ソフトバンクモバイルが iPhoneアプリ「ゲームで学べる手話辞典」の提供を開始しました。360度回転可能な3Dアニメーションを採用し、いろいろな角度から実際の手の動きを学ぶことができます。また手話アプリとしては初めて、公益社団法人東京都聴覚障害者総合支援機構 東京都聴覚障害者連盟の推薦を受けています。
アプリを起動すると、辞書から単語を選択し3Dアニメーションで手話を見ることができる「学ぶ」、手話クイズを解きながら物語を進めていく「遊ぶ」の2つのモードが選べます。
「学ぶ」は、単語辞典とシーン別例文集の2種類を用意。シーン別例文集では「簡単な会話例」や「日常単語を使った会話例」以外にも「いざという時、読み取りたい手話」「いざという時、表現したい手話」など緊急時に役立つ手話が収録されています。
手話を再生する画面では、手話の動きや由来を説明する「説明」や、3段階のスピード調整が可能な「スピード」、角度を調整できる「カメラ」、手話の話者視点から手の動きを確認できる「背面透過」を搭載。はじめて手話を学ぶ人にやさしい作りになっています。
「遊ぶ」は、文字入力で手話クイズを解いていくステージクリア型のバトルゲーム。手話によって魔法を発動し、影と呼ばれるモンスターを浄化して(倒して)物語を進めていきます。
収録単語は「簡単な日常会話単語集」が収録された無料版が約1400語。他に、「日常会話単語集」「接客用語集」「専門用語集」を有料販売し、価格は各381円。対応機種はiPhone 4S(iOS 6.0)以降のiPhoneのみ
。無料版のダウンロードはApp Storeのこちらから。
ソフトバンクモバイルは
手話教室の2014年4月期受講生も募集もしており、CSR活動の一環として手話に取り組んでいるようです。