【火だるまからの生還】
1:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2013/05/09(木) 22:18:52.07
ID:NK6W6N6/0
書いてく
スペック
俺 現在24歳
中二の頃のスペック
長身 ガリ メガネ
中二当時は炎の精霊が俺に纏わり付いている
という設定で色々と痛い事をしてきた。
3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 22:24:07.95 ID:NK6W6N6/0
まずは中二病になった経緯
俺は小さい頃から何故か火が好きだったんだ
マッチやらライターやらをどこからか拾ってきては
部屋に置くのは小学生の頃からやっていたことだった
4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 22:25:50.33 ID:92f8u6Yr0
>>1
こいつジャンヌ・ダルクじゃね?
5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 22:27:02.17 ID:K6q/ADcE0
お前ネウロに出てただろ
6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 22:30:58.64 ID:NK6W6N6/0
ネウロなんか出てない
そして小学生の頃から集めていたマッチやライターなどは
押入れにしまっていて。
中一の冬に、それがひょっこりと出てきたわけだ。
「懐かしいなー」とか思い出に浸りながら
マッチやライターなどを眺めていた
7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 22:34:11.96 ID:NK6W6N6/0
そのとき、ふとマッチとライターを
つけてみたが、新しいことに気が付いた。
ライターの火が不発だったときは
マッチの火を近づけると
火がつくことを。
その瞬間、俺は、この現象は俺がやったのではなく
俺に憑いている炎の精霊のせいだと確信していたwwww
http://store.shopping.yahoo.co.jp/boox/bk-4775305441.html
8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 22:37:32.63 ID:mQ42ZOCH0
>>7
やべえわかるwwwwwwww
13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 22:38:57.33 ID:gwAn4hf/0
>>7
あるあるwwwwww
12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 22:38:55.09 ID:lJgFLVqK0
>>7
炎の精霊だよなやっぱwwwwwwww
16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 22:40:46.67 ID:NK6W6N6/0
中一の冬にそのようなことが発覚したので俺は
痛い事をしまくった。
冬休み、雪が外にとても積もっていて、
身動きが取れないほど
積もっているときに(俺は新潟)
「炎の精霊が憑いているから、絶対寒くない!!!」
とか言って半そで半ズボンで外に出て。
近所のババアにめちゃくちゃ怒られた。
とか、
水を張った風呂に入り(冷水)
「炎の精霊よ!今こそその力を我に!!!
風呂の水を沸騰させよ!!!」
とか言ってたりした
18: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:15) :2013/05/09(木) 22:43:06.63 ID:hWRJtm1e0
>>16
炎の精霊wwwww
19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 22:44:44.47 ID:NK6W6N6/0
実際は暖かくならずに
風邪を引いた。 このときはまだ俺が未熟で
あまり力を出す事が出来ないと思っていて
今度からはそんな無茶はやめようと思った。
しかし今度は力ではなく、炎を見ようとしていた
エイラのコピペではないが、
火を見ると安心するんだなwwwwww
※参考 影羅(エイラ)のコピペ
22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 22:48:55.82 ID:NK6W6N6/0
そんなことは飛ばしてくか。
そんなこんなで中二、ここで精霊が頭角を現し始めた
まずは俺がなんとなくTVを見ていると
「赤口の日は血や火などの
赤いものに注意する日だそうです」
と言われたので
赤口の日は一切外に出なかったwwwww
「俺は精霊がいるから炎が人々に災いを齎す、
家でゆっくりとしていよう……」
的なノリでwwwwww
24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 22:56:21.79 ID:NK6W6N6/0
理科の実験の時にも新しい発見が起きた
ガスバーナーで有機物を熱するとどうなるかという
実験でガスバーナーに火を着けた。
赤い火から青い火になった時にDQNが俺に言った
「おい、お前!火に触ってみろwwwwwwwwwwww」
ただのボケで言ったつもりだろうが
俺には精霊が憑いている。
コレは行ける!!!!!
