女騎士「んほおおおお!!きび団子さいこおおおおっ!!」桃太郎「」
- 1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/03(月) 19:08:59.83 ID:2Y6UMp5uP
イヌ「ちょっと桃太郎さん……」
女騎士「もっと!!もっときび団子ほしゅいのおおおおおおお!!!」
桃太郎「お、おう」
サル「それで旦那、こいつも旅のお供に?」
桃太郎「そうなっちゃうのかなぁ……」
キジ「私あたま痛い」
- 7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/03(月) 19:11:35.55 ID:2Y6UMp5uP
女騎士「ふう……すまん、世話になった」
桃太郎「チョクショウ、残りのきび団子全部喰いやがって……」
サル「たとえきび団子がなくなったって、あっしらは旦那についていきやすぜ」
キジ「それでどうするの、この……人間?」
女騎士「なぜそこで疑問形になる」
イヌ「だって髪の毛だって金色だし、色も白くて今まで見たことない感じですよ」
女騎士「そういえば貴様たちも見慣れぬ格好をしているな」
キジ「だからそれは私たちの台詞なんだってば……」
女騎士「それはいいとして、ここはいったいどこなのだ?」
桃太郎「山陽道は備前国、鬼ヶ島へ向かう道中だよ」
女騎士「は?」
桃太郎「え?」
女騎士「まあいい、私は王都に帰らねばならんのだ、道を教えてくれ」
桃太郎「なにそれ」
女騎士「え?」
- 9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/03(月) 19:14:01.25 ID:2Y6UMp5uP
女騎士「なるほど、つまり私は全く知らない世界に飛ばされたワケか」
イヌ「厄介な行き倒れを拾っちゃいましたねえ」
女騎士「この世界の調査もしたいし、施しを受けた恩もある」
女騎士「貴様たちの悪鬼討伐に同行させて貰いたいのだが、よいか?」
キジ「文字通りの鬼が相手なのよ?」
キジ「アンタみたいな細身の女が太刀打ちできる相手じゃ……」
女騎士「ほお、実力を示せと言うのか、良いだろう」シャキンッ
女騎士「セイヤッ!!」ザンッ
バキバキバキ、ドンッ
サル「すげえ……松の大木を一太刀で斬り倒しやがった」
女騎士「ふっ、我が技量にかかればこの程度雑作も無いことよ」
桃太郎「でもここら辺りの木は整備された街道の街路樹だからね、もう止めてね」
女騎士「す、すまない」
- 11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/03(月) 19:16:11.62 ID:2Y6UMp5uP
桃太郎「そろそろ次の村が見えてくるはずなのだが」
キジ「も、桃太郎さん!」
桃太郎「火の手が上がっている!?」
サル「また鬼どもの仕業か!」
桃太郎「みんな急ぐぞ、一刻も早く村人たちを救助するんだ!」
女騎士「この世界での初陣か、期待していろよ皆の者!」
桃太郎「女騎士、君の強さは確かに見せてもらった」
桃太郎「だが決して無理はするな」
桃太郎「鬼は強い、精々追い返すのが精いっぱいだろう」
女騎士「―――別に、アレを倒してしまっても構わんのだろう?」
桃太郎「ッ!?」
女騎士「バケモノの相手は私の得意分野だ」チャキッ
女騎士「騎士の誇りにかけて、いざ参らんッ!!」ダッ
桃太郎「くっ、みんな女騎士に続けッ!!」
- 16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/03(月) 19:18:21.67 ID:2Y6UMp5uP
鬼1「な、なんだこの女は!?」
女騎士「チェストオオオオオオオッ!!」ザンッ
鬼2「ぐああああああっ!!」バタリ
イヌ「す、すごい……」
サル「本当に鬼どもを圧倒してやがる」
鬼3「そこまでだ!」
村娘「うわーーん!!」ジタバタ
女騎士「なっ!?」ピタッ
鬼3「この娘を無事に返してほしければ武器を捨てな」
桃太郎「くっ、卑怯な真似を」カランッ
女騎士「致し方あるまい」カランッ
村娘「すまねえだお侍さん!おらのせいで……」
鬼3「さてと」ニヤリ
桃太郎「その娘になにをする気だ!?」
