日本ハム・栗山英樹監督(52)が25日、京セラDで行われた「日本ハムグループ 展示会」に参加。トークショーでは今季の開幕投手について「僕の中では決まっています」と注目発言が飛び出した。具体名は明かさなかったが「チームの将来的なビジョンがある」と本命の吉川を軸に斎藤、大谷の可能性も示唆。3月28日のオリックス戦(札幌D)へ、3人が火花を散らす。
トークショーでのひと幕だった。今季の開幕投手についてファンから質問が飛ぶと、栗山監督は「僕の中では決まっています。去年もこの時期には決めていた」と明かした。「チームの将来的なビジョンがある。みなさんが思っている選手と、たぶん一緒です」という言葉が、まさにヒント。会場に集まったファンの口々からは、有望な3投手の名前が飛び交った。
本命は吉川だ。昨季は7勝15敗と苦しんだが、「15敗」という数字は逆に、信頼の証しでもある。一昨年は14勝5敗、防御率1・71でリーグ制覇に貢献し、パ・リーグMVPに輝いた。ヤンキース入りが決まった田中、巨人・坂本、広島・前田健ら1988年生まれの中ではやや存在感が薄らいだが、マー君の渡米が決定した今、球界の主役に上り詰めるチャンスでもある。
対抗は大谷だろう。栗山監督は二刀流の19歳に「楽に2ケタは勝てる」と太鼓判を押した。指揮官がファンに向かって「大谷がいい?」と問いかけると、会場は大拍手。話題性や集客等々、球団経営の観点から見れば大本命でもおかしくない。
忘れちゃいけない。開幕投手といえばこの男。斎藤もいる。栗山ハムの船出となった12年の開幕戦では、西武相手に1失点完投勝利と実績もある。昨季は右肩痛で0勝に終わったが、今年はすでにフリー打撃に登板するなど、ここまでの仕上がりは3人の中で最も早い。今は大穴かもしれないが、スターにそのポジションは似合わない。指揮官も「人気があるから獲ったわけじゃない」とファンに力説。その期待に応えるしかない。
出来レースではない。指揮官が「実戦の結果が大事。試合の中で何ができるか」と話すように、評価逆転の可能性もある。「チームの将来的なビジョン」の象徴に選ばれるのは、誰だ。
http://hochi.yomiuri.co.jp/baseball/npb/news/20140125-OHT1T00159.htm
トークショーでのひと幕だった。今季の開幕投手についてファンから質問が飛ぶと、栗山監督は「僕の中では決まっています。去年もこの時期には決めていた」と明かした。「チームの将来的なビジョンがある。みなさんが思っている選手と、たぶん一緒です」という言葉が、まさにヒント。会場に集まったファンの口々からは、有望な3投手の名前が飛び交った。
本命は吉川だ。昨季は7勝15敗と苦しんだが、「15敗」という数字は逆に、信頼の証しでもある。一昨年は14勝5敗、防御率1・71でリーグ制覇に貢献し、パ・リーグMVPに輝いた。ヤンキース入りが決まった田中、巨人・坂本、広島・前田健ら1988年生まれの中ではやや存在感が薄らいだが、マー君の渡米が決定した今、球界の主役に上り詰めるチャンスでもある。
対抗は大谷だろう。栗山監督は二刀流の19歳に「楽に2ケタは勝てる」と太鼓判を押した。指揮官がファンに向かって「大谷がいい?」と問いかけると、会場は大拍手。話題性や集客等々、球団経営の観点から見れば大本命でもおかしくない。
忘れちゃいけない。開幕投手といえばこの男。斎藤もいる。栗山ハムの船出となった12年の開幕戦では、西武相手に1失点完投勝利と実績もある。昨季は右肩痛で0勝に終わったが、今年はすでにフリー打撃に登板するなど、ここまでの仕上がりは3人の中で最も早い。今は大穴かもしれないが、スターにそのポジションは似合わない。指揮官も「人気があるから獲ったわけじゃない」とファンに力説。その期待に応えるしかない。
出来レースではない。指揮官が「実戦の結果が大事。試合の中で何ができるか」と話すように、評価逆転の可能性もある。「チームの将来的なビジョン」の象徴に選ばれるのは、誰だ。
http://hochi.yomiuri.co.jp/baseball/npb/news/20140125-OHT1T00159.htm
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