俺は炎を手刀で切った……
焼けるかも知れない……と、思っていると。
「おお!!焼けていない!!!!コレはすげぇ!!!」
思わず声に出してしまった
26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 23:01:15.19 ID:NK6W6N6/0
本題に入る
俺は炎の中に入っても大丈夫な特別な存在となり。
精霊の力をコントロール出来ることがわかった。
俺は壮大なことを考えるようになった。
巨大な炎の中を全力疾走して
炎に包まれたい、炎と一体化したい!!!
こんな馬鹿げた事を考える事を始めたのである。
28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 23:06:38.67 ID:NK6W6N6/0
まずはどうすれば炎の中に入れるかを考えた。
一番手っ取り早いのはドラマとかでよく見る
家に残された子供などを助けに
燃え盛る火の中に入っていく事だ。
しかしそんな都合のいいように火事は起きない。
そんな中、俺が深夜、部屋の中で
アルコールランプの火を見つめていると
けたたましい音がなったのである。
どうやら歩いて五分くらいの所で火事があったようだ。
自分の家からでも分かる
「うっひょっひょおおおおおお!!!!」
意味の分からないほどハイテンションで外に飛び出し。
現場に走った。
29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 23:12:04.28 ID:NK6W6N6/0
現場に着くともう野次馬が十人くらい来ていた。
そして、その家の人が外にいたが、
別段なかに人が取り残されてもいなかった
しかし俺の脚は止まらない
「うおおおおおおおおおおおおおお!!!!
俺はぁぁぁぁぁぁぁくぁ!!!
炎に!!!!!
入るぞ大オオ大尾おお!!!!!!!!」
叫びながら燃え盛る家に入ろうとした瞬間。
「おまえは死にたいのかあああああああ!!!!!」
鬼のような顔をした。消防の人に思いっきり殴られた
30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 23:14:24.30 ID:NK6W6N6/0
ほどなくして親に連れられ
朝までこってりと怒られた。
しかし中二病の俺は炎に入る方法を
模索していた。
31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 23:16:30.42 ID:Oefm4XEV0
なんだこれワロタ
32: 忍法帖【Lv=22,xxxPT】(1+0:15) :2013/05/09(木) 23:19:18.54 ID:NK6W6N6/0
そしてまた炎に包まれる方法を編み出したのだ
ガソリンに火を着け、その炎の中を全力疾走する
という方法だった。
その方法を編み出した瞬間から俺の精霊が
実行に移した。
ガソリンは非常時のための携行缶のを使うようにした
33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 23:22:05.99 ID:HG4CDP0l0
>>32
いきなりダイナミックになったなw
34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 23:24:27.54 ID:NK6W6N6/0
その携行缶を手に持ち、俺は河原に向かった
橋の下に十分なスペースがあったので
そこで炎に包まれようとした。
ガソリンを入れるようなプールのようなものを探していると
そいつはすぐに見つかった
工事現場などで砂などを運ぶ
一輪車の荷台が転がっていた
穴などは無く。
きちんとガソリンを貯められそうだった
「コレで…お前と一緒になれるな…へへへへへ!!!」
荷台の部分にガソリンを並々と入れた俺は
それに火を放った。
35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 23:28:25.60 ID:NK6W6N6/0
火を放った瞬間に巨大な火柱が立った
俺の身長を有に越す3mほどの火柱だった。
赤くゆらゆらと揺れる炎、
その妖しい物はとても魅力的だった
西日も翳ってきて黄昏に染まる空、
俺の前にはゆらゆら揺れる炎。
俺は炎と一体化するときが来たと確信した。
36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 23:30:57.23 ID:NK6W6N6/0
俺は一瞬でどのように一体化するかを考えたが、
答えはすぐに出た、
思いっきり炎に走って行き、ジャンプする、
そして炎の中に飛び込み、
一体化する!!!
と
37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 23:34:30.77 ID:NK6W6N6/0
「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」
ガソリンを湛えた荷台に向かって
俺は全力疾走をし、踏み切った!!!
