ですが、上部に表示されているナビゲーションバーとメニューアイコンが非常に細かいことが分かります。これを実際のデバイスで操作するのは、少々難。6.4インチと大画面ながらも、操作性は落ちてしまいます。情報量の多さはさすがの一言につきますが、快適な操作にはスタイラスペンの使用といった工夫が必要かもしれません。
これはツイッター等のアプリでも同様です。しかし、アプリ側の仕様や設定によって改善されることも多くあるので、実際に手に取られた際には、しっかりと確認してみるのがオススメです。
続いてAV性能について。
Xperia Z UltraではXperia Z1と同様に「トリルミナスディスプレイ for mobile」を採用したディスプレイを搭載。フルHDによる精細さと共に、発色豊かな表現が可能になっています。発色に関しては、私が使用しているXperia Tablet Zと比較しても、非常に鮮やか。これには、従来までのXPERIAに採用されていた処理エンジンである「BRAVIA Engine for mobile」を進化させた「X-Reality for mobile」による恩恵も大きいように感じます。
実際に動画を再生させてみると、普通のスマートフォンでは実現できない圧倒的な迫力に驚かされます。スピーカーは底面右部に設置されていますが、音もなかなかのもの。10インチクラスのタブレットには劣りますが、5インチ級のスマートフォンとは比べ物にならない迫力を感じることが出来ます。トリルミナスディスプレイとX-Realityによる発色豊かな表現も大画面と相性がよく、同等のスペックを持ったXperia Z1と比較しても、映像体験をより特別なものにしてくれます。
最後に、電子書籍リーダーとしての使い勝手について少し触れさせていただきます。
筆者は、ソニーの電子書籍ストアである「Reader Store」より電子書籍を購入し、各端末で読書を楽しんでいますが、Xperia Z Ultraに関しては書籍のジャンルによって相性があるように感じました。もともと液晶のサイズが文庫本に近いため、文字のサイズも変更できる新書や小説については、片手に収まる本体のサイズと相まって非常に具合が良いと思います。その一方で、漫画や雑誌などについては文字や図の識別で少々苦労する場面がありました。もちろん、視力や読書スタイルについても左右されますが、読書するならやはり、10インチ級のタブレットのほうが便利かもしれません。
Ultraな魅力あふれるソニーのXPERIA
現在の主戦場は、スマホが5インチ、タブレットは7~8インチ。その中間である6.4インチというディスプレイサイズを持つXperia Z Ultraは独特の雰囲気と魅力を持つ端末であると、実際に使用してみて感じました。
全体的な印象としては、10インチのXperia Tablet Zがそのまま凝縮されたような印象を受けました。もちろんAV端末としての用途だけでなく、付属のクレードルを用いることでSNSやスケジュールの通知を行ってくれるサブディスプレイとしての使用も可能です。また、ペンを利用した入力に対応していることもXperia Z Ultraの大きな魅力であり、大画面を活かして日々のメモ等、手帳の代わりとしての可能性も期待されます。
”帯に短し襷に長し” という言葉がありますが、Xperia Z Ultraは帯としても襷としても十分な新しい体験を可能にしています。ソニーに培われたAV技術が惜しみなく投入され、単純なスペック面で飽和しつつあるAndroid端末の中で、上手く付加価値を生み出すことに成功しているのです。
タブレットともスマートフォンとも一味違うファブレットとしてのXperia Z Ultraですが、久しぶりに新鮮さとワクワクさを感じることができる端末です。気になっている方は、ぜひ一度手にとってみてはいかがでしょうか。
[au]
画面がきれいなのはIPSなのもあるからねー
デカいなあ本当
ポッケに入らないね
>さっそくau版である「SOL24」を入手しました
流石すみれさんw
貶めるつもりはないが、
名前から麗しい乙女を想像しているかもしれないが、
熱烈なラーメン屋『すみれ』の常連かもしれない。
ラーメン女子ですね萌ます
今年40のガチムチのおっさんらしいよ
マジレスすると、「流石(ソニーファンの)すみれさんw」ということ…………です(´;ω;`)
すみれさんの過去の記事見たらSONYしかなくて驚いたわw
上手いよな。
北海道に行ったら食べるけど、いつもはセブンイレブンのインスタントだ。
全然知らん
都内にないの?そこ
因みにあっさり派
天下一品など許せない派
許さないって、ずいぶん傲慢な人だ
天下一品ヲタ乙
オムニバスデザインだけど手にフィットしづらくて持ちづらい気がするんだけども、、、
尻ポケット入れっぱでも壊れないかな?
座ったときにLGの新製品みたいになるからやめたほうがいい
それが角が取れてるおかげで意外と手に馴染むんだな。
開発者インタビュー読むと重心を下に寄せてるってあるし、
大きさよりも持ちやすく感じると思うよ
重くは感じないけれど、持ちやすくはないでしょ。誰かの主観というだけでなく、もう方々で指摘されてることだし。
>オムニバスデザイン
きっとつっこんで欲しくてわざとやったんだろうけどなんかスマホ黎明期の雑多なデザインを思い浮かべる
店頭で見てきたけど予想以上にほしくなったのを思い出した。
隣にG Flexも置いてあったけどディスプレイの質がなんでかわからないけどXPERIAのほうがよかった。
まぁ、G FlexがLGの液晶よりもきれいではなかったから余計に映えて見えたのかもしれないけど。
やっぱりNEXUS7(2013)なんて買うんじゃなかった。SDないのが案外痛い。
G flexはHDで粗いし、それに加えてnote3の有機ELと比べると発色も微妙だなと感じた
なんか白みがかってるというか、くっきりはっきりしてないというか
曲がってるのは面白いし惹かれるんだけど…
ペンタイルじゃないからNoteに比べたら自然な発色のハズ
ペンタイルと発色は関係無いような・・・
LGの有機ELの発色がそこまでなのはカラーフィルター使ってるからでは?
