作曲ねつ造問題で揺れる、耳の聞こえないという作曲家・佐村河内守(さむらごうち・まもる 50才)
氏が受賞した「広島市民賞」が取り消しとなったことがわかりました。
画像:【佐村河内守】
http://www.daily.co.jp/gossip/2014/02/05/p1_0006687539.shtml
佐村河内氏は2008年11月、「自らの苦という闇と原爆の闇を重ね合わせながら、被爆体験の継承と
核兵器の廃絶への思いを込めた」という「交響曲第1番 HIROSHIMA」を作曲したことで出身地の広
島市から市民賞を受賞していました。
画像:【「交響曲第1番HIROSHIMA」】
6日、佐村河内氏の代理人の弁護士から広島市役所へ連絡があり、
「賞の返上を申し出たい。平和や被爆への思いを持って活動してきたことにうそはないが、ゴーストライターが作曲していたことは、広島市や市民に大変申し訳なく思っており、深く反省している」
と伝えてきたとのこと。
同日、広島市は佐村河内氏の「広島市民賞」を取り消すと発表しました。
市の担当者は
「裏切られた形となり、本当に残念」
「交響曲第1番 HIROSHIMA」を初めて演奏した広島交響楽団の井形健児事務局長は
「事実だとすれば、あきれて言葉もない。被爆者や広島の平和への願いを売り物にし、人道的に一番やってはいけないことをした」と嘆いた。楽団は、5月に山口県で予定していたこの曲の演奏中止を決めた。「HIROSHIMAはもう演奏できない曲になってしまった」
2008年に佐村河内さんと同時に「広島市民賞」を受賞した映画美術監督の部谷京子さんは
「今回の騒動を知り、何かの間違いだろうと思ったが、(ゴーストライターの)新垣さんの会見で、あの曲が広島のために作られたものではないと知り、とてもショックを受けている」
とそれぞれ話しています。
ねつ造されたともいえる「交響曲第1番 HIROSHIMA」は18万枚を超えるヒットとなりました。
佐村河内氏は広島生まれの被爆2世で両耳が聞こえないとされていますが、18年前から作曲をゴースト
ライターで桐朋学園大非常勤講師の新垣隆(にいがきたかし 43才)氏が代わりに行っていたことが明らか
となり、大きな騒動となっています。
画像:【新垣隆】
http://news.livedoor.com/article/image_detail/8510459/?img_id=6015089
佐村河内守の「広島市民賞」取り消しですか・・
批判と会見を開くべきとの声が高まっていますが、どうなるのでしょうか・・