スポンサー8社が全てCM放送を見合わせたことでも話題となりましたが、そのCM枠の料金は1クールで1社1億円なのだそうです。
8社で計8億円になるのですが、どの企業もスポンサーを降りたわけではないため、基本的に自粛した分のCM料金は返ってこないとか。
そのことで、スポンサーから不満が噴出しているというのです。→ Geinou Ranking
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『明日、ママがいない』、予想外といいますか、視聴率苦戦しているみたいですね。
第1話が14.0%で始まり、話題になったにもかかわらず2話で13.5%に低下。
第3話では15.0%まで上げたものの、昨日放送の第5話は13.1%とこれまでで最低を記録してしまいました。
話題になっているから気になって見てみたという人は一定数いるはず、と考えると、こんな風に話題にならなかったらもっと視聴率は下がってしまっていたのかも…とも思えますね。
とはいえ、今クールの平均視聴率ランキングを見ると、現時点では『相棒』(テレビ朝日)『S -最後の警官-』(TBS)に次いで3位というなかなかの好位置です。
スポンサーのCM放送自粛という事態には陥ったものの、結局視聴率は稼げた日テレ大勝利、ということになるのでしょうか。
実は、CMの放送自粛は、日テレ側には金銭的なデメリットはないらしいのです。
(以下引用)
「自社CMをACに切り替えるのは、あくまでスポンサー側の判断。
ですから、たとえCMが流れなくても、スポンサー料は契約通り支払われることになります」(広告代理店社員)
(以上引用 週刊新潮)
少し前、高須クリニックの院長・高須克弥氏が、このドラマのスポンサーが降りるなら僕が全枠を買う!とツイートして話題になりました。
しかし、結局他のスポンサーとの兼ね合いでうまくいかなかったとのこと。
→ 高須院長、「明日ママ」スポンサー断られた! 「スポンサー企業に同情」
つまり、『明日、ママがいない』のスポンサーは、スポンサーを降りたわけではなく、CMを流すのを自粛しただけでスポンサー料は契約通り支払っていたんですね。
しかし、お金だけ払ってCMを流さないというのはいかにも企業側に不利なように思えるのですが…。
(以下引用)
「ドラマのスポンサー枠は通常、2クール以上の単位で契約します。
今回のスポンサー8社も、『明日ママ』だけを買ったわけではないので、契約解除すると次クール分が丸損になってしまいます」(先の広告代理店関係者)
(以上引用 週刊新潮)
次クールのドラマは当たるかもしれないし、せっかく買った広告枠を手放したくない、ということなんでしょうか。
それにしても、2クールで契約していたとして、契約料の半分をどぶに捨てるのと同じことになってしまうのですが、スポンサー側に不満はないのでしょうか。
(以下引用)
「東日本大震災の時も当時のご時勢でCMを“AC対応”に切り替えたし、弊社の不祥事でCM自粛することだってありえます。
でも、今回は日テレさんの不祥事とはいえないまでも、あちらが原因なのは明白です」
と、某スポンサー幹部は憤懣やるかたないご様子。
「既に支払った分もありますが、今後の支払いに関しては日テレさんと交渉中です。
だって、テレビ局側に責任がないなんて馬鹿げてるじゃないですか」(同)
スポンサー陣営から、“金返せ”コールが巻き起こり始めているのだ。
(以上引用 週刊新潮)
まあ、そうなりますよね。
さて、このスポンサーの声に対する日テレの対応は…。
(以下引用)
「企業は『明日ママ』ではなく“水曜22時枠”を買っています。
この“座席”を手放してしまうのはもったいないので、おそらく降板はしない。
ただ、局側もある程度の減額に応じざるを得ないでしょう」((上智大学・碓井広義教授)
“払戻金”はいかほどか。
「この枠は1クール1社1億円で計8社。
そこから代理店が抜いて、局に約6億円入ります。
第3回から最終回まで7回分全額の“返金”となると、局は5億円弱の痛手になりますが、不祥事ではないのでさすがにそれはない。
実際は、代理店のとりなしで5割引、あとは別番組のスポットCMで補填、といったあたりが落としどころになるのでは」(広告代理店)
(以上引用 週刊新潮)
テレビ局って、ドラマを1クール放送するだけで6億円の広告収入があるんですね。
ちなみに、そのドラマを制作するのにどれくらいのお金をかけているかというと…。
→ テレビ番組制作のお値段大公開!みなおかは4千万、昼ドラは3百万、韓流ドラマは大暴落…
こちらは13年1月の記事ですが、これによると日テレのドラマは大体1話2000万円かけているそうです。
連ドラは大体全9話〜11話くらい放送しますが、『明日ママ』は全9話だそうなので、2000万×9=1億8000万円。
残りの4億2000万円が局の収入、ということになるのでしょうか。
水曜22時枠はゴールデンタイムですから、全時間帯がここまでの収入になるわけではないでしょうけど、テレビってもーかるんですね。
企業側から見てみると、ドラマの1クールといったら3カ月ですから、年間で4クール。
もし年間で水曜22時枠に提供を入れると、年間4億円のお金がかかっている、ということになるんですね。
『明日ママ』的なトラブルがあっても枠を手放したくないということは、それだけテレビCMによる効果は大きいということなんでしょう。
そして、別番組のスポットCMで補填するということは、企業にとっても、お金で返してもらうよりCMを流してもらった方が旨味が大きい、ということ。
騒動が起こってからポッと出て来た高須院長が袖にされるわけですね。
本来は、高須院長のように、番組内容に共感して提供する方が自然な形のような気はしますが。
結局、様々な議論をうんだこの騒動も、日テレ側が折れて終息となりそうです。
→ 明日、ママがいない打ち切りでは無く内容変更で放送を継続…病院側の勝利
病院側は放送を見守ることにしたそうですが、提供はいつ頃復活するのでしょうか。
※この騒動に対する世間の声は…ちょっと面白い結果になってます。
結局、騒いでるのは一部の人だけ、なのかもしれません。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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