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過去の良作の再投稿です。
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217 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/06(月) 00:47:32.92 ID:4t+xuUVv0
魔王「今日は子供たち遅いな・・・」
女「大変!」
魔王「?どうした?」
女「魔物が襲ってきた!」
魔王「・・・!!」
女「とにかく来て!」
魔王「あ、ああ・・・」
魔王「食事は部屋の前に置いておけといつも言ってるだろ!」【前編】【中編】【後編】
224 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/06(月) 00:54:55.72 ID:4t+xuUVv0 魔物2「はははは!さあ次はどいつだ!」 魔物3「ひゃはははは!」 女「あいつらよ!!」 魔王「・・・!!あいつら・・・!!」 魔王(魔物1の命令なのか・・・?) 子供1「やいまもの!ぼくがあいてだ!」 子供2「おれもだ!」 子供3「わ、わたしも!」 女「!!!」 魔王「!!!」 228 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/06(月) 01:00:20.23 ID:4t+xuUVv0 魔物2「なんだ随分かわいい相手だなw」 魔物3「少しいたぶってやるかw」 女「あの子たち・・・」 魔王「よせ!お前が行ったって・・・せめて戦士とか魔法使いに・・・」 女「戦える大人たちはみんなやられちゃってるわよ!」 魔王「!!」 子供1のこうげき! ミス!魔物2にダメージを与えられない! 231 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/06(月) 01:06:06.33 ID:4t+xuUVv0 子供2「うおおおおおお!!」 子供2は腰を落とし相手に深く突いた! ミス!魔物3にダメージを与えられない! 子供3は炎の呪文を唱えた! 魔物2に1のダメージ! 魔物2「ぷっw」 魔物3「あくびがでるなw」 魔物2「そろそろやるか」 魔物3「ああ」 女「待ちなさい!」 なんと女が戦闘に参加した! 233 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/06(月) 01:12:13.36 ID:4t+xuUVv0 魔物2「なんだこいつ」 魔物3「女か」 女「私が相手よ!」 子供1「せんせー!」 子供2「せんせー・・・」 子供3「ぐす・・・せんせ・・・」 魔物2「4人まとめてやるか」 魔物3「ああ」 235 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/06(月) 01:13:24.12 ID:Fj/K2oqhO 皆逃げて超逃げて 240 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/06(月) 01:18:02.72 ID:4t+xuUVv0 魔王「・・・駄目だ・・・」 魔王「・・・勝てるわけがない」 魔王「あいつら・・・幹部クラスだぞ・・・」 魔王「駄目だ・・・」 魔王「あの4人が死ぬ」 魔王「駄目だ」 魔王「どうすればいい」 魔王「どうすればいい」 魔王「・・・」 魔王「・・・」 246 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/06(月) 01:21:47.35 ID:4t+xuUVv0 魔物2はもえさかるかえんを吐いた! 魔物3はこおりつくいきを吐いた! 女「・・・!!」 女は炎の呪文を唱えた! 女(だめだ・・・中級魔法じゃ防げない・・・) 子供1「うう・・・」 子供2「せんせー・・・」 子供3「うえーん!!」 魔王「・・・」 253 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/06(月) 01:27:10.94 ID:4t+xuUVv0 魔王は地獄からいかずちをよびよせた! 魔物2に157のダメージ! 魔物3に280のダメージ! 女「!!?」 魔物2「な!?」 魔物3「ギャアアアアア!!」 魔物3は気絶した!! 子供1「おにいさん・・・」 子供2「すげえ・・・」 子供3「ふえ・・・」 261 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/06(月) 01:31:20.28 ID:4t+xuUVv0 魔物2「貴様・・・一体・・・」 魔王「・・・はあ・・・はあ・・・」 魔王「・・・次は確実に当てるぞ・・・!!」 魔物2「・・・!!くそ!!」 魔物2は魔物3を連れ、逃げていった!! 魔王「・・・」 女「・・・ありがとう」 魔王「・・・ああ」 266 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/06(月) 01:35:24.30 ID:4t+xuUVv0 魔王「・・・」 魔王「・・・」 女「・・・」 魔王「・・・怪我は?」 