見事に炎の中に入っている、
長年の夢だった精霊と一体化したのだった
炎の中にいる時は一瞬だったが
俺にはとても長く感じられ、とても幸せに
思うことができ、優越感に浸っていた。
しかし、大変な事が起きたのだった
39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 23:36:33.84 ID:NK6W6N6/0
俺は早く炎と一体化したかったからか、
かなり前で踏み切ってしまった。
そのせいで俺の両脚はガソリンの海へと入ってしまった。
もう、どうなったかは……分かるよな
42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 23:39:03.00 ID:NK6W6N6/0
両足が火だるまになったwwwww
けどその状態でも俺は中二病を貫き通した
熱くないだろ、俺は精霊に守られているのだから、と
しかし現実はそんなに甘くなかった。
45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 23:43:31.23 ID:NK6W6N6/0
冬場で長袖長ズボンだったから良かったが
とても熱かった、焼けそうだった
俺は脚の炎を消そうとして必死にバタつかせた
しかしまた不幸は起こる、
バタつかせすぎてガソリンを湛えた
荷台がダバぁしたのである
ガソリンは胸から下までかかり全身火だるまになった
身体が火だるまになり俺は何も出来なくなった
44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 23:39:26.93 ID:bP6nhwJg0
つまり炎と一体化したわけか
48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 23:48:08.90 ID:NK6W6N6/0
俺はもう精霊なんか考える余地も無く、
死にたくない一身で何とか火を消そうと頑張った
ここで救世主登場!!
「君!!!一体何を……ああ!!!!」
そこら辺を見回っていた警察の人が見つけてくれた
「待ってろ!!!!!」
警察の人は何故か消火器を持ってきて
俺に思いっきりぶっかけた……
俺は今、こうやって生きている、
あと少しでも遅れたら死んでたかも知れない
あの時助けてくれた警察の人、ありがとうございます
おしまい。
http://store.shopping.yahoo.co.jp/ikeya/asby-3875-070928.html
51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 23:51:02.12 ID:Lxc9dip+O
>>48
事後談と現在の身体うpは当然ありますよね?
53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 23:52:12.00 ID:NK6W6N6/0
>>51
実際あの時は服だけが燃えたので火傷とか無いぞ?
54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 23:54:19.68 ID:Lxc9dip+O
>>53
なんだそうか
やっぱり精霊に護られてたんだな
58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 23:56:30.88 ID:NK6W6N6/0
>>54
上手いなwwwww
50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 23:50:14.33 ID:NK6W6N6/0
後日談聞きたい?
52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 23:51:27.62 ID:HG4CDP0l0
>>50
聞きたい聞きたい
56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 23:56:00.27 ID:NK6W6N6/0
後日談として俺はもう精霊なんかとは縁を切った
死にかけたからなwwwww
そして俺は精神科で精密な検査をした後、
二ヶ月の通院を余儀なくされた。
中学で同じクラスのやつらに会うと。
今でも火だるまと言われる、
もう今となっては黒歴史だけどなwwww
今はきちんと働けて、食えてますのでいい生活です。
55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 23:55:47.19 ID:k6Zy9oqq0
精霊に守られてたのはホントだったのか
57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 23:56:16.30 ID:NCDmROMf0
焼身自殺を疑われてもおかしくないぞ…
なんか妙に優しくされなかったか
59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 23:57:45.36 ID:NK6W6N6/0
>>57
実際あの後に精神科の先生に
焼身自殺にまで至った経緯は何ですか?
と聞かれて、戸惑ったぜwwwwwwww
65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/10(金) 00:01:05.21 ID:Q6mMqOTuP
焼身自殺とかよっぽどの覚悟がないとできないもんな...
