キャプチャ






【火だるまからの生還】





   










1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 22:18:52.07 ID:NK6W6N6/0
書いてく 

スペック
俺 現在24歳 

中二の頃のスペック
長身 ガリ メガネ
中二当時は炎の精霊が俺に纏わり付いている
という設定で色々と痛い事をしてきた。







3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 22:24:07.95 ID:NK6W6N6/0
まずは中二病になった経緯

俺は小さい頃から何故か火が好きだったんだ
マッチやらライターやらをどこからか拾ってきては
部屋に置くのは小学生の頃からやっていたことだった







4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 22:25:50.33 ID:92f8u6Yr0
>>1
こいつジャンヌ・ダルクじゃね?







5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 22:27:02.17 ID:K6q/ADcE0
お前ネウロに出てただろ






6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 22:30:58.64 ID:NK6W6N6/0
ネウロなんか出てない

そして小学生の頃から集めていたマッチやライターなどは
押入れにしまっていて。
中一の冬に、それがひょっこりと出てきたわけだ。

「懐かしいなー」とか思い出に浸りながら
マッチやライターなどを眺めていた







7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 22:34:11.96 ID:NK6W6N6/0
そのとき、ふとマッチとライターを
つけてみたが、新しいことに気が付いた。

ライターの火が不発だったときは
マッチの火を近づけると
火がつくことを。

その瞬間、俺は、この現象は俺がやったのではなく
俺に憑いている炎の精霊のせいだと確信していたwwww

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8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 22:37:32.63 ID:mQ42ZOCH0
>>7
やべえわかるwwwwwwww







13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 22:38:57.33 ID:gwAn4hf/0
>>7
あるあるwwwwww






12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 22:38:55.09 ID:lJgFLVqK0
>>7
炎の精霊だよなやっぱwwwwwwww






16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 22:40:46.67 ID:NK6W6N6/0
中一の冬にそのようなことが発覚したので俺は
痛い事をしまくった。

冬休み、雪が外にとても積もっていて、
身動きが取れないほど
積もっているときに(俺は新潟)

「炎の精霊が憑いているから、絶対寒くない!!!」

とか言って半そで半ズボンで外に出て。
近所のババアにめちゃくちゃ怒られた。

とか、

水を張った風呂に入り(冷水)
「炎の精霊よ!今こそその力を我に!!!
風呂の水を沸騰させよ!!!」
とか言ってたりした







18: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:15) :2013/05/09(木) 22:43:06.63 ID:hWRJtm1e0
>>16
炎の精霊wwwww






19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 22:44:44.47 ID:NK6W6N6/0
実際は暖かくならずに
風邪を引いた。 このときはまだ俺が未熟で
あまり力を出す事が出来ないと思っていて
今度からはそんな無茶はやめようと思った。

しかし今度は力ではなく、炎を見ようとしていた
エイラのコピペではないが、
火を見ると安心するんだなwwwwww





※参考 影羅(エイラ)のコピペ 
キャプチャ1






22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 22:48:55.82 ID:NK6W6N6/0
そんなことは飛ばしてくか。

そんなこんなで中二、ここで精霊が頭角を現し始めた

まずは俺がなんとなくTVを見ていると
「赤口の日は血や火などの
赤いものに注意する日だそうです」

と言われたので

赤口の日は一切外に出なかったwwwww

「俺は精霊がいるから炎が人々に災いを齎す、
家でゆっくりとしていよう……」

的なノリでwwwwww







24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 22:56:21.79 ID:NK6W6N6/0
理科の実験の時にも新しい発見が起きた

ガスバーナーで有機物を熱するとどうなるかという
実験でガスバーナーに火を着けた。
赤い火から青い火になった時にDQNが俺に言った

「おい、お前!火に触ってみろwwwwwwwwwwww」

ただのボケで言ったつもりだろうが

俺には精霊が憑いている。

コレは行ける!!!!!