女「・・・ううん、あなたのおかげでかすり傷程度」 魔王「そうか・・・」 女「・・・」 魔王「子供たちは?」 女「だいじょうぶ、全く怪我してない」 魔王「・・・よかった」 269 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/06(月) 01:38:16.21 ID:4t+xuUVv0 女「・・・」 魔王「・・・」 女「やっぱり」 魔王「・・・?」 女「やっぱりすごく、強かったんだね」 魔王「・・・」 女「・・・」 魔王「・・・」 女「・・・ねえ」 魔王「すまないが今日は疲れた・・・」 女「・・・わかった・・・おやすみ」 魔王「・・・おやすみ」 276 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/06(月) 01:42:22.28 ID:4t+xuUVv0 魔王「・・・」 魔王「・・・」 魔王「・・・元、とは言え・・・」 魔王「・・・おれは・・・」 魔王「・・・部下に手を・・・」 魔王「・・・」 魔王「・・・」 279 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/06(月) 01:46:35.41 ID:4t+xuUVv0 子供1「おにいさんきのうすごかったね!」 子供2「あんなすげーまほうつかえるなんてしらなかったよ!」 子供3「かっこよかったよ!」 魔王「あ、ああ・・・まあな」 子供1「ねえ、ぼくにもきのうのまほうおしえてよ!」 子供2「あ!おれも!」 子供3「わたしも!!」 魔王「・・・まいったな」 女「・・・」 284 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/06(月) 01:50:42.09 ID:4t+xuUVv0 魔王「じゃあおやすみ」 女「ねえ」 魔王「・・・」 女「勇者に志願してみたら・・・?」 魔王「!!・・・」 女「だってあんな強いのに・・・」 魔王「・・・」 女「あんなに強いんだったら絶対魔王も倒せるよ!」 魔王「・・・」 女「明日私と一緒に××王国に行ってさ・・・」 魔王「おやすみ」 女「・・・」 291 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/06(月) 01:56:45.98 ID:4t+xuUVv0 兵士3「朝早く失礼します」 兵士4「××王国の者です」 魔王「・・・!」 兵士3「あなたがこの間このまちに出現した魔物を追い払ったという方ですか」 兵士4「××王がお待ちに」 魔王「・・・なんでそれを」 女「・・・」 魔王「・・・まさかお前・・・」 女「・・・」 兵士3「世界の平和のためです」 兵士4「どうかご一緒に××王国へ」 294 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/06(月) 01:59:34.87 ID:4t+xuUVv0 兵士3「王」 兵士4「お連れしました」 王様「君か・・・」 魔王「・・・」 王様「この男で間違いないかね?」 女「・・・はい」 魔王「・・・」 王様「早速だが君に勇者になってもらいたい」 魔王「・・・」 304 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/06(月) 02:05:52.82 ID:4t+xuUVv0 王様「なかなか力ある勇者がいなくてね」 王様「誰も魔王に太刀打ちできんのだよ」 魔王「・・・」 王様「聞けば君はかなり上級の魔物を一瞬で蹴散らしたそうじゃないか」 魔王「・・・」 王様「君の腕を見込んで、ぜひお願いしたい」 魔王「・・・」 王様「どうか、魔王を倒してくれないか」 魔王「・・・」 女「・・・」 308 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/06(月) 02:09:36.60 ID:4t+xuUVv0 魔王「・・・いやだ、と言ったら」 女「・・・!!」 王様「・・・君の意思を聞くような真似をしておいてなんだが」 王様「拒否はできない」 魔王「・・・」 王様「これは国のため、世界のための言わば、命令だ」 王様「拒否はできない」 魔王「・・・」 王様「もしも、拒否した場合は・・・」 王様「残念だが君を全人類に背いた犯罪者として投獄せねばならん」 魔王「・・・」 女「・・・」 314 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/06(月) 02:15:57.40 ID:4t+xuUVv0 王様「・・・」 王様「・・・勇者よ」 王様「我々もできる限りの支援はする」 魔王「・・・」 王様「頼んだぞ」 魔王「・・・」 女「・・・」 王様「あー女さん、と言ったかな?」 女「は、はい!」 王様「君に渡しておきたいものがあるから君だけもう少し残ってくれないか」 女「あ・・・はい」 魔王「・・・」 317 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/06(月) 02:23:16.12 ID:4t+xuUVv0 女「おまたせ!」 