46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 23:44:27.09 ID:k6Zy9oqq0
俺は炎ではないけど、
空を飛べるんだと思い込んでた頃はあったな
校舎の窓や、マンションのベランダから
よく身を乗り出してた
転落死してもおかしくないくらい思い込んでたわ
なんで死ななかったんだろ
21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 22:47:27.67 ID:cQ2qfmaZ0
まともな過去持ってる奴いねーのかよ
つらかった過去を手放す本
引用元:http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1368105532/
書いてく
スペック
俺 現在24歳
中二の頃のスペック
長身 ガリ メガネ
中二当時は炎の精霊が俺に纏わり付いている
という設定で色々と痛い事をしてきた。
3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 22:24:07.95 ID:NK6W6N6/0
まずは中二病になった経緯
俺は小さい頃から何故か火が好きだったんだ
マッチやらライターやらをどこからか拾ってきては
部屋に置くのは小学生の頃からやっていたことだった
4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 22:25:50.33 ID:92f8u6Yr0
>>1
こいつジャンヌ・ダルクじゃね?
5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 22:27:02.17 ID:K6q/ADcE0
お前ネウロに出てただろ
6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 22:30:58.64 ID:NK6W6N6/0
ネウロなんか出てない
そして小学生の頃から集めていたマッチやライターなどは
押入れにしまっていて。
中一の冬に、それがひょっこりと出てきたわけだ。
「懐かしいなー」とか思い出に浸りながら
マッチやライターなどを眺めていた
7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 22:34:11.96 ID:NK6W6N6/0
そのとき、ふとマッチとライターを
つけてみたが、新しいことに気が付いた。
ライターの火が不発だったときは
マッチの火を近づけると
火がつくことを。
その瞬間、俺は、この現象は俺がやったのではなく
俺に憑いている炎の精霊のせいだと確信していたwwww
http://store.shopping.yahoo.co.jp/boox/bk-4775305441.html
8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 22:37:32.63 ID:mQ42ZOCH0
>>7
やべえわかるwwwwwwww
13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 22:38:57.33 ID:gwAn4hf/0
>>7
あるあるwwwwww
12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 22:38:55.09 ID:lJgFLVqK0
>>7
炎の精霊だよなやっぱwwwwwwww
16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 22:40:46.67 ID:NK6W6N6/0
中一の冬にそのようなことが発覚したので俺は
痛い事をしまくった。
冬休み、雪が外にとても積もっていて、
身動きが取れないほど
積もっているときに(俺は新潟)
「炎の精霊が憑いているから、絶対寒くない!!!」
とか言って半そで半ズボンで外に出て。
近所のババアにめちゃくちゃ怒られた。
とか、
水を張った風呂に入り(冷水)
「炎の精霊よ!今こそその力を我に!!!
風呂の水を沸騰させよ!!!」
とか言ってたりした
18: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:15) :2013/05/09(木) 22:43:06.63 ID:hWRJtm1e0
>>16
炎の精霊wwwww
19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 22:44:44.47 ID:NK6W6N6/0
実際は暖かくならずに
風邪を引いた。 このときはまだ俺が未熟で
あまり力を出す事が出来ないと思っていて
今度からはそんな無茶はやめようと思った。
しかし今度は力ではなく、炎を見ようとしていた
エイラのコピペではないが、
火を見ると安心するんだなwwwwww
※参考 影羅(エイラ)のコピペ
22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 22:48:55.82 ID:NK6W6N6/0
そんなことは飛ばしてくか。
そんなこんなで中二、ここで精霊が頭角を現し始めた
まずは俺がなんとなくTVを見ていると
「赤口の日は血や火などの
赤いものに注意する日だそうです」
と言われたので
赤口の日は一切外に出なかったwwwww
「俺は精霊がいるから炎が人々に災いを齎す、
家でゆっくりとしていよう……」
的なノリでwwwwww
24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 22:56:21.79 ID:NK6W6N6/0
理科の実験の時にも新しい発見が起きた
ガスバーナーで有機物を熱するとどうなるかという
実験でガスバーナーに火を着けた。
赤い火から青い火になった時にDQNが俺に言った
「おい、お前!火に触ってみろwwwwwwwwwwww」
ただのボケで言ったつもりだろうが
俺には精霊が憑いている。
コレは行ける!!!!!
