東日本大震災の復興支援策である「緊急雇用創出事業」の費用を私的に流用した横領の疑いで
NPO法人「大雪りばぁねっと。」(北海道旭川市 破産手続中)元代表の岡田栄悟(35才)容疑者らが
逮捕されました。
画像:【岡田栄悟・容疑者】
http://www.niigata-nippo.co.jp/world/national/20140204092852.html
4日、逮捕されたのは岡田容疑者とその母親のかおり(53才)、妻の光世(32才)、親戚の大柳彰久(30才)、
同法人のナンバー2だった橋川大輔(35才)容疑者ら5人。
画像:【岡田栄悟、橋川大輔・容疑者ら】
http://matome.naver.jp/odai/2136304347244460901/2136304402044493703
岩手県警の調べによると、岡田容疑者が運営していたNPO法人「大雪りばぁねっと。」は岩手県山田町から
復興事業を委託され、銭湯の運営や防犯パトロールをしていましたが、
画像:【NPO法人「大雪りばぁねっと。」】
http://matome.naver.jp/odai/2136304347244460901/2136304471144570703
2012年度の事業費約7億9千万円を年度中に使い果たし、雇用した被災者の町民140人全員を解雇。
http://matome.naver.jp/odai/2136304347244460901/2136419999269096503
高価な防犯スーツやベンツのトラック、アメリカの海兵隊も使っているというボートなどにも費やした可能性
が指摘されており、約7億9千万円のうち、約5億円が使途不明。
さらに約3千万円を親族が経営するリース会社「オール・ブリッジ」に私的に流用していた疑いが持たれてい
ます。
画像:【連行される岡田栄悟・容疑者】
http://news.biglobe.ne.jp/domestic/0204/2733358161/mai_expansion_photo.html
岡田容疑者を知る解雇された町民は
「結構、食材なんかも高級な。お肉の場合はA5クラスのサシが入ったね、そういったのを頻繁に食べて」
「おかまバーでミーティングですか、あるいはどこかに行って、いろんなごちそうを食べたりとか...」
などと話しています。
ここまでの放漫経営を許してきた背景には、山田町が人手不足だったことと岡田容疑者に履歴書なども
求めず、話を鵜呑みにしてしまったことにあるとみられています。
同法人は現在破産手続き中で、大金ゆえに戻ってくる可能性は限りなく低いと報じられています。
約8億円の税金はどこへ消えたのでしょう・・
こんなずさんなNPOに巨額の復興資金を投入した岩手県山田町の責任も重いと思います。
最近ではこの事件のほかにも実質893が経営している悪質なNPOもあると聞きます。
きちんとした実態調査が必要と感じます。