魔王「・・・」 女「・・・」 魔王「・・・女」 女「・・・これで」 魔王「?」 女「これであなたの呼び名が付いたね!」 女「勇者って呼べる!」 魔王「・・・」 女「あ、せっかく勇者になったんだから鎧とか買おうよ!」 魔王「・・・」 323 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/06(月) 02:25:50.78 ID:GHfcSGYjO 打ち倒される側の象徴である魔王だったものが打ち倒す側の象徴である勇者に… 皮肉だなァ… 325 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/06(月) 02:28:04.62 ID:4t+xuUVv0 女「ほら!勇者なんだからこれくらい装備しなきゃ!」 女はひかりのよろいを買った! 魔王はひかりのよろいを受け取った! しかし装備できなかった! 女「あ、あれ?」 魔王「・・・あ、ああ、おれはこういうのは装備できないんだ」 女「そ、そうなんだ・・・」 魔王「・・・」 329 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/06(月) 02:31:45.97 ID:4t+xuUVv0 魔王「それよりお前さ」 女「え?」 魔王「あんな高い鎧買う金なんて持ってたか?」 女「あーあれは・・・」 魔王「しもふりにくも滅多に買えないようなやつが」 女「失礼ね!奮発したのよ!奮発!」 魔王「・・・」 女「・・・」 魔王「・・・」 女「・・・」 334 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/06(月) 02:35:19.59 ID:4t+xuUVv0 女「・・・さっきね」 女「私だけ・・・王様に呼ばれたでしょ?」 魔王「・・・ああ」 女「その時に・・・もらったんだ」 魔王「・・・」 女「勇者に軍資金って」 魔王「・・・」 女「・・・こんなに沢山のお金持ったの・・・初めて」 魔王「・・・」 女「・・・」 336 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/06(月) 02:38:11.74 ID:e0Qbkw4/O 王だけは許せんな 337 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/06(月) 02:38:25.73 ID:4t+xuUVv0 女「・・・さあ!急いで家に帰ってご馳走の用意しなきゃね!」 女「明日は記念すべき勇者の旅立ちの日なんだし!」 女「・・・お金もあるし!」 魔王「・・・女」 女「あ、子供たちも呼ぼうか!」 魔王「・・・」 女「きっと驚くだろうなー!!」 魔王「・・・」 女「勇者の好きなしもふりにくたくさん買うね!」 魔王「・・・」 魔王「・・・」 340 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/06(月) 02:42:32.82 ID:4t+xuUVv0 子供1「えー!!」 子供2「おにいさんがゆうしゃに!?」 子供3「かっこいいー!!!」 女「でしょー!?」 魔王「・・・ま、まあな」 子供1「うわー!すげー!いいなー!!」 子供2「お、おれサインもらっとこうかな・・・」 子供3「おにいさんならぜったいまおうたおせるよ!!」 魔王「・・・」 魔王「・・・そうだな」 345 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/06(月) 02:47:07.66 ID:4t+xuUVv0 子供1「まおうにあったらなんていうの?」 魔王「そうだなあ・・・」 子供2「ねえサイン!!」 魔王「ああ、後でな」 子供3「かえってきたらおはなしたくさんきかせてね!」 魔王「・・・ああ」 女「・・・」 女「・・・」 350 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/06(月) 02:51:02.81 ID:4t+xuUVv0 魔王「ようやく帰ったか」 女「ほんと、みんな楽しそうだったね」 魔王「・・・」 女「・・・」 魔王「・・・」 女「じゃあ明日は早いし今日は・・・」 魔王「女」 女「・・・」 魔王「・・・」 女「・・・なに?」 352 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/06(月) 02:55:11.61 ID:4t+xuUVv0 魔王「××王におれのこと伝えたの、お前だな」 女「・・・」 魔王「勇者に推薦したのもお前だろ」 女「・・・」 魔王「・・・」 女「・・・」 魔王「・・・何で」 女「・・・だって!あなた、強かったじゃない!」 356 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/06(月) 02:59:20.70 ID:4t+xuUVv0 魔王「・・・お前に話したよな」 女「・・・」 魔王「戦いが苦手なのも」 魔王「その理由も」 女「・・・」 魔王「何で・・・」 女「・・・でも」 女「でもこの間は戦えた!」 