俺は炎を手刀で切った……
焼けるかも知れない……と、思っていると。
「おお!!焼けていない!!!!コレはすげぇ!!!」
思わず声に出してしまった
26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 23:01:15.19 ID:NK6W6N6/0
本題に入る
俺は炎の中に入っても大丈夫な特別な存在となり。
精霊の力をコントロール出来ることがわかった。
俺は壮大なことを考えるようになった。
巨大な炎の中を全力疾走して
炎に包まれたい、炎と一体化したい!!!
こんな馬鹿げた事を考える事を始めたのである。
28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 23:06:38.67 ID:NK6W6N6/0
まずはどうすれば炎の中に入れるかを考えた。
一番手っ取り早いのはドラマとかでよく見る
家に残された子供などを助けに
燃え盛る火の中に入っていく事だ。
しかしそんな都合のいいように火事は起きない。
そんな中、俺が深夜、部屋の中で
アルコールランプの火を見つめていると
けたたましい音がなったのである。
どうやら歩いて五分くらいの所で火事があったようだ。
自分の家からでも分かる
「うっひょっひょおおおおおお!!!!」
意味の分からないほどハイテンションで外に飛び出し。
現場に走った。
29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 23:12:04.28 ID:NK6W6N6/0
現場に着くともう野次馬が十人くらい来ていた。
そして、その家の人が外にいたが、
別段なかに人が取り残されてもいなかった
しかし俺の脚は止まらない
「うおおおおおおおおおおおおおお!!!!
俺はぁぁぁぁぁぁぁくぁ!!!
炎に!!!!!
入るぞ大オオ大尾おお!!!!!!!!」
叫びながら燃え盛る家に入ろうとした瞬間。
「おまえは死にたいのかあああああああ!!!!!」
鬼のような顔をした。消防の人に思いっきり殴られた
30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 23:14:24.30 ID:NK6W6N6/0
ほどなくして親に連れられ
朝までこってりと怒られた。
しかし中二病の俺は炎に入る方法を
模索していた。
31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 23:16:30.42 ID:Oefm4XEV0
なんだこれワロタ
32: 忍法帖【Lv=22,xxxPT】(1+0:15) :2013/05/09(木) 23:19:18.54 ID:NK6W6N6/0
そしてまた炎に包まれる方法を編み出したのだ
ガソリンに火を着け、その炎の中を全力疾走する
という方法だった。
その方法を編み出した瞬間から俺の精霊が
実行に移した。
ガソリンは非常時のための携行缶のを使うようにした
33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 23:22:05.99 ID:HG4CDP0l0
>>32
いきなりダイナミックになったなw
34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 23:24:27.54 ID:NK6W6N6/0
その携行缶を手に持ち、俺は河原に向かった
橋の下に十分なスペースがあったので
そこで炎に包まれようとした。
ガソリンを入れるようなプールのようなものを探していると
そいつはすぐに見つかった
工事現場などで砂などを運ぶ
一輪車の荷台が転がっていた
穴などは無く。
きちんとガソリンを貯められそうだった
「コレで…お前と一緒になれるな…へへへへへ!!!」
荷台の部分にガソリンを並々と入れた俺は
それに火を放った。
35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 23:28:25.60 ID:NK6W6N6/0
火を放った瞬間に巨大な火柱が立った
俺の身長を有に越す3mほどの火柱だった。
赤くゆらゆらと揺れる炎、
その妖しい物はとても魅力的だった
西日も翳ってきて黄昏に染まる空、
俺の前にはゆらゆら揺れる炎。
俺は炎と一体化するときが来たと確信した。
36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 23:30:57.23 ID:NK6W6N6/0
俺は一瞬でどのように一体化するかを考えたが、
答えはすぐに出た、
思いっきり炎に走って行き、ジャンプする、
そして炎の中に飛び込み、
一体化する!!!
と
37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 23:34:30.77 ID:NK6W6N6/0
「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」
ガソリンを湛えた荷台に向かって
俺は全力疾走をし、踏み切った!!!
