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http://japanese.engadget.com/2014/02/07/9-2-exilim-ex-100-10-7-f2-8-9/


カシオから9連写2軸ブラケティング搭載のフラッグシップ EXILIM EX-100。光学10.7倍ズーム全域F2.8、約9万円 - Engadget Japanese


カシオ計算機は、10.7倍光学ズームに、1度の撮影で9枚の表現の異なる写真が連写できる2軸ブラケティング 機能を搭載するEXILIMシリーズのデジタルカメラ EX-100 を発表しました。3月下旬発売。ハイスピードエクシリムシリーズのフラッグシップモデルにあたり、価格は約9万円。  


ブラケティング機能とは、撮影露出などを変化させて複数の画像を撮影する方法です。フィルムカメラ時代からある撮影手法で、たとえば、ポジフィルム(リバーサルフィルム)で前後1段ないし2段分露出を明るめと暗めの撮影する。絞り込んでピントが合っているように見える範囲を増やしたり、反対に絞りを開放寄りにしてボケ味を調整したりする。といったように、ようするに撮影者の意図に近い写真を得るために、撮影にバリエーションをつけることを意味します。

2軸ブラケティング機能とは、「フォーカスと絞り」や「ホワイトバランスと明るさ」といった2つの撮影パラメーターを3段階変化させて、合計9枚の雰囲気の異なる写真を連写するという機能です。



ズーム機能を重視したEX-100では、光学ズーム10.7倍、35mmフィルムカメラ換算で約28〜300mと望遠が得意な設計。レンズの明るさを示すF値は全域でF2.8と、望遠側では特に明るいレンズで、より速いシャッタースピードで撮影しやすくなっています。手ぶれ補正機能はレンズシフト方式。なお、最短撮影距離は広角側で5cm〜、望遠側で50cm〜。ボケ味が楽しめるとしています。

12.1MP、1/1.7型裏面照射型CMOSセンサー、画像処理エンジンはEXILIMエンジンHS Ver.3 ADVANCEを採用。2つのCPUと2つのISP( Image Signal Processor)を備えるデュアルパイプライン処理回路とDRP(Dynamic Reconfigurable Processor)を搭載します。





3.5インチ、チルト式モニターを搭載し、ハイアングル撮影やローアングル撮影に対応。撮影ビューにはあらたに、1列の小さいサムネイルの上に大きな1枚の写真を表示する列表示モードが追加されました。ファインダーには4つの設定値をインジケーター表示する機能も加わりました。

レンズの周囲には、ファンクションリングを備え、ズームや絞り、シャッター速度など、よく使う機能が割当可能。ローアングル撮影やハイアングル撮影時にシャッターが切りやすいよう、フロントシャッターも備えています。このほか、本体背面には自立するキックスタンドを配しており、ハンズフリーで自分撮りが可能です。



動画撮影機能は、フルHDの30fpsに対応。フレームレートは撮影サイズによって変わり、120fps、240fps、最高で1000fpsに対応。WiFiも利用可能。大きさは119.9 x 67.9 x 50.5mm、重さは389g。