女「私達を守ってくれた!」 359 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/06(月) 03:01:30.61 ID:SVi/uje6O こういう女は嫌いだな 普通親しい仲なら死地に向かわせるようなことしないよねー 360 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/06(月) 03:02:57.70 ID:4t+xuUVv0 魔王「・・・あの時はお前達がいたから・・・」 女「今度は世界の人たち全員を守ってよ!」 魔王「・・・」 女「私達だけじゃなくて!」 魔王「・・・」 女「全員守ってよ!」 魔王「・・・」 女「魔王から守ってよ!」 魔王「・・・・・・」 364 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/06(月) 03:05:40.71 ID:sSwobHMeO 女にイラッときた 365 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/06(月) 03:08:15.35 ID:4t+xuUVv0 魔王「・・・おれは」 魔王「・・・戦いが嫌いなんだ」 魔王「・・・勝つのも、負けるのも」 魔王「どちらも痛くて」 魔王「どちらも苦しい思いをする」 魔王「そんな戦いをして何になると言うんだ・・・」 女「・・・」 女「・・・卑怯よ」 魔王「!?」 366 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/06(月) 03:11:03.73 ID:x46h3/ufO 女うぜえ 368 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/06(月) 03:11:40.40 ID:4t+xuUVv0 女「それだけ力を持ってるのに」 女「強いのに」 女「戦いたくないなんて卑怯よ!」 魔王「・・・」 女「勝ちたくても勝てない人たちがたくさんいるのに!」 女「力を持った人が戦わないでどうするの!?」 魔王「・・・!!」 374 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/06(月) 03:15:28.50 ID:4t+xuUVv0 女「・・・そうよ」 女「きっとそうよ」 魔王「・・・女・・・?」 女「あなたの旅の目的は勇者になることだったんじゃないの!?」 魔王「!?」 女「そうよ!それだけ強いんだもん!そうに決まってる!」 魔王「・・・女」 375 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/06(月) 03:15:40.40 ID:20uI5g4FO 女は別にうざくないだろ 十分理解出来る範囲だ 376 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/06(月) 03:16:31.38 ID:M4aYAkU4O でも女のエゴだし押し付けだしなあ 377 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/06(月) 03:18:14.57 ID:gpmV/rGeO 女はウザいけど、魔王軍に両親を殺されてるからなあ その辺を考えると、こうなるのも仕方ない 378 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/06(月) 03:18:27.07 ID:4t+xuUVv0 魔王「・・・記憶が戻るまで」 魔王「ずっとここにいていいって言ったじゃないか」 女「・・・た、戦いから逃げるためでしょ?」 魔王「・・・え?」 女「戦いたくないから、記憶なくしたふりしてたんでしょ!?」 魔王「・・・何を・・・」 女「ねえ!お願い!」 女「平和が戻ったらいくらでもいていいから!」 魔王「・・・」 女「・・・お母さんと・・・お父さんのためにも・・・」 女「お願い・・・」 魔王「・・・」 380 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/06(月) 03:19:28.31 ID:20uI5g4FO しかしこの世界の一般人ならほとんどがそう思うんだろうな ただ単に女が代弁者というだけだ 383 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/06(月) 03:22:02.80 ID:4t+xuUVv0 魔王「・・・」 魔王「・・・」 魔王「・・・女」 魔王「・・・おれは・・・」 魔王「・・・ずっとお前と暮らしていきたかったんだ・・・」 魔王「・・・」 魔王「・・・ただ・・・それだけだったのに」 魔王「・・・」 魔王「・・・」 魔王「・・・平和・・・か」 魔王「・・・」 385 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/06(月) 03:24:55.50 ID:4t+xuUVv0 女「勇者・・・朝だよ・・・」 女「・・・」 女「・・・昨日の夜は・・・ごめんね・・・」 女「私・・・」 女「・・・勇者?」 