俺は炎を手刀で切った……

焼けるかも知れない……と、思っていると。

「おお!!焼けていない!!!!コレはすげぇ!!!」

思わず声に出してしまった







26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 23:01:15.19 ID:NK6W6N6/0
本題に入る

俺は炎の中に入っても大丈夫な特別な存在となり。
精霊の力をコントロール出来ることがわかった。

俺は壮大なことを考えるようになった。

巨大な炎の中を全力疾走して
炎に包まれたい、炎と一体化したい!!!

こんな馬鹿げた事を考える事を始めたのである。






28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 23:06:38.67 ID:NK6W6N6/0
まずはどうすれば炎の中に入れるかを考えた。

一番手っ取り早いのはドラマとかでよく見る
家に残された子供などを助けに
燃え盛る火の中に入っていく事だ。

しかしそんな都合のいいように火事は起きない。

そんな中、俺が深夜、部屋の中で
アルコールランプの火を見つめていると
けたたましい音がなったのである。

どうやら歩いて五分くらいの所で火事があったようだ。
自分の家からでも分かる

「うっひょっひょおおおおおお!!!!」

意味の分からないほどハイテンションで外に飛び出し。
現場に走った。







29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 23:12:04.28 ID:NK6W6N6/0
現場に着くともう野次馬が十人くらい来ていた。

そして、その家の人が外にいたが、

別段なかに人が取り残されてもいなかった

しかし俺の脚は止まらない

「うおおおおおおおおおおおおおお!!!!
俺はぁぁぁぁぁぁぁくぁ!!!
炎に!!!!!
入るぞ大オオ大尾おお!!!!!!!!」

叫びながら燃え盛る家に入ろうとした瞬間。

「おまえは死にたいのかあああああああ!!!!!」
鬼のような顔をした。消防の人に思いっきり殴られた







30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 23:14:24.30 ID:NK6W6N6/0
ほどなくして親に連れられ
朝までこってりと怒られた。

しかし中二病の俺は炎に入る方法を
模索していた。







31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 23:16:30.42 ID:Oefm4XEV0
なんだこれワロタ






32: 忍法帖【Lv=22,xxxPT】(1+0:15) :2013/05/09(木) 23:19:18.54 ID:NK6W6N6/0
そしてまた炎に包まれる方法を編み出したのだ

ガソリンに火を着け、その炎の中を全力疾走する

という方法だった。

その方法を編み出した瞬間から俺の精霊が
実行に移した。

ガソリンは非常時のための携行缶のを使うようにした







33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 23:22:05.99 ID:HG4CDP0l0
>>32
いきなりダイナミックになったなw







34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 23:24:27.54 ID:NK6W6N6/0
その携行缶を手に持ち、俺は河原に向かった

橋の下に十分なスペースがあったので

そこで炎に包まれようとした。

ガソリンを入れるようなプールのようなものを探していると

そいつはすぐに見つかった

工事現場などで砂などを運ぶ

一輪車の荷台が転がっていた

穴などは無く。

きちんとガソリンを貯められそうだった

「コレで…お前と一緒になれるな…へへへへへ!!!」

荷台の部分にガソリンを並々と入れた俺は

それに火を放った。







35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 23:28:25.60 ID:NK6W6N6/0
火を放った瞬間に巨大な火柱が立った

俺の身長を有に越す3mほどの火柱だった。

赤くゆらゆらと揺れる炎、

その妖しい物はとても魅力的だった

西日も翳ってきて黄昏に染まる空、

俺の前にはゆらゆら揺れる炎。

俺は炎と一体化するときが来たと確信した。







36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 23:30:57.23 ID:NK6W6N6/0
俺は一瞬でどのように一体化するかを考えたが、

答えはすぐに出た、

思いっきり炎に走って行き、ジャンプする、

そして炎の中に飛び込み、

一体化する!!!








37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 23:34:30.77 ID:NK6W6N6/0
「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」

ガソリンを湛えた荷台に向かって

俺は全力疾走をし、踏み切った!!!

