2014年02月07日

【艦これ】　電探同人誌「電これ改～電探これくしょん～」　電探の開発史などの解説本

サークルC-Asternの艦これ電探同人誌『電これ改～電探これくしょん～』が、ZIN秋葉原店に6日に入荷した。「電波・レーダーの基礎」から始まり、「海外でのレーダー開発」、「日本での電波兵器開発」、「日本の電波兵器あれこれ」、「各電探性能表」（もくじ）を書れた『艦これに登場するレーダーを中心とした開発史などの解説本』とのこと。

サークルC-Asternの艦これ電探同人誌「電これ改～電探これくしょん～」

日本での電探兵器開発　電波探信儀　「電離層の発見以来、陸海軍はそれぞれ観測所を立て、海軍では150ｍ波と75ｍ波の波長を使い、データを集めだしました」

各電探性能表“一三号電探” 沼津市明治史料館の実物。最大有効距離　編隊：100km
「人力搬送可能なまでに極力小型化し、最前線において道路がない所でも運搬し
かつ簡単に整備して作動するように設計された」

サークルC-Asternの砲雷撃戦!よーい!六戦目!新刊、艦これ電探同人誌『電これ改～電探これくしょん～』が、COMIC ZIN秋葉原店に6日に入荷した（ZIN専売）。

サークルさんのコメントは『艦これに登場する旧日本海軍のレーダーを中心とした開発史などの解説本です』で、「電波・レーダーの基礎」から始まり、「海外でのレーダー開発」、「日本での電波兵器開発」、「日本の電波兵器あれこれ」、「各電探性能表」についてを書かれ（もくじ）し、十三号電探・十四号電探・二一号電探・二二号電探・三二号電探の周波数・重量・特徴などの各電探のスペックを挿絵や写真入りで解説された同人誌。

例えば「日本での電波兵器開発」の項目では『電離層の発見以来、陸海軍はそれぞれ観測所を立て、海軍では150ｍ波（2MHｚ）と75ｍ波（4MHｚ）の波長を使い、データを集めだしました』、『海技研電気部第一課主任だった谷惠吉郎大佐が、各技術分野の意見を統合して、「これまでの研究で確立された技術を集大成すれば新しい索敵兵器が実現できる」との結論を出しました』、『が、それ対して部長が「敵前で電波を発射して策敵するのは闇夜に提灯で物を探すようなもの、探すより先に敵に逆探知される。敵前で電波を発射するなど帝国海軍の伝統、奇襲攻撃には不適である。ノクトビジョン（暗視装置）の研究のほうが重要である」と一蹴しました』などなど。

なお、同人誌『電これ改～電探これくしょん～』のあとがきで、サークルC-Asternの名城ミヤコ氏は『この本は昨年11月の砲雷撃戦！よーい！五戦目！で出した「電これ」の増補改訂版になります』、『今回本書を作るにあたり、旧日本軍のレーダーに関する書籍というのは数えるほどしかない』などを書かれている。

サークルC-Astern / COMIC　ZIN通販（専売）