見事に炎の中に入っている、
長年の夢だった精霊と一体化したのだった
炎の中にいる時は一瞬だったが
俺にはとても長く感じられ、とても幸せに
思うことができ、優越感に浸っていた。
しかし、大変な事が起きたのだった
39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 23:36:33.84 ID:NK6W6N6/0
俺は早く炎と一体化したかったからか、
かなり前で踏み切ってしまった。
そのせいで俺の両脚はガソリンの海へと入ってしまった。
もう、どうなったかは……分かるよな
42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 23:39:03.00 ID:NK6W6N6/0
両足が火だるまになったwwwww
けどその状態でも俺は中二病を貫き通した
熱くないだろ、俺は精霊に守られているのだから、と
しかし現実はそんなに甘くなかった。
45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 23:43:31.23 ID:NK6W6N6/0
冬場で長袖長ズボンだったから良かったが
とても熱かった、焼けそうだった
俺は脚の炎を消そうとして必死にバタつかせた
しかしまた不幸は起こる、
バタつかせすぎてガソリンを湛えた
荷台がダバぁしたのである
ガソリンは胸から下までかかり全身火だるまになった
身体が火だるまになり俺は何も出来なくなった
44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 23:39:26.93 ID:bP6nhwJg0
つまり炎と一体化したわけか
48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 23:48:08.90 ID:NK6W6N6/0
俺はもう精霊なんか考える余地も無く、
死にたくない一身で何とか火を消そうと頑張った
ここで救世主登場!!
「君!!!一体何を……ああ!!!!」
そこら辺を見回っていた警察の人が見つけてくれた
「待ってろ!!!!!」
警察の人は何故か消火器を持ってきて
俺に思いっきりぶっかけた……
俺は今、こうやって生きている、
あと少しでも遅れたら死んでたかも知れない
あの時助けてくれた警察の人、ありがとうございます
おしまい。
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51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 23:51:02.12 ID:Lxc9dip+O
>>48
事後談と現在の身体うpは当然ありますよね?
53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 23:52:12.00 ID:NK6W6N6/0
>>51
実際あの時は服だけが燃えたので火傷とか無いぞ?
54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 23:54:19.68 ID:Lxc9dip+O
>>53
なんだそうか
やっぱり精霊に護られてたんだな
58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 23:56:30.88 ID:NK6W6N6/0
>>54
上手いなwwwww
50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 23:50:14.33 ID:NK6W6N6/0
後日談聞きたい?
52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 23:51:27.62 ID:HG4CDP0l0
>>50
聞きたい聞きたい
56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 23:56:00.27 ID:NK6W6N6/0
後日談として俺はもう精霊なんかとは縁を切った
死にかけたからなwwwww
そして俺は精神科で精密な検査をした後、
二ヶ月の通院を余儀なくされた。
中学で同じクラスのやつらに会うと。
今でも火だるまと言われる、
もう今となっては黒歴史だけどなwwww
今はきちんと働けて、食えてますのでいい生活です。
55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 23:55:47.19 ID:k6Zy9oqq0
精霊に守られてたのはホントだったのか
57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 23:56:16.30 ID:NCDmROMf0
焼身自殺を疑われてもおかしくないぞ…
なんか妙に優しくされなかったか
59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 23:57:45.36 ID:NK6W6N6/0
>>57
実際あの後に精神科の先生に
焼身自殺にまで至った経緯は何ですか?
と聞かれて、戸惑ったぜwwwwwwww
65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/10(金) 00:01:05.21 ID:Q6mMqOTuP
焼身自殺とかよっぽどの覚悟がないとできないもんな...
46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 23:44:27.09 ID:k6Zy9oqq0
俺は炎ではないけど、
空を飛べるんだと思い込んでた頃はあったな
校舎の窓や、マンションのベランダから
よく身を乗り出してた
転落死してもおかしくないくらい思い込んでたわ
なんで死ななかったんだろ
21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/05/09(木) 22:47:27.67 ID:cQ2qfmaZ0
まともな過去持ってる奴いねーのかよ
つらかった過去を手放す本
引用元:http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1368105532/