前モデルの SoundLink Bluetooth Mobile speaker II は、お弁当箱ほどの大きさながら迫力ある音を出すところが好評でした。やや後方に傾斜した直方体デザインも BOSE らしく、折りたたみ式のスタンドにもなるカバーにより使い勝手も良くできていました。
新モデル SoundLink Bluetooth Speaker III は、デザインをよりスタンダードにまとめ、直立したボックスタイプとなりました。スタンドを兼ねていたカバーは別売りとなるかわりに、5色のカラーバリエーションを用意。ユーザーの好みに合わせて選べるようになっています。 ドライバーにはネオジムマグネットを採用し、4スピーカー構成を採用。DSP や独自設計の「デュアル・オポージング・パッシブ・ラジエーター」などは先代からそのまま引き継いでいます。
バッテリーは通常の音量なら約14時間の連続再生が可能。Bluetooth に対応するプレーヤーとのペアリング情報は6台まで登録しておけます。また、Bluetooth 非対応のプレーヤーのために 3.5mm ミニジャックの AUX 入力も装備します。
本体サイズは 幅256 x 高さ132 x 厚さ48mm。重さ1.37kg。本体カラーはシルバーのみですが、別売りの専用保護カバーはグレー、ブルー、オレンジ、グリーン、ピンクのなかから選択できます。
発売日は2月14日。価格は3万1500円。保護カバーは各4200円です。
先代機では、音量が大きくなるにつれ音が薄っぺらくなるという指摘もありました。今回は特にそのあたりを改善したようで、SoundLink Bluetooth Speaker III のサウンドは BOSE いわく「大音量でもより自然でバランスのとれた音質」で、「史上最高のパフォーマンスを誇る」とのこと。サイズに合わない豊かな低音が売りの BOSE としては、薄っぺらいと言われて黙ってはいられなかったようです。