女「・・・」 女「・・・紙?」 ご飯、本当においしかった。 今までありがとう。 女「・・・!!」 528 :◆AK/VZdOeZs :2009/04/06(月) 13:10:19.33 ID:4t+xuUVv0 魔物1「・・・」 魔物2「・・・」 魔物1「少しは反省できたか?」 魔物2「・・・」 魔物1「おれがいつ人間達の街を襲えと言った?」 魔物2「・・・」 魔物1「何か言ったらどうだ」 魔物2「・・・」 532 :◆AK/VZdOeZs :2009/04/06(月) 13:16:36.79 ID:4t+xuUVv0 魔物2「何故いつまでたっても人間を滅ぼそうとしないんだ」 魔物1「・・・」 魔物2「おれはお前がいつまでたっても・・・」 魔物1「お前じゃない、魔王様、だ」 魔物2「うるせえ!」 魔物1「まだ反省が必要だな」 魔物2「・・・」 魔物1「もうしばらく城外に出ることを禁ずる」 魔物2「・・・ちっ」 534 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/06(月) 13:21:21.77 ID:4t+xuUVv0 魔物1「・・・」 魔物1「・・・」 魔物1「・・・魔王様」 魔物1「私は・・・どうすれば」 魔物10「魔王様!」 魔物1「・・・どうした」 魔物10「勇者が現れました」 魔物1「どこにいる」 魔物10「まだ城の入り口付近ですが・・・様子が少しおかしくて」 魔物1「?」 542 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/06(月) 13:29:17.43 ID:4t+xuUVv0 魔王「はあ・・・はあ・・・」 魔物40「なんだこいつボロボロじゃねーか!」 魔物41「やっちまえ!」 魔王「うう・・・」 魔物40のこうげき! 魔王に10のダメージ! 魔物41のこうげき! 魔王に12のダメージ! 魔王はじっとこうげきに耐えている! 546 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/06(月) 13:36:49.21 ID:4t+xuUVv0 魔王「うう・・・どけろ!!」 魔王は逃げ出した! 魔物40「!逃げたぞ!」 魔物41「待て!!」 魔王「はあ・・・はあ・・・」 魔王「はあ・・・早く・・・」 魔王「・・・早く・・・」 魔王「魔王のところへ行かねば・・・」 550 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/06(月) 13:41:53.99 ID:4t+xuUVv0 魔物10「報告によると」 魔物10「一切こうげきしてくる気配がなくただ逃げ回っているだけ・・・だとか」 魔物1「・・・」 魔物10「しかしまっすぐにこの最上階を目指している、とのことです」 魔物1「・・・」 魔王10「・・・魔王様が就任して以来初の勇者ですね」 魔王10「いかがいたしましょう」 魔物1「・・・引き続き報告を怠るな」 魔物10「はっ!」 魔物1「・・・」 魔物1「・・・」 554 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/06(月) 13:48:31.98 ID:4t+xuUVv0 魔物27「いたぞ!」 魔物26「こいつか!」 魔物25「観念しろ!勇者め!」 魔王「・・・はあ・・・はあ・・・」 魔王「・・・くそ・・・」 魔王は爆発の呪文を地面に向かって唱えた! すなぼこりがあたり一面に広がった! 魔物27「こいつ!めくらましか!」 魔物26「卑怯なやつめ!」 魔物25「どこに逃げた!?」 560 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/06(月) 13:50:29.82 ID:lj4AoX9AO 部下を殺めたことを後悔してたもんな・・・ 心優しい魔王だ 564 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/06(月) 13:56:49.36 ID:4t+xuUVv0 魔王「ぜえ・・・ぜえ・・・」 魔王「・・・あと・・・」 魔王「少し・・・!!」 魔王「ぜえ・・・ぜえ・・・」 魔王「あと少し・・・!!」 571 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/06(月) 14:02:18.42 ID:4t+xuUVv0 魔王「ぜえ・・・ぜえ・・・」 魔物2はもえさかるかえんを吐いた! 魔王「!?」 魔王に80のダメージ! 魔物2「随分騒がしいと思ったらお前だったのか」 魔王「ぜえ・・・ぜえ・・・」 魔物2「誰とも戦わずに逃げ回ってるらしいな」 魔王「・・・くそ・・・」 魔王はにげだした! しかしまわりこまれてしまった! 576 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/06(月) 14:06:04.94 ID:4t+xuUVv0 魔物2「逃がすかよ」 魔物2「この間の屈辱・・・忘れたとは言わせねえからな」 魔王「・・・く・・・」 魔物2は氷の呪文を唱えた! 