関係おおありじゃん
GALAXYの有機ELはペンタイルだから緑掛かってるわけで
正直ネク7程度の出費で痛くなるならもともとこの手の買うの厳しいと思うが
ほんとこれ。NexusにSD使えないの知ってて買ったんだし自業自得
ほんとこれとか気持ち悪いから使うなよ
ほんとこれ。気持ち悪いわ
トラックボールなのが好感もてる
トラックボール+ワイヤレスは最強だよな
寝ながら操作出来てるって素晴らしい!
一語一句禿同
それなのにワイヤレスのトラックボールって全然種類ないよね。実質このM570一択
ツールバーとかソフトウェアキーは個人的にはなるべく細いほうが好きだな
そういう意味でZ Ultraはかなり良い
画像にVAIO、Walkman ZX1、外付けハードディスクもソニー製
ソニー大好きだなw
因みに自分はUSBもSONYです(・へ・)エッヘン!!
デザインだけで選んでくとこうなった・・・
USB…!?
USBメモリのことでしょう。
USBと略す人が多いです。
なんか俺のHDMIマジで調子悪いんだが
てか、3.5mmφステレオミニプラグもなんか雑音がひどい
SATAも異音するしそろそろ買い換えようかな
よし、VAIO春モデルを購入しよう
今のproもなかなかいいよ
なかなか面白い
こういう皮肉好きだよ
GフレやAquospadと迷うけど僅差でこれかなあ
6.4インチってキワモノなのにめっちゃ薄いし防水だし。
G flexは曲がってるのがいいんだけど、防水と解像度がね。
Aquospadはちょっとでかいかなって漢字するし
これ実際に見ると面白いサイズなんだよな~
個人的にはカメラがあれ?っていう性能だったのがちょっと気になったけど
そこはそれ、専用カバーを使ってDSC-QX100と接続して使えって事ですよ。
Z1のカメラの評判いいだけに残念だよね
カメラだけでもいいから最新のにして出して欲しかったわ
すみれさんと同じマウス(:.;゚;Д;゚;.:)
あのマウスどこ製の?
LogicoolのM570だよ
最後の写真の右奥コンセントの延び具合が気になってしまったw
引っかけてコケそう
ソニーのReaderじゃなく、キンドルではどうなのかとか知りたかったなぁ
一般的なタブレットが16:10なのに対し、Z ULTRAは16:9だから縦に伸びすぎて視線移動が面倒くさくなりそうで怖い
それと、A6ノートとか手帳類との比較とかも欲しかった
wi-fi版買いましたけど、1920*1080だから動画視聴に凄い便利ですね。
枠が余らないのが非常に良いです。ただ一方で、細長いので電子書籍が枠余りになってしまってよろしくありません。
動画はXperia z Ultra、電子書籍はiPadって感じですね。
ここまでのサイズになるとポケットに入れて携帯しようと思わなくなる。
というかポケットの大きさによってはもう入らないポケットもあるかもな。
携帯性に優れないものって携帯電話としては果たしてどうなんだろうな。
今日ヤマダで触ってみたけど、薄すぎてZ1fが分厚く見えたな
両面ガラスってiiPhone 4みたいに割れそうで怖い
tabZのグラスファイバー?裏板が手触りが柔らかくて結構好み。(脂ぎるけどね。)
このサイズだったらそっちの方が良かったような。
読む限りだと、筆者もあまり使い勝手がいいとも思ってない感じやな
管理人さんのHTC J Butterflyのときはそりゃもうすごかったんだがなぁ
周回遅れはこの業界だと致命的だと思うわ
周回遅れといっても、次に大きくチップが変更されたりするのは夏頃でしょ。春機種と噂されてるののリーク情報は「冬とスペックかわらんやん!」ってのばっかだし。MSM8974のab版やac版だとめちゃくちゃ違うってほどかっていうとどうかと思うし。
それでも半年遅れはかなり痛い。
Androidのバージョンも4.2←これがかなり最新機種と比べて使い勝手に差が出ると思うよ
まぁAndroidのこのバージョンはひどいなぁ。二つあげてくれたらラッキーって感じのAndroidで最初から二つ遅れはかなりネガティブなものには見える。
気になっていた機種なのでレビューありがたいのだけど、Webページや電子書籍を見たときの7インチタブや5インチスマホとの比較画像とかあればもっと参考になったかなあ
写真よくみたらVAIOとWalkmanZX1が
それでGXとTabletZもってマジデSONYどっぷりやないですか!!
8インチのXperiaマダー?
Wi-Fiモデルは公式からタブレット扱いされてたような気がするが違ったかな?
まぁ、そりゃあれはWifiなんだから電話じゃないしなぁ。
電話してたら恥ずかしいわ。
机の上のソニー率w私も人のことあんまり言えないけど…
別サイトの記事で、音ゲーとかしてると指先がスタイラスと誤認識されて(る可能性が高く)
マルチタッチがシングルタッチになることがちまちまあるって見た覚えがあるから
そこが気になってる。
本当だとしたら、TabletZ(所持)はアプデして多少改善したけど、あいかわらずスタイラスペンは
使いものにならないし、ディスプレイの(認識)精度をソニーさんにはもう少し頑張って欲しい
関係ないけどガジェ速の読者で女性を見たのは初めて
管理人さんたち以外はゴリゴリの男の園だと思ってたよ