- 19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/03(月) 19:21:07.59 ID:2Y6UMp5uP
鬼3「こんな上玉の娘を本気で無事に返すとでも思ったのかよ?」ボロン
村娘「ひいっ!?」
鬼3「ぐへへへっ、たっぷり楽しませて貰うぜ」ビンビン
村娘「助けてとーちゃん!かーちゃん!おらこんなのいやだーー!!」
女騎士「待てっ!」
桃太郎「女騎士、なにを……」
女騎士「私が身代りになろう」
桃太郎「ッ!?」
女騎士「彼女は戦禍に巻き込まれた無辜の市民なのだろう?」
女騎士「そのような者が一生を台無しにするような辱めを受けてよいワケがない」
鬼3「はっ、見上げた根性じゃねえか」
鬼3「いいだろう、この娘の代わりにお前をかわいがってやるよ」
鬼3「壊れるまで嬲って、自分で言ったことを後悔させてやるぜ!」
桃太郎「お、女騎士いいいいっ!!」
- 22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/03(月) 19:23:27.38 ID:2Y6UMp5uP
鬼3「ぬほおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!」ビュルルルルル
鬼3「らめえええええええ!!俺様のち○ぽ壊れちゃううううううっ!!」ビュルルルル
女騎士「日ノ本国の悪鬼もこの程度か?」パンパン
鬼1「ひぎいいいいいいっ!!金玉の中身全部でりゅううううううううっ!!」ドピュッドピュッ
女騎士「二度と悪さができないように絞り切ってやらねばな」ズチュズチュ
鬼2「や、やめろ……さっきの傷が……」ズキズキ
女騎士「問答無用ッ!!」ヌポンヌポン
鬼2「ぎゃあああああああああああああああああっ!!」ドクドクドク
桃太郎「なんだこれは……」
女騎士「ふう、他愛ない」ツヤツヤ
村娘「お侍さんすごかっただー!」
村娘「でっかい鬼どもがびくんびくんのた打ち回って泡吹いて倒れちまっただよ!」
女騎士「待たせたな皆の者、鬼どもは全員倒したぞ」テカテカ
イヌ「臭い」
サル「服着ろ」
- 23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/03(月) 19:24:19.75 ID:IHzUcN7L0
これは予想外
- 26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/03(月) 19:26:02.58 ID:2Y6UMp5uP
キジ「大丈夫なのアンタ……?」
女騎士「ああ、鬼どももなかなかの逸物だったが……」
女騎士「私の相手にはまだまだ不足だったということだよ」
キジ「そういうことは聞いてないんだけど」
桃太郎「ま、まあ過程はどうあれ結果的に村を守れたんだ」
桃太郎「良しとしようではないか」
イヌ「桃太郎さん、本気でこの淫売と旅をつづけるんですか?」
桃太郎「こらイヌ、彼女だって他に方法が無かったんだ」
桃太郎「確かにちょっと肯定し辛い勝ち方だったが、それでも勝利は勝利だ」」
桃太郎「被害を出さずに村を守れたのは彼女の功績だぞ?」
サル「旦那、あっしには寧ろ鬼どもが被害者に思えてならないんだが」
女騎士「まあ、あの程度は自業自得だな」
桃太郎「そうだな、奪っていいものは奪われる覚悟がある者だけだ」
イヌ「流石に鬼たちもああいう形で色々奪われる羽目になるとは思ってなかったでしょうね……」
サル「なんで旦那はこの色狂い擁護するんだよ、怖いよ」
- 29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/03(月) 19:28:06.09 ID:2Y6UMp5uP
―――こうして女騎士の活躍で桃太郎一行は快進撃を続け
桃太郎「ついに辿りついた……ここが鬼ヶ島!」
イヌ「本拠地に近づくごとに鬼の被害が沈静化してましたね」
サル「この女のせいで戦力が残ってなかったんじゃね?」
女騎士「なんだその目は!?」
女騎士「被害が収まっているなら良いことではないか!」
キジ「確かにその通りではあるんだけどねぇ……」
鬼「親分、敵襲ですぜ!!」
桃太郎「くっ、見つかったか!?」
女騎士「援軍を呼ばれようとも関係ない!」
女騎士「片っ端から食い荒らすのみだッ!!」キャストオフ!