魔王に150のダメージ! 魔王「くそ・・・」 魔王はじっとこうげきに耐えている! 魔物2「ふはははははは!!」 584 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/06(月) 14:11:00.04 ID:4t+xuUVv0 魔物2「どうした!?この間の威勢は!?」 魔物2は炎の呪文を唱えた! 魔王に120のダメージ! 魔王はじっとこうげきに耐えている! 魔物2「今のお前を見ていると前の魔王を思い出すぜ!」 魔物2はこおりつくいきを吐いた! 魔王に47のダメージ! 魔王はじっとこうげきに耐えている! 魔物2「部屋にひきこもって1人遊びばっかり!」 魔物2「勇者との戦いは部下に任すほどのあの腑抜けにな!!」 魔王「!!・・・」 589 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/06(月) 14:15:47.46 ID:4t+xuUVv0 魔物2「あいつも今のお前ぐらい弱かったんだろうな!! 魔物2は巨大な火の玉の呪文を唱えた! 魔王に140のダメージ! 魔王「・・・くそ・・・」 魔王はちからつきた・・・ 魔物2「・・・ふん、もう終わりか」 魔王「・・・」 魔王「・・・」 597 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/06(月) 14:22:50.44 ID:4t+xuUVv0 1年前。 復活の呪文がなくなった今、 一度死んだものは二度と蘇りはしない。 幼い頃に亡くなった、先代魔王である父は平和主義者であった。 勇者との命を懸けた戦い。 父は強かった。 いつも勝っていた。 しかし、決して勇者を殺すことはなかった。 「奪って良い命などない」 父の口癖だった。 599 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/06(月) 14:27:17.44 ID:4t+xuUVv0 そんな強かった父も、 最後は勇者に殺されてしまった。 最初こそ人間達を怨みもしたが、 父の跡を継いだおれは父の言葉を守り、 勇者を殺すことはなかった。 しかし父が死んで変わったこともあった。 それまで平和主義だった魔王軍も、 父が殺されたことで人間を深く怨むようになり、 人里に行っては人間を殺すようになっていた。 そしてそれに呼応するように人間達も魔物をより深く怨むようになった。 600 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/06(月) 14:27:43.04 ID:GHfcSGYjO なんと優しい魔王様… 604 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/06(月) 14:32:33.70 ID:4t+xuUVv0 その頃から挑んでくる勇者の数が一気に増えた。 中にはまだ子供であろう勇者もいた。 何より自分に向けてくる殺気が今までのものと比べ物にならないほど、 鋭かった。 刺し違えてでも殺す。 何があっても殺す。 殺す。 殺す。 倒す。ではなく、殺す。 魔物に。 魔王に対する恨み。 609 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/06(月) 14:38:05.07 ID:4t+xuUVv0 魔王「最近は勇者の数がかなり減ってきたな・・・」 魔物1「あれだけ形振り構わず勇者を送ってきたのですから・・・」 魔物1「おそらく人材がもうあまりいないのでしょう・・・」 魔王「・・・」 魔物1「仕方がありません、戦争です」 魔王「・・・戦争、か」 魔王「・・・どうにかならないものか」 610 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage :2009/04/06(月) 14:40:43.42 ID:GneKjn3iO 魔王が引きこもりのクズ野郎だと思ってこのスレ開いた奴は俺だけじゃないはず。 反省してます。 611 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/06(月) 14:41:11.78 ID:4t+xuUVv0 そしてあの日。 魔王「ふはははは!よく来たな勇者よ!」 魔王「だが残念ながらお前の旅もここまでだ!」 勇者4「だまれ!今日おれはお前を殺してやる!」 魔王「ふはははは!威勢だけは良いな!」 勇者4のこうげき! 魔王に157のダメージ! 魔王は巨大な氷の呪文を唱えた! 勇者4に170のダメージ! 612 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/06(月) 14:45:09.97 ID:4t+xuUVv0 接戦。 どちらが勝ってもおかしくはない戦い。 勇者4「これで終わりだ!!」 勇者4のこうげき! 魔王に150のダメージ! 勇者4「!!ダメージが・・・足りない・・・!!」 魔王「・・・残念だったな!!」 しかし、 わずかな。 ほんのわずかな差でおれが勝った。 