Huaweiは Androidベースの独自ゲーム機 Tron mini game console を2014年4月〜6月にも中国市場で発売します。
Androidベースのゲームコンソールとしては北米発の
OUYA などがありますが、Tron miniも同じく据置型の小さな本体にゲームコントローラー付き。Huaweiは、中国市場においてゲーム配信プラットフォームを展開します。
円柱状の本体はAndroid 4.2.3 ベース。主な仕様は、
Tegra 4プロセッサ、2GBメモリ 、16GB/32GBストレージ。本体の底には、最大64GBのmicroSDHCカードに対応した外部メモリスロットがあります。
WiFiのほか有線LANポートもあり、USB 3.0インターフェイスやHDMIポート、音声出力ポートなども搭載。本体トップが大きな電源ボタンです。ゲームタイトルは、Destruction power、Project TK、Rochard などをプリインストールで提供します。
コントローラーは、
Xbox 360のコントローラーに似た形状。アナログスティック2本と方向キー、4ボタン、ショルダーボタンの標準的な構成に加えて、中心部に円形のタッチパッドを備えます。また音声出力端子やバイブレーション機能も搭載。
外見は従来のゲーム機のコントローラと似たようなものですが、実機が披露された
CES 2014 ではソニーの PS4 やマイクロソフトのXbox One など最新世代機が出展されていたこともあり、改良に改良を重ねたゲーム機メーカーのコントローラと比較するとチープな作りです。
HUAWEI Tron mini game console
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消費者向けにはスマートフォンやタブレット、業務用には基地局などの通信設備などハードウェアの機器設計を手がけるHuaweiですが、今回のゲームコンソールの投入により、中国市場でゲーム配信プラットフォームの提供に乗り出します。Huaweiでは、「
ゲーム開発者の利益を尊重しつつ、新タイトルの開発する機会を提供する」としています。