サル「おいこの女ついに初っ端から脱ぎ始めたぞ」
イヌ「もう突っ込みいれるの止めましょうよ、やるだけ無駄ですよ」
???「ほお、人間がよくここまでたどり着いたな」
- 30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/03(月) 19:30:02.32 ID:2Y6UMp5uP
女騎士「なっ!?」
女騎士「貴様は……まさか!!」
オーク「あれ、女騎士?」
オーク「なんでお前がここに?」
女騎士「それは私の台詞だッ!!」
オーク「あとなんで裸?」
女騎士「いや、鬼どもの相手をするためにな……」
オーク「お前は相変わらずだなぁ」
桃太郎「ちょっといいか女騎士?」
女騎士「なんだ?」
桃太郎「あの変わった感じの鬼と君、知り合いなの?」
オーク「申し遅れました人間さん」
オーク「俺はこいつと同じ世界から飛ばされてきたオークと申すものです」
桃太郎「はあ……丁寧にどうも」
- 33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/03(月) 19:32:14.49 ID:2Y6UMp5uP
女騎士「それよりオーク、なんでお前が鬼ヶ島に?」
オーク「いやあ、飛ばされた先がここでな」
オーク「前のボスが血の気の多いやつで、手下にならないなら叩きのめすとかいうからさあ」
オーク「逆に叩き潰してこの島乗っ取ったんだよ」
イヌ「なにそれスゴイ」
サル「異世界の奴ら、ちょっと規格外すぎやしませんかね……?」
女騎士「ならば貴様が今はこの島のボスということだな」
オーク「そうだけど?」
女騎士「ならば話は早い!」
女騎士「貴様をここで倒せばこの世界は平和になるし」
女騎士「いままで貴様に辱められた分の返報となろうぞ!!」くぱあ
女騎士「積年の雪辱、今こそ果たしてくれるわッ!!」ガバッ
- 34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/03(月) 19:34:31.53 ID:2Y6UMp5uP
女騎士「ぬほおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!」ビクンビクン
女騎士「オークのち○ぽはやっぱり格別なのおおおおおおおおおおおっ!!」プシャーー
オーク「やっぱり女騎士のま○こは鍛え方が違うな、すごい締りだ……」パンパン
女騎士「子宮の奥までズンズンきてりゅうううううううううっ!!」ビクンビクン
オーク「このまま出すぞっ!!いいなっ!?」パンパンパン
女騎士「オークの特濃おちん○ぽみるくほしゅいのおおおおおおおおおおおおっ!!」ビクンビクン
オーク「くっ!!」ビュルルルルルルルルル
女騎士「ぎんもぢいいいいいいいいいいっ!!妊娠確実っ!!!」アヘアヘ
桃太郎「そんな……あの女騎士がち○ぽに負けるなんて……」ガクッ
キジ「どうするのよこの鬼の数、囲まれてるわよっ!?」
イヌ「くっ、残念すぎてぞんざいな扱いをしていましたが彼女は間違いなく私たちの最大戦力」
サル「それを失って……旦那、どうしやす?」
桃太郎「覚悟を決めるしかないだろう……ッ!!」
オーク「あー、皆さんストップストコメント一覧
-
- 2014年02月03日 22:43
- 節分になんてもの見せやがるwww
-
- 2014年02月03日 22:45
- とうとう昔話にまで…
-
- 2014年02月03日 22:45
- お前らは女騎士をどうしたいんだw
そしてオークがどんどんマトモになっていく…女騎士と反比例するかのようにw
-
- 2014年02月03日 22:52
- 女騎士先生のこれからの活躍にご期待ください!
-
- 2014年02月03日 22:56
- 女騎士は最早種族だからね、仕方ないね
-
- 2014年02月03日 22:59
- 女騎士の進撃は、まだ始まったばかりだ。
次は米花町に現れる気がしてきたぞ
-
- 2014年02月03日 23:06
- こういう女騎士とオークの作品ってないんですかね?
こんな関係結構好きだわwww
-
- 2014年02月03日 23:08
- このオークさん是非ともうちの会社に欲しい
-
- 2014年02月03日 23:18
- サルに色狂いって言われちゃう女騎士って・・・
-
- 2014年02月03日 23:19
- これはワロタ
-
- 2014年02月03日 23:22
- ついに童話にまで手を出してきやがったwww
-
- 2014年02月03日 23:27
- そろそろ女騎士の生態調査が必要だろ
誰か詳しくレポートしてくれよ
-
- 2014年02月03日 23:31
- なんてこった
次はイソップ物語に登場か?
-
- 2014年02月03日 23:37
- SSで散々鍛えられた女騎士とオークに敵は無かった
よりにもよって日本の童話に出張しやがってww
-
- 2014年02月03日 23:40
- 最近オークは真面目で、女騎士が色狂いなイメージが定着してきたよね。
なんというか...うん...
すごい世の中だなぁって
-
- 2014年02月04日 00:00
- キジ(cv安元)
いや、最近アニメ鬼灯の冷徹みてるからつい脳内再生されて……
-
スポンサードリンク
ウイークリーランキング
最新記事
アンテナサイト
新着コメント
QRコード
スポンサードリンク