614 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/06(月) 14:47:05.76 ID:GHfcSGYjO 本当に強かったのか魔王様 616 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/06(月) 14:48:47.53 ID:4t+xuUVv0 勇者4「・・・」 魔王「はあ・・・はあ・・・危なかったな・・・今回は」 魔物1「お疲れ様です」 魔王「・・・いつも通り近場の街に送ってやれ」 魔物1「左様で」 魔王「はあ・・・しかし良い戦いだったぞ、勇者よ」 勇者4「・・・」 勇者4「・・・くそ・・・」 勇者4「くそおおおおおおお!!!」 勇者4はまじんのごとくきりかかった! 魔王「!?」 魔物1「魔王様!!」 622 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/06(月) 14:53:39.07 ID:4t+xuUVv0 その日の勇者は強かった。 それだけ怨みも強かったのだろう。 その執念が彼を動かした。 おれはその深い恨み、執念に。 気付けていなかったのだ。 624 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/06(月) 14:56:40.22 ID:4t+xuUVv0 勇者4「・・・」 魔王「・・・」 勇者4「・・・」 勇者4はいきたえた! 魔王「・・・はあっ・・・はあっ・・・」 魔物1「!!・・・魔王様!!!」 勇者4のこうげきよりも早く、 おれが勇者4にこうげきした。 勇者4は死んだ。 いや、おれが殺した。 629 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/06(月) 14:59:39.23 ID:4t+xuUVv0 魔物1「正当防衛です」 魔物1は何度もおれにそう言った。 しかし。 今までおれを支えてきた父との約束が破られた。 おれが破ったんだ。 おれが。 おれの中の何かが壊れる音がした。 634 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/06(月) 15:01:31.44 ID:4t+xuUVv0 魔王「・・・」 勇者5「どうした!かかってこないならこっちからいくぞ!!」 勇者5のこうげき! 魔王に140のダメージ! 魔王のこうげき! 魔王「!!・・・!!!」 魔王は動けない!! 勇者5「なんだこの魔王!?おれをなめてるのか?」 魔王はじっとこうげきに耐えている! 645 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/06(月) 15:08:17.54 ID:4t+xuUVv0 魔王「・・・」 魔物1「魔王様」 魔王「・・・」 魔物1「お気持ちはわかりますが・・・」 魔王「・・・」 魔物1「もしあそこで私が代わりに戦っていなければ勇者に殺されていましたよ」 魔王「・・・できることなら」 魔王「・・・殺して欲しかった」 魔物1「・・・魔王様」 魔王「・・・魔王は勇者にやられるものだろ?」 魔物1「・・・」 おれは戦うことが怖くなった。 いや、戦うことができなくなった。 戦う理由がわからなくなった。 649 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/06(月) 15:11:11.36 ID:4t+xuUVv0 魔物1「私が魔王様の代わりに戦います」 魔物1「変身の呪文で魔王様になって」 魔物1「ですからどうか」 魔物1「自ら死にに行くような真似はやめてください」 魔物1はこう言って聞かなかった。 651 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/06(月) 15:14:21.26 ID:4t+xuUVv0 魔物1「最近魔王軍の間で魔王様が勇者に勝てなくなった・・・」 魔物1「という噂が広がっているようで・・・」 いいさ。 事実だ。 お前は余計なこと言うなよ。 魔物1「しかし」 これは命令だ。 魔物1「・・・」 仕方ない。 仕方ないんだ。 653 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/06(月) 15:16:32.34 ID:4t+xuUVv0 魔王は勇者に勝てない。 この話は瞬く間に城中に伝わった。 若いうちから魔王の称号を継いでいたおれは、 元々あまり魔王軍の連中によく思われていなかったのだ。 それでも勇者に負けないという強さをもって今まで魔王軍を仕切ってきた。 しかしその強さも失った。 おれは疎まれ、逃げるように自分の中に引き篭もった。 656 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/06(月) 15:20:17.45 ID:4t+xuUVv0 おれに対する態度が変わらなかったのは魔物1だけだった。 それをいいことにおれはあいつに沢山の我侭を言ってきた。 それでも魔物1はおれについてきてくれた。 おれが魔王の座を追われたとき・・・ 魔物1はきっと・・・ おれはあいつになら任せられると思ったんだ。 