見事に炎の中に入っている、

長年の夢だった精霊と一体化したのだった

炎の中にいる時は一瞬だったが

俺にはとても長く感じられ、とても幸せに

思うことができ、優越感に浸っていた。

しかし、大変な事が起きたのだった







39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 23:36:33.84 ID:NK6W6N6/0
俺は早く炎と一体化したかったからか、

かなり前で踏み切ってしまった。

そのせいで俺の両脚はガソリンの海へと入ってしまった。

もう、どうなったかは……分かるよな







42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 23:39:03.00 ID:NK6W6N6/0
両足が火だるまになったwwwww

けどその状態でも俺は中二病を貫き通した

熱くないだろ、俺は精霊に守られているのだから、と

しかし現実はそんなに甘くなかった。







45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 23:43:31.23 ID:NK6W6N6/0
冬場で長袖長ズボンだったから良かったが

とても熱かった、焼けそうだった

俺は脚の炎を消そうとして必死にバタつかせた

しかしまた不幸は起こる、

バタつかせすぎてガソリンを湛えた

荷台がダバぁしたのである

ガソリンは胸から下までかかり全身火だるまになった

身体が火だるまになり俺は何も出来なくなった







44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 23:39:26.93 ID:bP6nhwJg0
つまり炎と一体化したわけか






48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 23:48:08.90 ID:NK6W6N6/0
俺はもう精霊なんか考える余地も無く、

死にたくない一身で何とか火を消そうと頑張った

ここで救世主登場!!

「君!!!一体何を……ああ!!!!」

そこら辺を見回っていた警察の人が見つけてくれた

「待ってろ!!!!!」

警察の人は何故か消火器を持ってきて

俺に思いっきりぶっかけた……

俺は今、こうやって生きている、

あと少しでも遅れたら死んでたかも知れない

あの時助けてくれた警察の人、ありがとうございます

おしまい。

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51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 23:51:02.12 ID:Lxc9dip+O
>>48
事後談と現在の身体うpは当然ありますよね?






53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 23:52:12.00 ID:NK6W6N6/0
>>51
実際あの時は服だけが燃えたので火傷とか無いぞ?







54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 23:54:19.68 ID:Lxc9dip+O
>>53
なんだそうか
やっぱり精霊に護られてたんだな







58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 23:56:30.88 ID:NK6W6N6/0
>>54
上手いなwwwww







50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 23:50:14.33 ID:NK6W6N6/0
後日談聞きたい?






52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 23:51:27.62 ID:HG4CDP0l0
>>50
聞きたい聞きたい






56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 23:56:00.27 ID:NK6W6N6/0
後日談として俺はもう精霊なんかとは縁を切った

死にかけたからなwwwww

そして俺は精神科で精密な検査をした後、

二ヶ月の通院を余儀なくされた。

中学で同じクラスのやつらに会うと。

今でも火だるまと言われる、

もう今となっては黒歴史だけどなwwww

今はきちんと働けて、食えてますのでいい生活です。







55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 23:55:47.19 ID:k6Zy9oqq0
精霊に守られてたのはホントだったのか






57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 23:56:16.30 ID:NCDmROMf0
焼身自殺を疑われてもおかしくないぞ…

なんか妙に優しくされなかったか






59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 23:57:45.36 ID:NK6W6N6/0
>>57
実際あの後に精神科の先生に

焼身自殺にまで至った経緯は何ですか?

と聞かれて、戸惑ったぜwwwwwwww







65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/10(金) 00:01:05.21 ID:Q6mMqOTuP
焼身自殺とかよっぽどの覚悟がないとできないもんな...






46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 23:44:27.09 ID:k6Zy9oqq0
俺は炎ではないけど、
空を飛べるんだと思い込んでた頃はあったな
校舎の窓や、マンションのベランダから
よく身を乗り出してた
転落死してもおかしくないくらい思い込んでたわ
なんで死ななかったんだろ






21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 22:47:27.67 ID:cQ2qfmaZ0
まともな過去持ってる奴いねーのかよ






つらかった過去を手放す本

引用元:http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1368105532/

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