魔物1になら。 659 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/06(月) 15:26:06.85 ID:4t+xuUVv0 魔物2「おい、ヘタレ勇者を連れてきたぜ」 魔物1「・・・!!」 魔物2「もう死んでるだろうがな」 魔王「・・・」 魔物1「貴様・・・また勝手に」 魔物2「そう言うなよ、魔王軍の危機に立ち向かっただけだ」 魔物2「それに、城外、には出てないだろ?」 魔王「・・・う・・・」 魔物1「!」 魔物2「・・・しぶといな、まだ生きてやがる」 魔王「・・・うう・・・」 661 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/06(月) 15:29:35.76 ID:4t+xuUVv0 魔王「・・・ま・・・もの・・・1・・・」 魔物1「!!」 魔物2「何言ってんだこいつ」 魔王「ぜえ・・・ぜえ・・・」 魔物1「・・・魔物2」 魔物2「あ?」 魔物1「この勇者と話がしたい」 魔物2「はあ!?何言ってんだお前!」 魔物1「そいつを放せ」 魔物2「・・・やだね」 魔物1「・・・」 魔物2「こいつには個人的に恨みがあるんだ、ここで殺す」 666 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/06(月) 15:36:28.69 ID:4t+xuUVv0 魔物1「魔王命令だ、二度は言わんぞ」 魔物2「・・・」 魔物2は炎の呪文を唱えた! 魔王「うう・・・」 魔物2「うるせえよ」 667 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/06(月) 15:38:31.15 ID:GHfcSGYjO 魔物2が反乱を… 674 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/06(月) 15:42:29.80 ID:4t+xuUVv0 魔物1は強力な雷を剣に宿し魔物2を真っ二つに斬った! 魔物2「な!?」 魔物2に280のダメージ! 魔物2は倒れた! 魔物1「二度は言わんと言ったはずだ」 魔王「・・・!!!」 魔物1「魔物2を牢に連れて行け」 魔物10「はっ!」 魔物1「それとしばらくの間誰もこの部屋には近づけるな」 魔物10「はっ!」 679 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/06(月) 15:45:57.25 ID:4t+xuUVv0 魔物1「・・・」 魔王「ぜえ・・・ぜえ・・・」 魔物1「・・・」 魔王「ぜえ・・・ぜえ・・・」 魔物1「・・・」 680 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage :2009/04/06(月) 15:46:08.84 ID:OzeXBuKJ0 真っ二つに切られて生きてるのかよ 683 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/06(月) 15:48:20.90 ID:4t+xuUVv0 魔物1「・・・よくきたな勇者よ」 魔王「ぜえ・・・ぜえ・・・」 魔物1「だが残念ながらお前の旅もここまでだ」 魔王「ぜえ・・・ぜえ・・・」 魔物1「・・・」 魔王「・・・ふ・・・はは・・・」 魔物1「・・・?・・・」 魔王「・・・はは・・・」 魔物1「・・・何が可笑しい」 686 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/06(月) 15:52:23.38 ID:4t+xuUVv0 魔王「ぜえ・・・ぜえ・・・」 魔物1「・・・」 魔王「・・・つ・・・強さは・・・」 魔王「本物・・・だが・・・」 魔王「・・・ぜえ・・・セリフが・・・なってないぞ・・・」 魔王「・・・魔物1・・・」 魔物1「・・・!!」 694 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/06(月) 15:59:31.16 ID:4t+xuUVv0 魔王「・・・ちゃんと最初に・・・」 魔王「ふ・・・ははは・・・って笑わなきゃ駄目だろ・・・」 魔物1「・・・まさか・・・」 魔物1「・・・いや、やはり・・・」 魔王「・・・」 魔物1「・・・魔王様・・・!!!」 魔物1「魔王様なんですね・・・!?」 695 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/04/06(月) 15:59:34.84 ID:4W8bYSdMO 魔王いい奴だな 人間の方が悪に感じてくる 魔王「食事は部屋の前に置いておけといつも言ってるだろ!」【後編】へつづく 引用元 魔王「食事は部屋の前に置いておけといつも言ってるだろ!」 http://takeshima.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1238919156/ SS宝庫最新記事50件 コメント一覧
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